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'24-10-29 “Racecation- WTC Final: Torremolinos, Spain” 

2024-10-28 22:06:25 | Megu's Sports
★Megu's Sports
*今年のWorld Triathlon Championship Series Final (Age-Grourp Standard Distance)は、スペインのTorremolinos。8回目の出場。Age-Group 69人中11位。10位までは、あと7秒。知ってたら、トランジションをもっとアグレッシブにしたのにななんて思ったり。9月の連戦から、Bay AreaのHeat Wave (夏の後の暑い日を、Indian Summerって言うんですよ)で、連日の暑い日が続いたり、バイクの修理やスズメバチに刺されたりなどで、思ったようにトレーニングができていなかったから、レースがどうなるか、ちょっと予想が建てれなかったんだけど、思ったよりも良いレースができた。

*スイムは、感覚は良かったんだけど、なんでかタイムが遅い。ちょっと、流れ・うねりがあったかな。それでも、4-6位で上がったみたい。バイクは、テクニカルな部分と長めの登り・下りが入っている3周の周回コース。Garminが、パワーメーターをピックアップしなかったのと、心拍のストラップを付けてなかったので(手首の心拍数は、正確じゃないことが多い)、走っている時にデータがなくて、どの程度、プッシュしているのか、よくわからなかったわけです。登りは、調子いいんだけど、下りになると“怠け過ぎ?”って思ったり。日頃、トレーニングもレースもデバイスに頼っていると、こう言うこともあるんですよ。ランは、初めの1マイル、足の感覚も結構良くて、思っていたより速く入ってたので、ペースを上げすぎないように、落ち着いて走るようにした。最後の2マイルは、少しずつペースを上げるように。綺麗なデータのレースができた時って、満足感がある。

*レースの後は、いつもの3人で、Explore。隣町のMalagaのアパートメントに移って、そこを拠点に、Rhonda, Granada, Sevilleを訪ねた。ハイライトは、Rhondaに行く前に立ち寄った、Caminto Del Rayでのハイク。レールウェイ、水源、電気の源として開拓された場所。風や雨にさらされてできた絶壁の亀裂の間にウォークウェイを作って、一般の人が歩けるようにした。風や雨で削られた岩のフォーメーションとその規模がに圧倒される(check out my Instagram: guswims)。スペインのこの地域は、北アフリカからのイスラム教とその後を伸ばしてきたキリスト教の力の移行の歴史が見られる。AD1200-1700の頃の話。その歴史の流れに沿って、歴史的に有名な建築物がある。GranadaのAlhambra, SevilleのReal Alcarazなど。Sevilleのヨーロッパで一番大きな教会には、アメリカ大陸を発見したコロンバスの遺体の一部が保存されている。

*昨年、スペインのPontevedraに行った。Torremolinosは、ビーチタウンで、カリフォルニアのSan Diegoみたい。Torremolinos の隣町のMalagaは、もっと都市化している。同じ国の中でも、歴史、文化の違いを経験できると面白い。それにしても、観光客の多さには、驚いた。京都以上じゃない、きっと?観光スポットを尋ねるのもいいけど、次は、もっとアクティブな、Racecationをしてみよう。来年は、Wollongong, Australia!







'24-9-24“Double-Double” 

2024-09-23 22:19:44 | Megu's Sports
★Megu's Sports
*ひさしぶりにレースを2連戦した。9月8日Ironman 70.3 Santa Cruz, その後9月14日USA Triathlon Age-Group National Championship (Olympic Distance)。Oly-Olyと、Oly-70.3の連戦はしたとこがあったけど、70.3-Olyは、初めて。いつも全米選手権は、8月にあるんだけど、今年は、オリンピックのせいか9月。Santa Cruz 70.3は、地元なので参加したくて。全米選手権は、来年、Wollongong, Australiaで開催されるWorld Championshipに出たいので、トップ18に入ればなと言うことで、2連戦してみることにした。

*結果は、Ironman 70.3 Santa Cruzは、AG2位(40人中)で、全米選手権は、AG8位(58人中)。両方とも、納得のいくレースだった。全米選手権では、6日前の70.3の影響がないようなレースができた。体が、思ったように動いている時は、きつくても気持ちがいい。何が好きなのかって、メンタルゲームなのかな。今思うと、10代の頃、大学の頃に比べると、また、20代の頃トライアスロンを始めた頃に比べると、レース中の自分に対する接し方が、違う。もちろん年と経験おかげでしょうね。とにかく、両方のレース、楽しめたわけです。

*その一方、多分、このレースのコンビネーションは、近い将来、計画しないでしょ。このスケジュールで、レースをこなせることができるって分かったのは、いいこと。なんだけど、全米選手権は、New JerseyのAtlantic Cityで行われたので、1日かけてフライトとドライブの旅。西海岸から東海岸まで行くのって、 一日かかる。また、時差も2時間だとそんなに体に影響がないけど、3時間って、馴染むのが難しかったりする。レースが近く、同じタイムゾーンだったら、かなり楽だっただろうな。幸いレース中は、70.3も時差も影響がなかったけど、レース前日とレース後、よく寝れなかったので、移動日が、やけに疲れたりするのです。

*全米選手権の開催されたAtlantic Cityは、カジノで知られている街。と言っても、現在は、かなり寂れている。カジノ以外の2−3スターホテルは、街と一緒で寂れていて、Crazy peopleが深夜過ぎても外で、大声で話をしている。道路のコンディションも悪い。カジノの街で、ホテルは安いけど、物価が高い。普通のスーパーマーケットがないなど、今まで海外でも経験したことのないような経験ができた街。ところが、1マイル街から出ると、“どうなってるの?”って思うぐらい、突然、良い街並みと高級住宅街が広がっている。

Torremolinos, Spain is next up! 来月は、WTC finalです。



'24-5-28“Home Owners’ Association (HOA)” 

