あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

ジンギスカン

2006-05-18 23:11:37 | Diary_7
ドイツワールドカップにあやかるわけではないが、ふとジンギスカンのことが気になったので調べてみた。この場合のジンギスカンとは言うまでもなく、西ドイツの歌手のジンギスカンのことね。なんか今年から活動再開しているらしい。

まず、あの謎の歌詞。実際は謎でもなんでもなく、普通に彼らの母国語であるドイツ語で歌ってるだけなんだけどね。俺を含め多くの日本人は、歌は知っているけど歌えないって状態じゃないかな。サビの部分も

ジン・ジン・ジーンギスカーン!ヘイ・(適当にごまかす)・ホー・(適当にごまかす)ヘイ・(適当にごまかす)
ジン・ジン・ジーンギスカーン!~~~

なんて歌うよな。知ってる部分がジンギスカンだけっていう、非常に分かりやすい状態。あれって実際は

Dsching-, Dsching-, Dschinghis Khan
He Reiter - Ho Reiter
He Reiter - Immer weiter!
Dsching-, Dsching-, Dschinghis Khan

Reiter=ライター(ライダー)=騎士
Immer weiter=イマーワイター=もっと前進

らしい…。どうも全体的にはジンギスカンの偉大さを称えている歌のようだ。羊肉の焼肉を、「モンゴルっぽい」っていう理由だけで「ジンギスカン」とか名付けている日本人よりも、よっぽどモンゴルの英雄に対しての敬意が払われている。

次にメンバーについて。
参考資料
こういうやつらが歌ってたんだね。知らんかった。ちゃんと衣装がモンゴル(?)風なのな。個人的には手前中央のヒゲのオッサンが気に入ったよ。名をレスリー・マンドキというらしい。名前まで熱い。しかし長髪にヒゲっていうスタイルは、当時のドイツではどうだったんだろう。衣装がエキセントリックな上に、スキンヘッドのメンバー(スティーブ・ベンダー)までいるから、それをカッコイイと判断すれば良いのか、モンゴルを意識したウケ狙いと見るべきなのか分からん。

さてこのジンギスカン、ドイツの経済学者「ベルント・マイヌンガー博士」が綿密な市場調査を元に、オーディションでメンバーを選び、作詞までもを担当したそうだ。一体どのような分析結果から「モンゴルの英雄」という答えがはじき出されたのだろう。激しく気になる。しかもそれがドイツ国内にとどまらず、全世界で売れたっていうんだから…。ドイツの科学力には感嘆を禁じえないよ。

ジンギスカンって面白いね。