☆Massy’s Opinion
・世界
何と言っても世界の政治は、アメリカの大統領選挙。僕はクリントン応援派。ところが、共和党のトランプ候補があんな勢いで支持を得てくると、「もし彼が大統領に成ったら、日本に何て言って来るだろう?」と言う心配が起こってくる。日米安保条約がなければ日本は今のような存在価値が認められなくなるだろう。アメリカも内部に入れば生活格差は大きいし州ごとの違いも大きい。比較的、日本との交流の強い、西海岸だけのニュースしか入って来ない日本では、「それがアメリカ...」と言う理解をしていると間違えてしまう。そう言う意みでトランプ候補の明快で、過激すぎる表現が受けるのだろう。最後には苦戦をしてもクリントン候補が勝つと思うが...ヨーロッパの中もイギリスが不安定だ。EUへの参加問題がどうなるのか?心配だ。もし脱退と言う事になれば、世界の将来形は又、作り直しになるだろう。中東も何か解決の方向が見えてきたように思うが、アメリカしだいで予断の許すまい。何しろ歴史の長い問題なのだから...戦争の仕方も湾岸戦争の時、あのピンポイント攻撃で驚いたが、今や人よりも機械の戦争になっているのだから...
先日、インドへ行ってきた友人に色々話を聞いたが、此処もまた格差が本当に大きいらしい。優秀な若者は、皆アメリカへ行ってしまうそうだ。中国、ロシアも同じらしい。願う所は国連の強化だけれども此れもまた大変だ。こう見ていくと世界中が混沌として全く不透明。新しい民主的な政府に指導される模範的な国家が出来ないものだろうか?
・日本
安部内閣を取り巻く様子が変わって来た様に感じる。国会のテレビ中継のある日には、現役時代の販売会議の一日を思い出しながら、見ている。雛壇の言う事は何時も一緒「台数を出せ...」時間ほぼ一日中、何時も会議室は16階で見晴らしがいいし、羽田の飛行機の発着が良く見える。長い時間が苦痛で仕様がなかったので、飛行機の数を数えたりしていた。衆参ともに予算委員会は聞いているだけの議員は居眠りもなく、比較的真面目に我慢している。野党から質問状を出されて呼び出されて居る議員はさすが緊張している。然し、全てセレモニー議長も突っ込んだ裁量は「後刻理事会で...」本当に国民には、疑問が多く残る。もっと理事会や与野党の調整会議を放映したら如何だろう?
安部総理の精力的な外遊には、民主党政権時代の不義理したご近所にお詫びに行っているようにしか見えない。その為にお土産をODAだ借款だのお金をバラ撒いて行く。その見返りを本当に受けているのだろうか?いずれにしろ皆税金だ。「賃金問題」でも書いたが、生産性でも何でも「一人当たり」にして、外貨でも円換算して日本の位置を比較して見る必要がある。この辺の答弁は安部さんも可笑しいよ。最近、色々な先生方にお会いする機会が有るが、殆どの先生が50歳未満、第二次大戦以降の生まれだ。今の生まれる子供は、3歳でPCをいじる。
僕の家へ良く来る中国人夫婦の子は3歳だが、日常会話は日本語、家庭内では中国語、英語で100まで言える。「此の子に人間としての心構えは何歳までに教えれば良いのだろう?」矢張り、家庭で父親が背中を見せる事だろう。
そして国会議員の公認は人の上に立てる人を選ぶべきだ。これから、50年先を考えるリーダーが望まれる。