2024-05-27 22:08:23 | Megu's Sports
*日本には、町内会、自治会など、地域の管理組合がありますね。マンションには、区分所有者で構成さ‛れるHome Owners’ Association (HOA) があります。言葉の感覚が違うので、ちょっと説明してみます。日本語で言うと、“多世帯住宅”は、色々な形態があって、コンドミニアム(日本で言う、個人が所有しているアパート・マンショん)、タウンホーム・タウンハウス、duplex/triplex (一軒の建物の中に、2-3つい分かれているもの)など。 HOAは、マンションの一戸一戸を所有する区分所有者で構成される法人で、マンションの共用部分の管理、維持保全、日常的な業務などを円滑に行うために設立されているのです。
私は、10年前に“コンドミニアム”を購入。86件のコンプレックス。コンドミニアムの個人の所有権は、壁から壁。それ以外は、共有部分。HOAの管理組合は、区分所有者の投票で当選した5人で形成されていて。管理組合が、HOAマネージメント会社を雇って、共用部分の管理、維持保全、日常的な業務―具体的に言うと、リサイクル・ゴミの処理、植木・緑地の維持、修理などの手配などをしているわけです。また、彼らのもうひとつの仕事は、住民が、規則やガイドラインを守って暮らしているかの点検。これが、“グレーエリア”(白黒が曖昧)で、問題になることが、しばしば。
昨年まで、私は、管理組合の投票には、関わっていなかったのですが。何でって、候補者を個人的に知らなかったので、投票するにも判断ができないので。前回は、その時の管理組合のメンバーに不満を持った住民がグループになって、再選挙を要求。その以前に、当時の管理組合の一人とコミュニケーションを取る機会があったので、私は、初めて、投票。元の管理組合のメンバーを投票することに (新しい候補者には、認識がなかったので)。投票率は、住民の53%。その中で、85%の人が新しいグループに投票したので、新管理組合ができたわけです。
そして、HOAマネージメント会社。私の経験によると、管理会社の人とは、あまり良い経験がない。管理会社は、規則の執行人なので、住民からの文句が出たら、規則に従って、対応しなければならないのが仕事の一つ。プールの鍵をくれとか、簡単なリクエストは、良い対応をしてくれたけど、問題が混み合ってくると、頭の良い判断・コミュニケーションができていなかった。新規に違った管理会社を見つけるけることが、今の管理組合のひとつの目標で、先月から、管理会社が交代。
多世帯住宅は、他人との共同生活。文句を言う人もいれば、ガイドラインに従わない人もいる。アメリカは、訴訟が多いので、契約書が日本に比べると、かなり細かく書かれている。購入時の書類は、100ページ以上あったのでは。かといって、みんながみんな、全部読んで、理解しているとは限らない。私もそのうちの一人で、他の人の理解の度合いは、まちまち。そのような中での共同生活。管理組合の人も、そう。話をしてみると、彼らの規則の理解の度合いは、まちまちのようだ。
そんな中で、たとえば、植木。規則によれば、“個人の所有物は、共有地に‘格納’してはいけない”鉢植えの植木が、階段の下の空いているスペース、バルコニー周囲の緑地などに置かれている。その中で、私のところに“すぐに撤去するように”との忠告が来る。それは、誰かが文句を言ったので、うちだけに送られて来たのか? 新しい管理会社に変わったので、彼らが、植木を出している所有者全員に忠告をしたのか?管理会社に、“共有地の定義”を聞いたけど、答えは高校生のようなもの。これは、民法と地方自治体の混じったもの。本当に、契約・定義を理解しているのか? 連絡を取って、返事がこない。ので、2回もフォローアップしたけど、それでも返事がこない。多分、厄介がられて、避けられているのだろう。日本社会では、考えられないカストマーサービス。
今まで、あまり気にかけていなかった多世帯住宅の意味と暮らし。私みたいに気にかけてない人が住民の大半だと思う。これって、規則と政略の駆け引き。今回の経験が、ネガティブの結果ではなく、良い学ぶ機会になればいいんですけど。



'24-4-23 “April is coming and going” 

2024-04-22 22:31:11 | Megu's Sports
★Megu's Sports
今年の4月は、師走のようである。一週目に、シーズンオープナーのIronman 70.3 Oceansideがあり、その4日後に東京へ。で、カリフォルニアに帰ると、4月の半ばを過ぎている。

・Ironman 70.3 Oceanside (AG 10th out of 39):このレースは、8回目?何回もやっているレース。今年が、一番寒かった。そして、一番遅かった。地球温暖化と言っても、この2-3年、カリフォルニアの冬・雨季は寒い。というか、暖かくなるのが遅い。レース当日の朝、外気10度程;水温15度程。スイムのスタートを待っている間、カイロを持って、使い捨てのスリッパを履いていたけど、寒い。で、スタート。水温15度って言っていたけど、水は15度よりも冷たく感じた。最後の5-10分ぐらい、手が冷たくなって、指が攣っている。トランジヨンでは、時間を掛けてベストとジャケットを着たんだけど、手が悴んで、チャックがなかなか閉められない。バイクに乗ると、もう体が冷えていて、その上、はじめの8キロぐらいは、風がある上に日陰が多く、歯がガチガチしてきた。冷えて、体が動かず、スピードも上がらない。16キロあたりでTech Supportの車がいたから、“寒くて続けられないんだけど、どうしたらいい?”って言ったら、“あと8キロぐらいのところにエイドステーションがあるから、そこまで行って”って言われた。”ok… I think I can do that”。しばらく乗っていると、日があったて来て、エイドステーションに着いた時には、まだ寒かったけど、歯のガチガチが止まっていたので、“遅くても、バイク終わらすか”と残りの74キロを乗ることにした。スピードが出せないまま、いつもより、30分ほど遅く、バイク終了。この時点では、もうタイムも順位も、気にしてない。せっかく来たんだし、良いトレーニングだと思って、とりあえず完走するぞと、ランにでる。ランは、結構調子良い。オーバーペースにならないように、押さえ気味で走り続ける。バイクで、寒くて、いつもよりエネルギーを消費してたので、エナジージェルを6個も食べた。足は、疲れて来たけど、ペースを最後まで保って、フィニッシュ。こういうレースも良い経験。若い時だったら、もうレースになってないからって、バイクの途中でエイドステーションで止まってたかもしれない。それか、ランに出なかったかもしれない。タイムは遅いけど、良いレースって言える。違ったレースの仕方・見方が経験できた。

・Spring Tokyo Visit: 東京に行く3週間ほど前に、母ちゃんが、ようやくリハビリ病院から帰って来たので、様子を見に行った。退院した時に帰ろうと思ったんだけど、両親が、自分たちの生活が落ち着いてからと言っていたので、この時期に帰ることにした。目的は、実際に母ちゃんの状態がどうかを見ること。退院してから、家での生活に適応するのが難しいと言っていた。3食出て、1日3-4回のリハビリのスケジュールのある病院生活とは違う。リハビリ以外は、座って、または、ベッドで休んでいると言う生活とは違う。家では、12時間以上起きて、ちょこちょこ歩き回って用を足さなければならない。リハビリも、プランがないとやらない。オンラインのリハビリセッションで、ちょっと様子を見たけど、リハビリの病院では、体全体的なコンディショニングはしてくれてないようだ。それには、がっかりさせられる。6日の滞在中、毎日、リハビリのセッションをした。左肩が動かないと言うので、肩のモビリティーのエクササイズから始める。親父の理学療法士が、週一で、母ちゃんとのセッションができると言うので、オンラインではできない歩行の補助や筋肉をほぐすことなどを、彼に助けてもらおうと思っている。無理はしているようだけど、食事の支度は、何とかできていたので、それもリハビリの一つとしてやっていけば、怪我以前の状態には、戻るかな。いつも言っているが、高齢の両親とテクノロジーは、チャレンジだ。昨年、レースの数日後に東京に行って、レースから回復と睡眠不足でタイミングが悪いなと思っていつつ、また、同じようなプランで東京に行った。今回は、時差ボケながらも、よく寝むれたので、適度にレースからの回復できたかな。

