★Megu’s Sports
Travel: Tokyo (4月); Milwaukee, WI (4月); St. George, UT (10月); UAE/Egypt (11月); Tokyo (12月)
Race: 3x Ironman 70.3; 2x Olympic/Standard Distance; 2x World Championship
Covid: 今のところ1x
と言うことで、2019年以来、あちこち行くことになった年。今月の初めに初の中東から帰ってきて、あっという間に東京へ。今年のHighlight、中東について書きます。
2019年に出場権をとったWorld Triathlon Championship Final。2020年と2021年、エドモントンで開催される予定が、2年続けて、Covid-19のおかげでキャンセル。ついに、Abu Dhabi (United Arab Emirates)で11月25日に開催。出場権がそのまま移ったので、参加することに。ヨーロッパ、オーストラリアなどは、いつも自分で旅を計画。今回は、一緒に旅をしたことのある4人で行くことになって、中東ということもあり、PPS (Premium Plus Sports)という、レースを中心にツアーを組むトラベルサービス・ツアーを使うことにした。このツアーでは、オプショナルで、レース後、エジプト6日間が計画されていた。ツアーと言っても、現地までの往復は、個々なので、バイクを一緒に持って行く私達にとっては、計画するのに時間がかかった。長くなるので、前置きは、この位にして:
World Triathlon Championship Final・Abu Dhabi (United Arab Emirates):水温29度、気温30度以上で湿気が多い。今まででたWTCは、もっと出場者が多いんだけど、場所のせいか、私のAge Groupでの完走者33人。ほとんどの出場者は、アメリカとイギリス。結果は、12位;アメリカからの出場者の中では4位。スイムは、2位。まずまず。Abu Dhabiは、Dubaiから車で1時間20分程の比較的新しい町。Formula 1のレーストラックの真横に立っているW Hotelに滞在。Formula 1のファイナルが終わったばかり。滞在中は、Formula 2の練習ランをベランダから、コーヒーを飲みながら見ていた。ダウンタウンには、行く時間がなかったけど、レース会場やホテルの周り、レースの出場者以外、あまり地元の人を見かけない。不思議なことに。
Cairo- Aswan- Abu-Simbel- Luxor- Cairo (Egypt): ピラミッド、スフィンクス、寺院、モニュメントなど、訪問したサイトは、どこもImpressive。ラクダにも乗って。一生一度の経験でしょ、きっと。行く価値あり。お気に入りは、Dahshurのピラミッド、Valley of Kings, Luxor Temple。40+人のツアー。初めての大きなツアー、最初で最後。自由時間もなく、いつ食べられるのかわからない。ランチがたいてい午後3時以降。クッキーとプロテインバーが夕食という日も。人数が多いので、いつもビュッフェ。良し悪しあっても、6日間結局同じようなものばかり。観光者向け以外のものは、トライする機会がない。午前2時起きで、飛行場に向かう日も。移動の時間が長く、見学を急かされる。どこに行っても超混み。もし、次に行き機会があったら、または、これから行く人には、プライベートガイドをつけたツアーをおすすめ。Cairoは、クレージー。道路に車線もなく、信号もない。常に渋滞。どこへ行くにも、車だと時間がかかる。エジプトは、私にとって初めての第三世界。観光客が多い中、地元の人の生活は、かなり貧しい。
Dubai (United Arab Emirates): バイクをAbu Dhabiの飛行場に預けていたので、Cairoから、Abu Dhabiへ。そして、帰国する前にDubaiで一泊。Dubaiは、Las Vegas x Disney Landというような感じ。エジプトに比べると、全てが新しくて、清潔感があり、お金がかかっいてる。Light Show, Night Lightが、きらびやか。時間がなかったので、世界一高いタワーBurj Khalifaに行くことに。あまり高さの実感はない。浅草のSky Treeのようなもの。
この旅は、体にきつい旅だった。こう言ったら、”First World Problem”なんだけど (普段かなり甘えた生活してるんだなと実感させられる)、エジプトでの睡眠不足と食べ物不足、運動不足、バス・飛行機の中で多くの人が、ゲホゲホと咳していたりして。体が完全に、この旅から回復していないうちに、東京へという感じ。これだけ文句を言っても、行ってよかったのは、確か。風邪を持って帰ってきたけど、バイクと共に無事に帰ってこれたので、良かった。それもこれもいい思い出。
*Happy New Year and let’s see what adventure is ahead in 2023!
★Megu’s Sports
“Athletes’ Mental Health” については、昨年6月のブログで取り上げましたが。今月は、ちょっと違う視点から見てみましょう。別に、新しい発見というわけじゃないけど、この2-3年、ホットトピックになってますよね。
The American College of Sports Medicine (ACSM) (https://www.acsm.org/news-detail/2021/08/09/the-american-college-of-sports-medicine-statement-on-mental-health-challenges-for-athletes Aug 9, 2021)によると、”Approximately 30% of women and 25% of men who are student-athletes report having anxiety, and only 10% of all college athletes with known mental health conditions seek care from a mental health professional.” “Professional and elite athletes also face mental health challenges, and data indicate that approximately 35% of elite athletes suffer from disordered eating, burnout, depression and/or anxiety”. ということで、およそ1/3の大学選手、プロ・エリートの選手が、メンタルヘルスの問題を抱えているとのこと。
・この1ヶ月、私が理事をさせていただいている、STICのセミナーの準備で、”Youth Athletes”のトレーニングについて、プレゼンテーションを作っているところ。効率的なフィジカルコンディショニング;精神的なコンディショニングも、フィジカルコンディショニングと同じ、またはそれ以上に大切。
これが、ふたつの異なった例。私の世代で言うと、競泳の岩崎恭子選手が、1992年のバルセロナオリンピックで、14歳の時に金メダルを獲得。その後、1996年のアトランタオリンピック出場;1998年現役引退。現在活躍中のアメリカの中・長距離スイマー、Katie Ledecky。2012年のロンドンオリンピックで、15歳で金メダル獲得。25歳となった今でも、次のオリンピックに向けて、トレーニングをしている。日本では、水泳選手が大学を過ぎた後でも、競技を続けられるカルチャー・環境が出来てきたのが、1990年代半ば。それから、一般的に選手生命が伸びてきた。その中で、この二人の違いは何なのだろう。
・”Youth Athletes”… 今の日本は、変わってきているけど、アメリカに比べるとElitistだと思う。子供たちに限らず、大人のレクリエーションアスリートでも、層が薄い。アメリカでは、多くの子どもたち・人々が、まちまちの目的やレベルで、スポーツに参加している。初めに、子供たちには、スポーツに関する興味を持たせること。別に“選手”にならなくても、運動の楽しさ、友達を作る楽しさなどを学んでもらいたい。そして、“選手”として上がっていく中で、目標設定を明確にして、みんな一緒っていうのではなく、個人的に合ったコーチング、精神的なサーポートを提供し、バランスの取れた生活を学ばせる。これが、子どもたちにとって、Burnoutを防ぎ、競技を続けられるKeyでしょ。
そして、怪我からの復帰。怪我している時って、鬱になりがち。経験から言っても、ランニングが、私にとっては、ストレス解消・セラピーセッション。怪我して、走れない時って、ストレスを発散する場がない、”Runners’ High”がない、で、鬱気味、イライラしがち。これを、どうやって乗り越えるか。怪我を治す、心配を減らす、焦らないってわかっていても、難しい。