最近沖縄に暮らし始めることなった友人がいるのだが、それが羨ましくてしょうがなかったりする。俺はサーフィンもダイビングもやらない超インドア派なので、そういう沖縄らしい部分で楽しそうだなぁとか思っているわけではないんだけど、「沖縄に住む。何かイイ!」っていう具体性のないイメージだけが先行してしまい、妄想にも似たやっかみを感じている。別に対抗しようとしたわけではないけど、「俺の住んでいる場所だって楽しいんだ」って言うことを確認しようと街を散策することにした。まぁ、単純に天気が良く気温も穏やか、絶好の散策日和だったからってのもあるんだけどね。そうは言いつつ、家を出たら駅まで一直線。自分の住んでいる横浜ではなく東京に向かう。新宿駅方面に行くか東京駅方面に行くかちょっと迷ったけど、最終的に東京方面に行くことにした。東京方面には秋葉原もあるし。
基本的に東京駅には(俺にとって)見る所はないので、秋葉原を基点に散歩することにした。まずはアキバ周辺を見てまわることにしたのだが、ただ中央通りを歩いてもしょうがないので、裏通りを歩く。表通りに比べて怪しげな雰囲気が漂っていてディープな雰囲気が残っている。古参アキバ人は「これこそがアキバなんだよ!何だ今の中央通りは!」とか思っているんだろうか。そんなことを考えながら一軒のゲーセンが目に止まったのでふらりと入ってみることにした。
ゲーセンはアキバにある一般的な感じのゲーセン。4階建てで、ゲーセンとしては中々の規模だと思うけど、アキバでは普通に感じてしまうところはさすがだよね。ウロウロしていたら外国人旅行者(オタクっぽい大学生風)のグループを発見。日本のゲーム文化の先進性に驚愕している様子だった。日本人としてちょっと誇らしい気分になったと同時に、「なんでアキバに吸い寄せられる人間は世界レベルで共通性があるんだろう」と不思議に感じたよ。一見するだけ「同じニオイ」が嗅ぎとれるんだよなぁ…。
今回入ったゲーセンではたまたま「オトメディウス」のロケテストが行われていた。オトメディウスとは「オトメ+グラディウス」で要するに萌え絵なグラディウスだ。吉崎観音イラストの女の子がシューティングするゲーム。昨今のシューティング界で主流になっている萌え路線にしっかりと乗っかっている。けっこうな人だかりになっていたので俺はやらずに退散。
ゲーセンを後にして再びウロウロを開始する。オトメディウスじゃないけど、歩きながら改めて街に蔓延する「萌え」の多さに感心する。どんな種別の店、どんな物を売っている店でも女の子のイラストのような何かしらの「萌えポイント」があるんだよ。あとメイド喫茶を代表とする「メイド~」が凄く多い。この手の店は表通りから一本外れたところにあったりするのだが、あまり裏通りの方には行かなかったので実際に店を見る機会が少なかった。ネットなどの情報と、そこら中にいるビラ配りで「多いな」って思っていたけど、今回実際に見て「多い」ってことを実感したよ。スゴイ街だ。
一通りグルグルと街を回っていたら「アキバ献血ルーム」を発見。なんか全国的にも有名な献血ルームらしいっていうのは知ってたんだけど、今まで献血には縁がなかったので場所は知らなかった。「せっかくだから」精神で入ってみることにした。この際だから献血を初体験しようと入店(?)。
思ったよりも小さな店内で少しガッカリはしたが、それ以上に客(?)の多さにビックリした。ボランティア精神なのかどうかは知らないが、なんでそんなに献血がしたいのか理解できず。受付に行くと係の人に「血を抜くだけの全血献血なら待ち時間無しでご案内できます」「血小板のみを採取する成分献血はお待ちいただくことになります」と言われる。待ってまで献血なぞしたくないので全血をチョイス。ちなみに俺の後に並んだ人の会話で
客「成分献血をしたいんですけど」
店「今からですと、2時間ぐらい待ちますねぇ。ご予約の方もいらっしゃますし。」
客「そっか、今日は休日ですもんねぇ。分かりました待ちます。」
こんな会話が聞こえてきた。まったく分からない。献血ってのは予約してまで、2時間も待ってまでしたいものなのだろうか。しかし世の中には献血マニアなる人種もいるって聞くし。なんか良い事があるのかもしれない。そんな邪な気持ちも少し芽生える。
で、実際にやった感想なんだけど、特に楽しいことはなかったぞ。注射されて血を抜かれるだけ。一応、待合ルームではジュース・お菓子の飲み食い無料なんだけど、それ以外に何か特別なことがあるかというと、そんなことはないし…。血を抜かれた後しばらくの時間は待合ルームでの休憩と水分摂取を奨励されるので、休憩がてら待合室の様子を観察していた。ひっきりなしに客が入ってくるんだよね。常連っぽい人も結構いるみたいだし。