今年は、東京の気温が低く、桜の季節が例年より遅かったので、20何年ぶりかに、“お花見”ができた。カリフォルニアに、桜の木はあっても、日本のような“桜並木”がない。日本の桜は、特別。毎年、この時期になると日本の桜が恋しくなっていたので、今年、満喫できてラッキーだった。


‘24-3-26“今の中学生にした話“ 

2024-03-25 20:52:37 | Megu's Sports
*Santa Claraマスターズスイミングで知り合った、日本人の知人から、Santa Claraにあるコミュニティーカレッジ、Mission College、のインターナショナルプログラムのディレクターを紹介された。神戸の親和中学校から14-15人ほどの学生が短期留学するとのこと。その間に、“シリコンバレーで働く日本人女性”を招いて、リーダーシップ、シリコンバレーのカルチャー、”English as a second language’についてのディスカッションをするという機会に招待された。

*親和中学校は、どんな学校か知らないので、調べてみた (https://www.kobe-shinwa.ed.jp/curriculum/feature/)。中高とある女子校のようだ。サイエンスと国際化にフォーカスし、“たくましく生き抜く女性”を育成するというのが、モットーだ。Interesting! 人前で質問をしない、アメリカ人に比べるとシャイな日本人学生。このような教育環境からくる学生は、どんな子供たちなのかなって思いながら、このイベントに行ってきた。

*ゲストスピーカーは、私を含め3人。他の二人は、友達同士;日本で一流大学卒業していて、その後、MBAを取った20代後半-30代前半ぐらいのシリコンバーレーのハイテク企業で働くエリート。野球で例えると、彼女たちは、リトルリーグのエリートで、私は、草野球上がりというようだ。職種も、バックグラウンドも違うので、私は、逆に話に“色”を付け加えることができたかな。頑張ってるな、若者って感じで、彼女たちには、これからも活躍して欲しい。

学生達。中学卒業したての新女子高生。3つのグループに分かれて、スピーカーが、各グループのテーブルを回って、10分ずつの質疑応答。3グループのうちの2グループで、“睡眠時間は、どれぐらいですか?”って質問を受けた。なんでだろう?他のスピーカーに聞いたら、彼女達も聞かれたって。1/3ぐらいの生徒は、興味を持って質問して、答えも聞いていた。1/3は、あまり興味なし。彼女達が、生まれたのは2005年ぐらい。スマホも、コンピュターも持っているのが当たり前。私が、アメリカに来たのは、1996年。スマホのない生活の話をしてみた。どこへいくのでも、実際に、地図を片手に持ってとか。“英語の上達に、一番役に立ったアドバイスは?“ 1ヶ月通っていた語学学校の先生が、”日本語・英語の辞書じゃなくって、英英辞典を使え“って、言っていたこと。日本語から訳して、英語を話すのではなく、英語でものを考えるのに役に立った。”アメリカで楽しいことは、何ですか?” 毎日が楽しいよって。好きな分野の仕事をして、良いクライアントに恵まれて、天気の良い中、毎日外でトレーニングできて、海も近いし。というようなことでした。彼女達も、“大人になったら、こうするものなんだ”じゃなくて、”何がしたいかな”って考えてほしい。そのためには、いろいろな人と出会って、機会を作って、自分にどんな選択肢があるのか散策して欲しいものです。



‘24-1-30 “Annual Tokyo Visit

2024-01-29 22:13:12 | Megu's Sports
★Megu’s Sports
*今回の、東京訪問。うちの母ちゃんが、12月6日あたりに洗面所で転んで、大腿骨骨折をした。大腿骨骨折は、2回目。3年ほど前に、大腿骨の首を折っている。高齢者で大腿骨や骨盤の骨折をすると、寝たきりになってしまう人が多い。歳も歳なので、“これは、やばい”と思った。前回の骨折をしてから、リカルボンという骨粗鬆症の薬を飲んでいた。担当医によると、この薬は、骨がチョークのようになり、折れやすくなるということだ。そもそも、骨を強くするはずの薬が、何で骨を折れやすくするのか、何でそのような副作用が知られていながら、市場に出ているのかと思わざるを得ない。母ちゃんは、大腿の痛みを骨折の3週間ほど前から感じていた。亀裂骨折していて、それが折れて転んだのか、滑って、折れてしまったのかは、わからないが、骨粗鬆症の薬を飲んでいる人の中では、記事になる程、頻繁に大腿骨骨折があるようだ。

*日本の病院:そういうわけで、私が帰国したのは、母ちゃんの手術後12日目。救急病院なので、リハビリといっても一日20−40分程度。この時点では、まだ手術をした方の足は、動かせないけど、反対の足とか、上半身とか動かせる部分のリハビリの指導はしてくれない。以前から言っているけど、高齢者が長期入院していて問題になるのは、寝たきり・運動不足で日常生活に戻れるスタミナを失ってしまうこと。また、それによって肺炎などの病気になってしまうことも少なくはない。いくら忙しい病院だからって、高齢化社会を考えて、リハビリのアプローチを大きい視野で見て、見直してもらいたい。

*家の中のこと:こんな状態で、お茶のひとつも入れられない親父は、どうしているかというと。超幸いにも、家の向かい側にいる幼馴染が、前回母ちゃんが骨折した時から、週3回ほど、洗濯と買い物をしてくれている。その彼女が、親父の朝・晩御飯を作りにきてくれている。感謝としか言いようがない。

改めて感じたことは、うちの母ちゃんと親父、お互いの役割があって、自分の“仕事”以外のことは、よく理解していないというか、できないようだ。あれだけキャリアのある親父、銀行でATMの使い方がわからない;どこに自分のパジャマがあるのか知らない。母ちゃん、仕事の書類がまとめられない;保険の内容を把握していないなど。文句を言いながらでも、二人だから物事が成り立っていっているのだろう。

