<font size=4>“The flights” (’12-09-22) </font>

Endeavor

Space Shuttle Endeavor: 昨日(9/21/12)、Space Shuttle Endeavorの最終飛行を目にするとこができた。Endeavorは、NASAのスペースシャトルプログラムの5台目、そして最後のシャトル。1992年から2011年５月まで、122,851,153マイルを飛行、299日を地球気圏外で過ごした。そのスペースシャトルの最終飛行は Boeing747の上に乗り、FloridaのKennedy Space Centerを出発。3日かけて西海岸へ飛行。州都のSacramento, San Francisco Bay Area を経て、最終地のLos Angels, Californiaに到着。この後、California Science Centerに展示されるとのこと。Endeavorが、Bay Areaを通った時、 仕事場のとなりの、NASA/Moffet Fieldを通過。仕事場の駐車場から、低飛行をしたシャトルを生で見ることができた。迫力あったな～。宇宙のことは、あんまり興味はないけど、このような貴重な経験はめったにできないよね。いうまでもなく、見物人で交通渋滞がすごかった．．．たまに、大統領のAir Force OneがMoffett Fieldを使う。これも、すごい渋滞と警備のもとになる．．．

                                  

                                       photo by Jamii Norh

（記事と写真：http://www.mercurynews.com/bay-area-news/ci_21600162/space-shuttle-endeavour-ready-loop-over-bay-area)

Time to buy a ticket: プレッシャー。毎年この時期になると、早くも年末の計画をたてなければならないという、プレッシャーに駆られる。何で，３ヶ月もまえから予定を立てなくちゃいけないのと．．．。まだ、夏だって いうのにクリスマス・正月のことを考えるのが、ちょっといやなのだ。１ヶ月程まえから、年末年始の実家訪問に備えて、航空券の値段をチェックしていた。なんか，株価を見てるみたい。違う点は、下がるとうれしくて、上がるとあせる。今週にはいって、値段が上がる一方で、希望した日に席がとれなさそうになってきたので、たまに使っているTravel Agentに電話して聞いてみた。ネットよりも低価格の羽田へ便があり、最後の一席といわれ、航空券購入 。この数年、毎年200㌦づつ高くなっている。 来年からANAのDream Liner が、羽田?San Jose間のサービスをはじめるとのこと。Bay Areaに訪れる方，San Joseの方が、霧や天候によるフライトの遅れが少ないですよ。

Balanceの維持: 私のMotto, “バランスのとれたLife Style”。バランスが、ちょっと偏り気味。自分のコントロールの及ばないことでバランスが偏ることもあるけど、今は自分が原因。昨年あたりから仕事にHigh Priorityを置く事を心にきめて走り続けてるんだけど、息抜きがちょっと必要になってきた。アスリートの経験する “Overtraining”, “Burn Out”と一緒。睡眠、自分のトレーニング、Professional ・Career Development、プライベートを上手く充実させよと思いつつ、どうも手がまわらない。日本のサラリーマンのようになりつつある。走り続けることも必要だけど、普段の環境を離れて一息いれれば、戻って来た時にまたやる気も出て、効率性もあがるはず．．．ということで,　今年の目標“レース/東京以外の旅”を計画。 Oahuに４日間行ってくるぞ～。

                                                                                                 

<font size=4>＜震災復興に考える...＞ ‘１２－９－１８</font>

☆今から20年位前のこと 僕の塾高時代のクラスメートに菊池長右ェ門君がいた。今から20年位前、菊池君は岩手県宮古市の市長をしていた。彼の家系は歴代宮古の旧家だったことは知っていたが、市長の家系だと言う事は知らなかった。僕がディーラーの社長時代、或る日突然会社に電話が掛かってきた。「おい、俺今宮古の市長をしているんだけれど、市の停滞を何とかしたいので相談に乗ってくれよ。今東京に来ているので、新橋辺りで会えないかな？」「どんな用件？僕が役に立つの？マア、久しぶりで会おうか...」と言う事にして、確か、第一ホテルだったと思うが会う事にした。僕は東京の生まれ宮古には、何かの旅行で行っただけ。然し、東北には当時日産のいわき工場が出来たり産業誘致が盛んだった頃で、多少の知識は持って居た。色々、現地の土地情勢、既存産業等の話を聞くと中々活性化は難しい。マア土地の値段は安いと言う。丁度、愛知の三河港が外車の輸入を、トヨタ車の輸出を含めて自動車輸出入の日本一の規模に成りつつあったので、「一度、三河港一体を見てきたら…」話したことが在る。その後、僕も外車メーカーの人たち、船会社、陸送会社等に色んな事を聞いて、勉強になった思い出がある。（菊池長右ェ門先生、今国民の生活が第一に所属）

