旅人ひとりー大阪大学探検部一期生のたわごとー

とこしえの精神(こころ)を求めて、さまよ(彷徨)う旅人ひとり。やすらぎを追い続け、やがてかなわぬ果てしなき夢と知るのみ。

海螢

2006-10-23 | 
考える
考える
寝苦しき夜に
自分の存在価値を

四次元のある一点に
すぎぬ僕
彼女だって
一点にすぎぬじゃないか   なのに・・・・・
点と点との交錯(こうさく)
それは 価値なき邂逅なのか

僕の点と
他の多数の点との錯綜  その中で
ひときわ高く
暗夜(あんや)  海中を漂う海螢の輝ける如く
きらり  輝くその点こそ
彼女との邂逅
僕の精神(こころ)に喝を入れた邂逅

だが
彼女にとっては僕の点との交錯は
多彩な人生のひとつの小波(さざなみ)   
船縁(ふなべり)を たたいては脆(もろ)くも消え去る
干渉波にすぎぬのか

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