*理学療法士:実家にいる間、親父の理学療法士に会う機会があった。彼とは、親父のリハビリのことで、一度、オンラインではあっている。辛抱強く、性格の良い若者。私が、オンラインのリハビリで、できないとこをやってくれている。親父は、3ヶ月ほど前に痛風で歩けなかったのを機会に理学療法士に来てもらうことにした。その時に比べると、かなり動けるようになっている。90歳になっても、動けば、良くなるといういい例だ。運動を続ける鍵は、楽しいこと・好きなことである。親父と、久しぶりキャッチボールをした。親父は、野球がやっぱり好きで、キャッチボールは、Hand-Eye cordination、体の回転、スクワットと色々な要素が含まれている。なので、理学療法士さんに、親父を外に出す良い口実になるから、キャッチボールを取り入れてって、頼んできた。

*新年:Bumpyなスタートだけど、今年はどんな歳になるのでしょうか。健康第一で、良い年になることを、願うしかありませんね。


“23-8-29”2023 Ironman 70.3 World Championship- Lathi, Finland” 

2023-08-28 22:39:26 | Megu's Sports
★Megu’sSports
*Oh man, it was tough…just finished today. 68th place out of 210 in Age Group. 

*8度目のIronman 70.3 World Championship。今年は、Lathi, Finland。このレースは、ロジスティックが複雑。Lathiは、Helsinkiから、車で約1時間北に行った町。レースの開催の場所の近くに、宿泊施設があまりないので、多くの人が、30−60分離れたところから“通って”いる。私と友達は、車で30分ぐらいのところにホテルを見つけた。Ironman 70.3 World Championshipは、2017年のChatanoogaから、女子と男子と分けて、2日間に渡って、レースを開催している。分けた方が、ビジネスの面から言えば、もっと参加者を入れられる。だけど、そうすると、World Championshipなのに、選手の質が薄くなるといってもいいかもしれない。また、友達と”Racecation”に来ているのに、レースの日が違うと、お互いのレースが見れなかったり、行動の計画を立てるのも、難しくなったりする。私は、ソロで、Finlandに来て、2日後に友達と落ち合った。今のところ、バイクもスーツケースも無事に着いて、レース前の準備も問題なくでき、なんとか完走できたわけです。

・このレース、レースの2週間前にハムストリングを痛め、個人的な問題にも遭遇し、テーパーが思ったようにできたなかったので、そりゃ、どうなるか心配になるわけで。レース当日の心配は、レースよりも、朝パーキングが見つけられるかってこと。そして、レースの展開は…

・Swim: 霧のため、30分遅れてのスタート。ローリングスタートで、一番初めの列でスタート。ブイのサイティングもよくできて、結構、感覚よく泳げた。人が多すぎて、前のWaveの人に追いつき、人をナビゲートするのがチャレンジだったけど、3位で上がる。これが、今日のハイライト。

・Bike:Constant rolling hills…長い登りは得意なんだけど、短いパワーのいるアップダウンは、身体の小さい私に取っては苦手。しかも、後半、向かい風。プッシュするにもできなくて。計画より7分ほど遅かった。きつかったな。かなり。また、朝食取ったのが、朝4時。レースのスタートが、8時41分だったのが9時11分に。30分って、結構大きいもので。プロテインバー、エナジージェル、エナジーブロックを持っていたんだけど、朝食との時間が空きすぎてたので、それを全部、食べることに。糖分とりすぎで、お腹が張って、not quite comfortable。

・Run:2周回コース。各週、初めの3キロほどが、登り。最後の2キロほどが、グラベル。初めの3キロ、足が思うように動いてなくて、21キロ走れるのかとか思ったけど、4キロ目ぐらいから、徐々に足が動きだした。2周目、ペースもちょっと遅くなったけど、最後の2キロまで維持。グラベルって、足の親指の付け根が痛くなる。きつかったな。なんとか、完走。大腿四頭筋、ふくらはぎ、足の指が攣りそうになったけど、ハムストリングが、痛まなくてよかったな。いつも、World Championshipでの目標は、1)完走、2)トップ50%。納得のできるレースじゃなかったけど、完走できて、トップ30%だったので、良しとしよう。特に、来るのやめようかなんてかんだ得てたこともあったので、来れて、完走できたことに感謝。

明日は、男子のレース。応援、観戦。で、1日ヘルシンキを観光して、カリフォルニアに戻ります。フィンランド、緑が多く、静かな感じ。冬が長いせいか、屋外を楽しめる時に、楽しめるよに、バイクフレンドリーな国。ローラーブレードで、クロカンの練習してる人も結構いたりして。あと2日の滞在、楽しんでみます。




'23-6-27 “Semi-Annual Tokyo Visit”

2023-06-26 21:32:02 | Megu's Sports
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たいてい、年に一度、東京の実家に行くことにしていたけど、年末に帰った時にやり残したこともあり、親も今のところ、おかげさまで元気にしているけど、80代後半になるってことで、5月にあったレースの後、東京の実家へ行くことにした。レース後のリカバリーウェークということもあり、良い時期かと。All sounds good, right? だけど、レースの前日から、東京に行くまでの5日のうち、7時間の睡眠取れたのは一日。で、時差ぼけで、東京にいる間、7時間寝たのは一日。結構、厳しい2週間となった。

年末にやり残したことは、ベランダ・庭とカーポートの高圧洗浄。帰国する日に、寒い中やり始めたけど、納得できるほど綺麗にする時間がなかった。もう一つは、オンラインバンキングをセットアップすること。

高圧洗浄。うにちケルヒャーの高圧洗浄機があった。年末にも、あるって言ってくれれば良いのに。ただのホースからの水とデッキブラシよりも、かなり満足感がある。だけど、おそらく20年以上、掃除されてないので、“きれい”になるまでに、かなり時間がかかった。あと、水・泥が跳ねて、それで周囲がまた汚れる。この洗浄スキルを磨くのには、数回のトライが必要だな。