30分くらい粘ったと思うけど、結局何がそんなに献血マニアをひきつけるのか理解することはできなかった。世の中にはいろんな人がいるもんだ。ただまぁ分かったこともあったな。献血ってのは思ったより簡単だ。最初は400mlも血を抜かれたらキツイだろなんて思っていたけど、献血後も別段体調に変化なし。注射もそんなに痛くない。全血献血なら時間も5分程度で短い。楽しくはなかったが、苦痛もない。また「やりたいか」って言われたら微妙だけど、「やってもいいかな」とは思えるね。そんな献血体験でした。
散策は続く…。
基本的に東京駅には(俺にとって)見る所はないので、秋葉原を基点に散歩することにした。まずはアキバ周辺を見てまわることにしたのだが、ただ中央通りを歩いてもしょうがないので、裏通りを歩く。表通りに比べて怪しげな雰囲気が漂っていてディープな雰囲気が残っている。古参アキバ人は「これこそがアキバなんだよ!何だ今の中央通りは!」とか思っているんだろうか。そんなことを考えながら一軒のゲーセンが目に止まったのでふらりと入ってみることにした。
ゲーセンはアキバにある一般的な感じのゲーセン。4階建てで、ゲーセンとしては中々の規模だと思うけど、アキバでは普通に感じてしまうところはさすがだよね。ウロウロしていたら外国人旅行者(オタクっぽい大学生風)のグループを発見。日本のゲーム文化の先進性に驚愕している様子だった。日本人としてちょっと誇らしい気分になったと同時に、「なんでアキバに吸い寄せられる人間は世界レベルで共通性があるんだろう」と不思議に感じたよ。一見するだけ「同じニオイ」が嗅ぎとれるんだよなぁ…。
今回入ったゲーセンではたまたま「オトメディウス」のロケテストが行われていた。オトメディウスとは「オトメ+グラディウス」で要するに萌え絵なグラディウスだ。吉崎観音イラストの女の子がシューティングするゲーム。昨今のシューティング界で主流になっている萌え路線にしっかりと乗っかっている。けっこうな人だかりになっていたので俺はやらずに退散。
ゲーセンを後にして再びウロウロを開始する。オトメディウスじゃないけど、歩きながら改めて街に蔓延する「萌え」の多さに感心する。どんな種別の店、どんな物を売っている店でも女の子のイラストのような何かしらの「萌えポイント」があるんだよ。あとメイド喫茶を代表とする「メイド~」が凄く多い。この手の店は表通りから一本外れたところにあったりするのだが、あまり裏通りの方には行かなかったので実際に店を見る機会が少なかった。ネットなどの情報と、そこら中にいるビラ配りで「多いな」って思っていたけど、今回実際に見て「多い」ってことを実感したよ。スゴイ街だ。
一通りグルグルと街を回っていたら「アキバ献血ルーム」を発見。なんか全国的にも有名な献血ルームらしいっていうのは知ってたんだけど、今まで献血には縁がなかったので場所は知らなかった。「せっかくだから」精神で入ってみることにした。この際だから献血を初体験しようと入店(?)。
思ったよりも小さな店内で少しガッカリはしたが、それ以上に客(?)の多さにビックリした。ボランティア精神なのかどうかは知らないが、なんでそんなに献血がしたいのか理解できず。受付に行くと係の人に「血を抜くだけの全血献血なら待ち時間無しでご案内できます」「血小板のみを採取する成分献血はお待ちいただくことになります」と言われる。待ってまで献血なぞしたくないので全血をチョイス。ちなみに俺の後に並んだ人の会話で
客「成分献血をしたいんですけど」
店「今からですと、2時間ぐらい待ちますねぇ。ご予約の方もいらっしゃますし。」
客「そっか、今日は休日ですもんねぇ。分かりました待ちます。」
こんな会話が聞こえてきた。まったく分からない。献血ってのは予約してまで、2時間も待ってまでしたいものなのだろうか。しかし世の中には献血マニアなる人種もいるって聞くし。なんか良い事があるのかもしれない。そんな邪な気持ちも少し芽生える。
で、実際にやった感想なんだけど、特に楽しいことはなかったぞ。注射されて血を抜かれるだけ。一応、待合ルームではジュース・お菓子の飲み食い無料なんだけど、それ以外に何か特別なことがあるかというと、そんなことはないし…。血を抜かれた後しばらくの時間は待合ルームでの休憩と水分摂取を奨励されるので、休憩がてら待合室の様子を観察していた。ひっきりなしに客が入ってくるんだよね。常連っぽい人も結構いるみたいだし。
30分くらい粘ったと思うけど、結局何がそんなに献血マニアをひきつけるのか理解することはできなかった。世の中にはいろんな人がいるもんだ。ただまぁ分かったこともあったな。献血ってのは思ったより簡単だ。最初は400mlも血を抜かれたらキツイだろなんて思っていたけど、献血後も別段体調に変化なし。注射もそんなに痛くない。全血献血なら時間も5分程度で短い。楽しくはなかったが、苦痛もない。また「やりたいか」って言われたら微妙だけど、「やってもいいかな」とは思えるね。そんな献血体験でした。
散策は続く…。