☆初めて知った宮古がシアトルに一番近い 宮古に魹が岬(トドがさき)と言う処があるが、ここは日本本州最東端だそうだ。そして、アメリカの西側シアトルとは一番距離的には近い。と言う話を聞いた。地球は楕円形をしているので確かに近い。飛行機がヨーロッパに行くときにシベリアン・ルートで行くのと同じ理屈である。又、自動車には納車前整備が付き物で、要するに、製造ラインをoffした時の検査ラインを通すのと同じようなチェックをするのである。此の為に検査工場が必要に成る。そして、外国のメーカーは兎に角土地の安い処を探している。「宮古には、飛行場が無い」「外国の連中は安い土地と港があれば、飛行場なんてすぐ作ってしまう」と言うような話を聞いた。兎に角、菊池君の要請に宮古市の課長と方々回って面白い話を聞いてきたことを想い出す。

☆地方との格差　東京集中 それにしても、流出する人口、活性化を図るために産業誘致。一方、東京近辺では人口企業の集中による、超過密状態に歯止めが掛からない。幾ら都庁を新宿に移した位では分散化は図れない。これには、もう高層ビルや土地の再開発はストップだ。今度の震災復興には、「元に戻すこと」ばかりで、「新しい将来に向けたインフラ整備を考える」と言う雰囲気は政府の話の中には、全然、感じられない。東北6県は、日本の中で「如何いう役割と位置づけにするんだ」と言うような「日本の世界の中での役割の大きな目標」が必要だ。それには、港の整備が必要だ。‘81年、中国に行った時、香港、マカオ、広州と旅をしたが、珠江、黄浦江、と河の大きさには驚いた。皆、70000トン級の船が入れる河だ。昔の広州は「広州交易会」など盛んだったようだが、河が大きいので、港も大きく出来る。僕が一番初めに行ったときは、文化大革命のすぐ後でまるで戦争後の様な惨憺たる有様だったが、‘９６年再訪した時には全く新しく復興していた。中国でも大都市への人口の集中は進んで居る様だが、文化大革命は復興の大きな足掛かりに成ったと思う。

☆大きく考えて小さくスタート 戦後、小学校6年の時、書初めで一人の女の子が「高い理想」と書いた。普通は「新しい年」「謹賀新年」とか書くのだけれど、当時、理想の意味も漠然としか解らず、その時の事は良く覚えている。その後‘70年頃、ルノーが日本に進出を考えて、東京支社を作った。そこの人間と話をしたことがある。「どれだけのシェアーを目標にするの？日本は日産、トヨタの寡占状態で市場に入り込むのは難しいよ」「10%のシェアーが目標だ。大きく考えて小さくスタート」と言っていたが、僕はこの言葉が好きだ。今日本のリーダー層に欠けているのは、この「高い理想」と「大きく考えて小さくスタート」の考え方だと思う。民主、自民それぞれの代表候補者がテレビでフリップを書かされていたが、字の巧い人が居ないのも驚きだ。

<font size=4><strong>＜消費税 アップで変わる？中古車流通＞ ‘１２－９－１１</strong></font>

☆消費税は個人間売買には掛からない。自動車業界は様々な形で生き残りを掛けている。特に目立つのが海外に生産拠点をもとめている事だ。国内は否応なしに雇用も減り関連部品企業もメーカーの対応に苦慮しているだろう。最近目に付くのは、一時期街道筋の目抜きの場所には、中古車屋が目白押しに並んでいたが、スーパー、コンビニ、少し広い処はマンションに変わっている。最近の中古車屋で目に付くのはブランド別に専門化しているところが多い。ベンツ、ミニ、ジープ等、国産は矢張りディーラー系の中古車拠点だが、めっきりと数が減って来た。日経新聞によると楽天オークションが中古車の個人間取引を扱うように成るらしい。その背景には消費税アップがあると言う。確かに個人間の取引には消費税は申告の必要はない。然し、高額商品である自動車は、現物を見ずに買う訳には行かないだろう。しかも、日本では名義変更等の煩雑な手数が掛かる。若し、ネット上で売買が成立したとするが遠距離間だった場合、「売り手の書類の授受」「陸送」「買い手の名義にする」仕事は仲介業者に頼まなくては出来ないだろう。業者が法人の場合には消費税は必要に成って来る。特定商取引法も訪問販売の規制が厳しく成るし消費者も「Keep your eyes open（両眼）」勉強しなくては時代が変わる。

☆ネットオークションへの参加。結局、自動車のネット販売は売りたい人や買いたい人の情報を提供するに留まるのでは無いだろうか？自動車の販売業界で中古車のオークション場だけが業績が良いようだが、言い換えれば、それだけ需要と供給のアンマッチが多いと言えるだろう。中古車を扱っている人は自分の仲間に「顔」＝「信用」のある人でないと情報が入らづ成り立たない。車の商売は良く直販６５％、業販３５％が実態と言われている。業販と言うのは中古車業者、整備業者、他社セールスマン（自動車に限らない）等からの紹介であり、かってトヨタ、日産が鎬を削ってシェアー争いをしていた時代から販売の実態は同じである。現在の様に購入拠点が少なくなっているといざ車を買おうとする人は困るだろう。結局は知っている人に聞くか、ネットで探すことに成る。この中古車の購入の仕方は世界何処でも同じ様である。