オンラインバンキング。日本の銀行のシステム、Such a pain! 今だに、多くの人が銀行に行く理由がわかった。オンラインバンキングをするのに、アクセスができるカードを申請しなければいけない。で、それから2〜3週間かかると。両親と私で、4つの口座を持っている。オンラインと電話で、この“カード”を申請するのに2時間以上かかった。しかも、ビジネス口座だと、資金を動かしたい場合、オンラインバンキングは有料。で、QRコードをスキャンするデバイスが送られてくると。何なの、それ?! 電話でのやりとり、オンラインでの予約のキャンセルなどで、オヤジと言い争いになる。親父は、オンラインでの予約のキャンセルを信じない。また、顧客サービスに電話すると、同じコールセンターで、同じ人が2度出るとことないのに、“名前を聞いたか?”っていう。今時の、システムがわかっていない。

iPad。両親と週に2回、Skypeで、リハビリのセッションをしている。今までは、デスクトップの上についているwebカメラを使って、狭い書斎でやっていた。カメラがあまり動かないので、50%は、ほとんど何をやっているか見えない。しかも、音声が悪く私の声が聞こえない。ということで、iPadを買って、テレビと繋げて、もっと広いリビングルームでセッションをできるようにセットアップした。タッチパッドをうまく操作できない母ちゃんに、アプリの開け方、ビデオコールの仕方などを教えるのは、かなりのチャレンジ。使い方を身につけるために、ほとんど毎日、ビデオコールするようにしている。

理事会。理事をやらせて頂いている、STICの理事会。初めてのin-personのミーティング。Virtualであっていると、実際にどんな人か分かりずらい。Virtualで難しそうな印象がある人、結構、フレンドリーだったりして。日本橋の三井タワーの中の、ワークスタイリング日本橋で集まった。ここは、15件ほどのスタートアップが、オフィスをシェアしているところ。6−7年前のシリコンバレースタイルが、ようやく日本にも広がってきたのかな。それとも、パンデミックの前からあったのかな?

今回の滞在、6日。忙しかったけど、チェックリストにチェックができた。次回は、例年の窓拭き、家のWifiがどのようになっているかクリアーにするのが、リストのうちの一つ。


'23-5-30 “2023 Season Opener”

2023-05-29 22:30:29 | Megu's Sports
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*今シーズン、1本目のレース、Ironman 70.3 Morro Bay。今年からできた、新しいレース。この数年、パンデミックを除いて、4月に行われるIronman 70.3 Oceansideに出ていたんだけど、時期が早いので、冬の寒い中でのバイクトレーニング、天候によって不安定なトレーニングを避けるために、6週間後のIronman 70.3 Morro Bayに出ることにした。また、Something Different. Something New. 

*カリフォルニアの冬、今年は例年になく寒くて、雨がかなり多く、例年、3月には終わる雨季も、長々続き、5月になっても寒い日や雨の日があった。インドアでトレーナーのトレーニングをこれだけした年は、初めて。寒いと、体が機能しない自分。スイムとランは、そこそこなんだけど、バイクの調子がなかなかあがらず。ようやく4月に入って暖かい日に、思ったようなデータがちょこちょこ出てくるようになった。それでも、まだ “Race Fit”には、少し欠けるかなと言うような感じで、レースに向かう。このコースでの予想バイクタイム、2時間55分から3時間かなと。

*カリフォルニア、暖かいと思っている人が多いけど、実際、寒い。特に、日が出てない時、海岸沿いで霧がかかっている時。Morro Bayは、San Joseから車で約3時間・300キロ南に行ったところ。水温が、かなり低いと言われている(11-12度ぐらい)。特に、今年は。前日にバイクに乗った時、向かい風がからり冷たい。レースのスタートが朝6時。やけに早い。水から上がって、こんなに寒いと低体温症になるなって(一度なったことがある)、心配。T1で時間をかけて、ベスト、ジャッケット、手袋をつけて、ビニール袋とホカロンを胸に入れることにした。ここで、2−3分余分に時間をかけても、寒くてバイクが5-10分遅くなったり、途中で止まることになったりするより良いかなと。このレースの目標は、1)完走、2)5時間30分以内でフィニッシュ。

*レース当日。3時15分起床。レースで、あんまり好きじゃないことは、4時より早くに目覚ましを欠けること。予定通り、肌寒い。とりあえず、スイムとバイクを終えればなんとかなるかなと。水温は、冷たいけど、思ったより冷たくない(12-13度)。上がってきたら、タイムがいつもより3分ほど遅め。レースの後、多くの人がいつもより3分ぐらい遅かったって言ってた。流れのせいだって。T1で、計画通り時間をかけて、防寒対策。控えめなペースでバイクを始める。と、雨が降ってきてバイザーからの視界が悪く、工事中迂回の道路が良く見えない。7マイルごとにタイムのチェック。ペースを押してないので、あまりお腹が空いてこないけど、予定通りにエナジージェルを補給。折り返し地点、予定以内だけど、ちょっと遅め。気を落とさないで、後半分。後半は、風向きのせいか、3-4分速かった。とりあえず、凍えずにバイクを終えて、ほっとする。冬場でのトレーニングのパターン。寒くてバイクのペースを押せない時は、その後、良く走れる。バイクのペース押してなかった(押せてなかった)から、ランは、どのくらいかわからないけど、走れるかなと。ランは、2.5周の周回コース。16キロまでは、調子良く5min/km以内で。観戦している友達に、1周目に、“今、2位だ”よって声をかけられた。”oh, I didn’t know”…2周目には1位に上がっているらしい。最後の4キロは、いつもきつく、この日もキツかったけど、粘って1位でフィニッシュ。2位との差は、8分。

*このレースで良かったこと1)予想タイムが合っていたこと。トーレニングの予想が、合っていると、自分のことが、良くわかっていたなと。2)2度目のIronman 70.3でのエージグループ1位。タイム的には、1位じゃなくて、トップ5のタイム。1位は、当然、嬉しいけど、他に速い人がいなかったから、運が良かったんだなって、ちょっと複雑な気持ち。でも、とりあえず、目標が達成できて、良いスタート。今年は、大きなレースのみのような予定なので、Injury Free, Stay Healthy, & Happy Trainingで行けますように。





‘23-4-25 “年相応“

2023-04-24 21:51:43 | Megu's Sports
★ Megu’s Sports
“年相応“って、一体何なんだろう?何を基準にしているんだろう?今、私が理事をしているグループの次回のセミナーの準備をしているところ。”高齢者“って、何歳から?
30才だからって、何をするべき?60歳だから、どうしたらいいの?

年齢は、自分のPerceptionによる。歳をとっていると思えば、それなりに動かなくなったり、若いと思っていれば、楽しくアクティブな生活を送れる。次回のセミナーは、高齢者を対象にしているので、ここから話に入ってみよう。歳をとるに従って、身体・肉体的キャパシティーに個々の差が大きくなってくる。例えば、90歳。アイアンマンのトレーニングをしている稲田さんから、ほとんど寝たきりの人までいる。稲田さんが、昨年(?), バイクで落車して、入院していたと言う記事を見た。この時、病院で、医師や理学療法士は、稲田さんを90歳として治療・アドバイスをしていたのか?それとも、“稲田さん”として、診ていたのか?彼に、聞いてみたいものだ。

私のクライアントで、76歳のランナーがいる。彼女は、50歳代の時にランニングを始めた。稲田さんと似たような感じ。学生の時から走っているランナーと比べてみると、まだ走行距離が少なめ。決して、速くはないが、フルマラソンのトレーニングをしている。他の“趣味”は、登山。年に1-2回は、Grand Canyonに行って、1日で上から下まで行って、また登ってくると言うようなことをしている。彼女が、ランニングで、良くあるオーバーユーズのケガをした時、理学療法クリニックにリハビリに行った。私のクライアントは、“リハビリのエクササイズが簡単すぎる”、“容易すぎって言ったら、何をしていいかわからなかったみたい”って言っていた。なので、私が、私がクライアントとどんなエクササイズをしているか、彼女のランニングトレニングのプランなどを理学療法士にシェアしたところ、返事がない。おそらく、76歳のここまでアクティブな患者を診たことがないのだろう。

彼女に限らず、アクティブな70歳以上の人からは、同じようなフィードバックを良く聞く。歳だからって、椅子に座ってやるエクササイズをしなくてはならないってわけではない。年齢で見るのではなく、身体・肉体的キャパシティーを見て、個々のプランを立てるべき。また、大切なことは、個々の限界・安全性を知っておくこと。

うちの親父は、いつも“俺は1934年生まれなんだ”って、必ず、人に言う。どう言う意味で言っているのか。“若いですね”って言われたいのか、“年寄りだから、労わってくれ”っていいたいのか。また、“90歳だったら、どれだけの運動をすれば良いのか”って聞いてくる。年齢では、一概にアドバイスはできない。その人が、 “何ができるか”を基に運動量を考える。医者も、高齢だから、関節が弱ってきますよと言うんじゃなくて、どうやって維持できるのか、具体的なアドバイスをして欲しい。高齢化社会の日本の課題の一つは、医療関係者がどこまで、パーソナライズした治療・アドバイスを供給できるか。と、人々が、 “もう歳だから”を言い訳にしないこと。

P,S
慈恵医科大学の創立者 高木先生
       “病気を診ずして 病人を診よ”
                    Massy

‘23-3-28 “教える”

2023-03-27 22:44:11 | Megu's Sports
★Megu’s Sports
カリフォルニア、例年以上の雨と風で、今年の初めから、至る所で被害が出ている。シリコンバレーと言っても、停電が多く、長い時では、72時間ほど電気が戻ってこない。先進国のはずなのにって思うけど、これがアメリカの現状。

さて、昨年の年末、法政大学スポーツ健康学部で講義をさせていただいた。今年の初めに、その講義を聞いていた一年生の生徒から連絡があった。将来、パーソナルトレーナーになりたいんだけど、今、何をしたらいいかって。日本でアスレチックトレーナーの資格も取りたいとのこと。私のアドバイスとしては、トレーナーでも、各々が専門にしていることが違う(オリンピックリフティング、出産前後、リハビリ、各スポーツなど)から、違った専門のトレーナーについて、”Shadowing”をしてはどうかと。その中で、自分の興味のあること、自分に合っていそうなことを見つけ出す。彼は、どこから始めていいかわからないって言うから、東京でパーソナルトレーニングジムを持っている先輩を紹介するから、連絡取ってみたらって。

その後、私の先輩から連絡があり、その生徒と面接をしたけど、断ったとのこと。
理由は、挨拶とお礼が言えないって。これを聴いて思ったこと:
1)親が挨拶とお礼をすることを、教えてないのか? 
2)18歳の時、私自身、これが十分にできていたか? 
3)彼は、断られた本当の理由を聞いたのか? 
4)社会人と対応できる準備が、まだ出来ていない子にとって、早すぎたかな? 

と言うことで、その生徒に、連絡とってみた。断られた理由は、聞いたかって。そしたら、“現在において、当社に向かない”とのこと。言われる方も、良い気がしないのは当然だけど、正直にモノを言うことは、伝える方も、容易じゃない。特に、よく知らない人には。だけど、本当の理由を知らないと、直せない。ので、この生徒に、断られた理由を伝えた。また、礼儀としても、紹介した人には、成功した・しないに関わらず、報告をすると。彼、良く受け取ってくれたけど、18歳じゃ、難しいかな。私自身、体育会にいたから、挨拶は出来てたと思うけど、このネットワーキングマナーを学んだのって、アメリカに来てからだろうな。

誰でも、断られるのって、良い気はしない。特に、初めての時は。失敗は成功のもとで、うまくいかなかったことから学んで、次に繋げてほしい。ないことには、越したことはないが、何回か拒否されると度胸もついてくる。拒否にめげないで、これからも、キャリアだけじゃなくて、色々な面で、図太く、積極的に進んで行って欲しい。歳を取ったからって、教える立場にいるって言うのではなく、年に関わらず、人は、教える・教えられる立場の両方にいる。教えることも、教えられることも同じくらい、難しいんだな。




'23-2-28 “必ずできる、もっとできる ~自分を変え、選手を変え、組織を変える(大八木弘明)”