☆アメリカでは中古車の価格情報が手に入りやすい。さて、このブログのサブタイトルは“Advice for Consumer”である。この意味は、中古車を買いたい一般の人が「中古車価格についてもう少し情報を持って居た方が良い」と言う事から付けたサブタイトルでもある。アメリカの場合「Private Price」「Dealer Price」と言う考え方がキチンと認識されており、“Consumer’s Report”の様な完全中立の冊子が出ている。日本の場合、消費者はこう言うスタンスの情報は余り知ることが出来ない。この様な価格情報を下に消費者は自分が欲しい車を求めて、遠方まで買いに行く。登録手続き等の簡略さもあるが、「完全な個人間売買」が成立する。アメリカでも自動車オークションは、業者専用の様である。

ブログ　”中古車価格と土地価格‘06－4－25“　参照

☆登録手続きが複雑な日本の自動車。自動車には複雑な法律があり、ガンジガラメな日本であるが、発展途上国ではこの法整備非常に未開拓でその全容を知ることは難しい。しかし、国の発展の為には安全且つ合理的な自動車の管理は必要な事だと思う。日本の流通の仕方等が後進国のモデルに成ればいいのだが…

<font size=4>＜Diary 68＞ ‘１２－９－４</font>

☆暑すぎる夏、残酷暑。今年の夏は、クレージーな位に暑い。夕立も無ければ朝夕も蒸し暑い。愛犬家の僕も自分の家では飼えないが、ご近所の犬は皆、顔なじみ。犬もオス、メス関係なく犬好きの人は解るようだ。我が家の玄関には玩具のゴールデンが置いてある。人が通るとワン、ワン、ワンと3回鳴いてくれる。Ｇｙｕが生きていた時は、それほど気にしなかったが、今は本当に重宝している。夜、玄関の明かりを消すときには必ず「お休み」と吠えてくれる。夕方ご近所の犬が散歩しているのに出会うが、皆、暑くて「ハア、ハア」舌を出していて、可哀そう。アスファルトの舗装面はきっと40度位に成っているだろう。人工芝のグランド上と同じだ。コンクリートの輻射熱が温度を上げて、予想以上に息苦しいのだろう。それでも季節は変わっていく、夜、お風呂に入って聞く虫の声は日増しに賑やかになって居る。

☆オリンピック良いオリンピックだった。御多分にもれず寝不足に成ってしまった。マイナースポーツが頑張っているのが嬉しい。この10年位、各スポーツとも筋トレの取り組みが強化されて来ているので、選手の体格が変わって来たのがよく解る。生活様式も洋式に成ってきて、足の綺麗な選手が多くなってきたし、選手寿命が延びて来ている。

☆甲子園今年の甲子園も最近では、一番面白かった。我が神奈川代表桐光学園があんなに頑張るとは…今の高校生2年と言うと「すごいな...」と思うが昔の中等野球時代では4年生だから、働き盛り、どうも2年生と言うと驚くが違っているのかも知れない。松井投手と中林君（ＪＦＥ）と比較をして見ると、コントロールとボールの緩急、初球の入り方が違う様な気がする。スピードが全てでは無いだろう。リトル出身者が増え、中学の軟式野球はどうなるのだろう？それにしても逸材を良く集めてくるものだ。野球優待生制度のある学校と無い学校を二つの大会に分ける時代が来るのでは…年々華美になる応援とともに将来が心配。

☆夏祭り昨年は震災の為、自粛していた夏祭り、今年は再開した。港区の神谷町町会である。まだ昔の古い町名が残っている処。再開発されて、近代的な街に成ったが、職住は離れてしまい、昔の町会の顔ぶれもお祭りが無いと中々顔を合わる機会が無い。お神輿は飾ってあるだけで担いだりはしない。ステージを作ってハワイアン、ロックの3バンド演奏と籤引き。さんざん「やるか？やらないか？」でもめた末、再開したが結局来年もやることに成るだろう。東京は街が変わって伝統行事も形を変えて行く。

☆自動車免許証更新高齢者講習先月受けて置いた。更新手続きに成城警察署に隣接する更新所に行った。何時も空いていて待時間が少ないので、この4回の更新には此の更新所に行く事している。処が今年は凄く混んでいた。狭い処なのに空いている椅子は無いし、女性が多く、子供ずれの若いママが目立つ。この千歳船橋の周辺が開発されて、マンションが増え、地域の環境が変わった様だ。3年前は講習を受ける人は少なかったのに25人位入る講習室は満席。小田急沿線は急速に変わって行くようだ。受付をする警察官は掛け持ちで飛び回り気の毒な位だったが、昔に比べると応対は丁寧。ご苦労様…自然と「ありがとう御座いました」と声が出る。

☆政治遂に総理への問責決議が出された。この貴重な時期民主主義のプロセスとして、やむを得ないだろう。然し、ある友人から「マッサン　国会の前デモに行きませんか？」と誘われた。本当に「脱原発」の金曜日デモに参加したくなった。野田さんは総理に成るべき人では無かったと思う。角が立たないようにと言う言葉使いは時に抽象的で混乱を招く。既成概念を破ったゼロ金利政策ぐらいのショックが必要。テレビ依存の芸能人選挙はやめよう。本当に情けない。国民よ悧巧になろう！