2023-02-27 22:23:03 | Megu's Sports
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駒澤大学陸上競技部、2023年箱根駅伝総合優勝。大八木監督、4月で退任。総監督としてエリート選手のコーチをするとのこと。この大八木監督が書いた本が出たので、興味があって、注文してみた。
いつも駅伝を見て思うことは"各大学の監督達、練習に関わっている”のか、“大舞台だけに出てきて、監督のふりをしているのか”。何でこんな、質問が出てくるかって?私は、大学時代、専修大学水泳部に所属。専修大学女子水泳部は、オリンピック選手もいる一部の強いチームとして知られていた。監督はいたけど、出てくるのは新入生歓迎会、壮行会、インカレなどのみ。コーチは、4年間在籍のうち、常に練習に来ることを試みたことが2−3回あったけど、継続しなかった。ほとんどが、選手主体の経験に基づいた、見様見真似のトレーニングだったから。
本を読んでみると、大八木さんは、成功・失敗はあったが、監督になってから、ずっとチームと一緒にいる。練習を毎回見ている。選手とチームのことを考えている。監督としてのキャリア。監督の奥さんは、寮母として、栄養士の資格を取り、食事の管理をしているだけでなく、選手達に栄養学のセミナーなどをしている。選手の食事をInstagramを使用したり、本を出版して、選手の食事を紹介(@kamameshi)。この奥さんとの二人三脚が、成績の上がり下がりのあった中でも、チーム作りの土台になっているようだ。また、大八木監督は、タレントのある選手、それを見る目・伸ばしていく才能、他のマネージメントスタッフに恵まれていると、彼自身も認めている。周りの人達に対する、感謝の気持ち。
本の中に、例で一般入試で2020年度に主将になった 神戸駿介選手のことが書かれている。大八木監督をgoogleで検索していたら、神戸選手の記事を見つけた(https://number.bunshun.jp/articles/-/856199)。彼の陸上部での生活を振り返ったもの。レベルは違うけど、自分と同じような感じ。私は、高校でインターハイに行けるほどの能力はなかったけど、水泳の強い大学で競技を続けたいと思った。指定校推薦で青山学院を狙ってたんだけど、外れる。指定校推薦に引っかかることをあてにしていたので、ろくに受験勉強をしてなかった。なので、高校3年の秋になってから、ようやく受験勉強し始めた。青山学院、専修などの当時水泳が強かった大学のなかで、偏差値の高い法学部と、低い文学部の受験をしようと。運が良いことに、専修大学の法学部に合格。そして、大学登校1日目に、水泳部に入れてくださいと言いに行った。専修大学女子水泳部では、毎年インターハイで決勝に残った選手3名がスポーツ推薦入学をしていた。私は、初の一般入学の部員。常時、練習を見ていた水泳部の監督に挨拶に行ったら、“マネージャーやらないか”って言われた。それでも、練習には強い自分は、これだけレベルの差がある、他の選手にもついていける。1ヶ月程経つと、みんなが認めてくれる。3年生になった時点では、自分を含めて4人いた同期のうち、2人は練習に出てこなくなり、もう一人は、オリンピック選手でスイムクラブで練習。学校で練習しているのは、私一人となった。そんなことから、先輩から、翌シーズンの主将になってと。そうしたら、練習にもきていない同期から、“一般で入った選手には、下が付いてこない”とか言われ。でも、先輩が決めたんだから。4年生最後のインカレ。自分では、点が取れるわけじゃないけど、4年間のうちで一番良いレースができ、後輩が、頑張ってくれたおかげでインカレ優勝。“恵さんだから、ついていけました”って何人かの後輩が言ってくれたのを覚えている。
この本を読んでみて、大八木監督のような存在がいたら、また、このような環境にいたら、選手として、大学生活どうなっていたかなって思う。途中で、選手もいなかっただろう。監督が言っているように、レベルの高い選手は個性も強い。いくら少数なチームでも、指揮官なしで、チームをまとめるのは、大学生にとっては、難しい。監督、50人もよくまとめたなと思う。Old Schoolな監督が、伝統・日本の昔からの体育会根性を捨てて、選手にアプローチするようになったのは、難しいのは、よくわかる。変化を拒まない指揮官がいてこそ、駒澤大学陸上競技部、強くなったわけだ。読みながら、大学時代を思い出した。つくづく共感することは、個人を見て、その人に合った、その人を伸ばせる対応をする。これは、学生や選手だけに限らず、どの環境にいても大切なこと。





“Annual Tokyo Visit” (01-20-2023)

2023-01-30 21:06:42 | Megu's Sports
★Megu’s Sports
*It has not been “annual” last three years… 昨年4月に1週間ほど東京に行ったけど、年末年始を実家で過ごすのは3年ぶり。2021年12月のことを思うと、パンデミックの状態もかなり変わった。まあ、It’s about time。いつまでも、鎖国状態ではいられない。
*フライトは、成田到着・羽田出発。4月の訪問とは異なり、空港でのPCR検査が無くなっている。だけど、入国の前に、オンラインでワクチンの証明の提示と税関審査の質問に答えなければならない。で、税関を出る時に必要なQRコードを控えておく。到着後、QRコードで税関を通る列が50m程。従来のように、紙の質問書を使えば3分ほどで通れる。オンライン登録・QRコードなど、時間を削減するためのものが役に立っていない。出国の時の羽田空港。店やレストランが、まだ半分ほどしか開いていない。その反面、出国手続き、超混み。搭乗に間に合わないかと、超焦った。さて、今回の滞在は、どんなものだったかと…
*法政大学スポーツ健康学部でのプレゼンテーション
今回で2回目。プレゼンテーションの目標は、大学生の皆さんに、“こういうキャリアの道もあるんだよ”っていう事を知ってもらう。私のキャリアパスは、ユニーク。それを、進めているっていうんじゃない。人によって、向き不向きがある。大学卒業したら、会社に勤めて働くもの、仕事するもの、生活するために仕事する。それも大切だけど、自分で何をやりたいか考えてほしい。仕事が、生活・お金のためだけじゃなくて、自分の興味のあること・好きなこと・挑戦してみたいことであると、仕事の意味も変わってくる。世間の“普通”や当然、Expectationの外に目を向けてみたらと。生徒のフィードバックを読んでみると、私のメッセージ伝わったみたい。
*家の掃除:
家の中、一般的には、きれいになっている。だけど、気になるところが、いくつかある。で、パパッと掃除しようと思うと1時間以上のプロジェクトに。窓拭きはいつもしているんだけど、しているうちに、デッキなど周りが、土・埃だらけなのに気づく。掃除機かけても、よく吸っているのかどうかわからないので、新しい掃除機を購入。
*友達
久しぶりに東京に行くので、会いたい人が多い。ので、たいてい、スケジュール詰めすぎしまう。今回は、例年ほど、詰めたスケジュールではなく、ちょうど良かった。幼馴染み、大学の親友と、新しいコネクション。地元を長いこと離れていると、限られた時間の中で、時間を過ごすのが、だんだんと自分に良い影響を与えてくれる人、説明なしで分かり合える人に、絞られていくような気がする。
*We will see what 2023 will bring us…
 let’s make it exciting and meaningful!



“2022 Highlight” (12-25-2022)

2022-12-26 22:11:12 | Megu's Sports

★Megu’s Sports

Travel: Tokyo (4月); Milwaukee, WI (4月); St. George, UT (10月); UAE/Egypt (11月); Tokyo (12月)

Race: 3x Ironman 70.3; 2x Olympic/Standard Distance; 2x World Championship

Covid: 今のところ1x

と言うことで、2019年以来、あちこち行くことになった年。今月の初めに初の中東から帰ってきて、あっという間に東京へ。今年のHighlight、中東について書きます。

2019年に出場権をとったWorld Triathlon Championship Final。2020年と2021年、エドモントンで開催される予定が、2年続けて、Covid-19のおかげでキャンセル。ついに、Abu Dhabi (United Arab Emirates)で11月25日に開催。出場権がそのまま移ったので、参加することに。ヨーロッパ、オーストラリアなどは、いつも自分で旅を計画。今回は、一緒に旅をしたことのある4人で行くことになって、中東ということもあり、PPS (Premium Plus Sports)という、レースを中心にツアーを組むトラベルサービス・ツアーを使うことにした。このツアーでは、オプショナルで、レース後、エジプト6日間が計画されていた。ツアーと言っても、現地までの往復は、個々なので、バイクを一緒に持って行く私達にとっては、計画するのに時間がかかった。長くなるので、前置きは、この位にして:

World Triathlon Championship FinalAbu Dhabi (United Arab Emirates):水温29度、気温30度以上で湿気が多い。今まででたWTCは、もっと出場者が多いんだけど、場所のせいか、私のAge Groupでの完走者33人。ほとんどの出場者は、アメリカとイギリス。結果は、12位;アメリカからの出場者の中では4位。スイムは、2位。まずまず。Abu Dhabiは、Dubaiから車で1時間20分程の比較的新しい町。Formula 1のレーストラックの真横に立っているW Hotelに滞在。Formula 1のファイナルが終わったばかり。滞在中は、Formula 2の練習ランをベランダから、コーヒーを飲みながら見ていた。ダウンタウンには、行く時間がなかったけど、レース会場やホテルの周り、レースの出場者以外、あまり地元の人を見かけない。不思議なことに。

Cairo- Aswan- Abu-Simbel- Luxor- Cairo (Egypt): ピラミッド、スフィンクス、寺院、モニュメントなど、訪問したサイトは、どこもImpressive。ラクダにも乗って。一生一度の経験でしょ、きっと。行く価値あり。お気に入りは、Dahshurのピラミッド、Valley of Kings, Luxor Temple。40+人のツアー。初めての大きなツアー、最初で最後。自由時間もなく、いつ食べられるのかわからない。ランチがたいてい午後3時以降。クッキーとプロテインバーが夕食という日も。人数が多いので、いつもビュッフェ。良し悪しあっても、6日間結局同じようなものばかり。観光者向け以外のものは、トライする機会がない。午前2時起きで、飛行場に向かう日も。移動の時間が長く、見学を急かされる。どこに行っても超混み。もし、次に行き機会があったら、または、これから行く人には、プライベートガイドをつけたツアーをおすすめ。Cairoは、クレージー。道路に車線もなく、信号もない。常に渋滞。どこへ行くにも、車だと時間がかかる。エジプトは、私にとって初めての第三世界。観光客が多い中、地元の人の生活は、かなり貧しい。

Dubai (United Arab Emirates):  バイクをAbu Dhabiの飛行場に預けていたので、Cairoから、Abu Dhabiへ。そして、帰国する前にDubaiで一泊。Dubaiは、Las Vegas x Disney Landというような感じ。エジプトに比べると、全てが新しくて、清潔感があり、お金がかかっいてる。Light Show, Night Lightが、きらびやか。時間がなかったので、世界一高いタワーBurj Khalifaに行くことに。あまり高さの実感はない。浅草のSky Treeのようなもの。

この旅は、体にきつい旅だった。こう言ったら、”First World Problem”なんだけど (普段かなり甘えた生活してるんだなと実感させられる)、エジプトでの睡眠不足と食べ物不足、運動不足、バス・飛行機の中で多くの人が、ゲホゲホと咳していたりして。体が完全に、この旅から回復していないうちに、東京へという感じ。これだけ文句を言っても、行ってよかったのは、確か。風邪を持って帰ってきたけど、バイクと共に無事に帰ってこれたので、良かった。それもこれもいい思い出。

 

*Happy New Year and let’s see what adventure is ahead in 2023!

 

 


“Athletes’ Mental Health: Part 2” (10-20-2022)

2022-10-24 22:03:58 | Megu's Sports

★Megu’s Sports

“Athletes’ Mental Health” については、昨年6月のブログで取り上げましたが。今月は、ちょっと違う視点から見てみましょう。別に、新しい発見というわけじゃないけど、この2-3年、ホットトピックになってますよね。

The American College of Sports Medicine (ACSM) (https://www.acsm.org/news-detail/2021/08/09/the-american-college-of-sports-medicine-statement-on-mental-health-challenges-for-athletes  Aug 9, 2021)によると、”Approximately 30% of women and 25% of men who are student-athletes report having anxiety, and only 10% of all college athletes with known mental health conditions seek care from a mental health professional.”  “Professional and elite athletes also face mental health challenges, and data indicate that approximately 35% of elite athletes suffer from disordered eating, burnout, depression and/or anxiety”. ということで、およそ1/3の大学選手、プロ・エリートの選手が、メンタルヘルスの問題を抱えているとのこと。

・この1ヶ月、私が理事をさせていただいている、STICのセミナーの準備で、”Youth Athletes”のトレーニングについて、プレゼンテーションを作っているところ。効率的なフィジカルコンディショニング;精神的なコンディショニングも、フィジカルコンディショニングと同じ、またはそれ以上に大切。

これが、ふたつの異なった例。私の世代で言うと、競泳の岩崎恭子選手が、1992年のバルセロナオリンピックで、14歳の時に金メダルを獲得。その後、1996年のアトランタオリンピック出場;1998年現役引退。現在活躍中のアメリカの中・長距離スイマー、Katie Ledecky。2012年のロンドンオリンピックで、15歳で金メダル獲得。25歳となった今でも、次のオリンピックに向けて、トレーニングをしている。日本では、水泳選手が大学を過ぎた後でも、競技を続けられるカルチャー・環境が出来てきたのが、1990年代半ば。それから、一般的に選手生命が伸びてきた。その中で、この二人の違いは何なのだろう。

・”Youth Athletes”… 今の日本は、変わってきているけど、アメリカに比べるとElitistだと思う。子供たちに限らず、大人のレクリエーションアスリートでも、層が薄い。アメリカでは、多くの子どもたち・人々が、まちまちの目的やレベルで、スポーツに参加している。初めに、子供たちには、スポーツに関する興味を持たせること。別に“選手”にならなくても、運動の楽しさ、友達を作る楽しさなどを学んでもらいたい。そして、“選手”として上がっていく中で、目標設定を明確にして、みんな一緒っていうのではなく、個人的に合ったコーチング、精神的なサーポートを提供し、バランスの取れた生活を学ばせる。これが、子どもたちにとって、Burnoutを防ぎ、競技を続けられるKeyでしょ。

そして、怪我からの復帰。怪我している時って、鬱になりがち。経験から言っても、ランニングが、私にとっては、ストレス解消・セラピーセッション。怪我して、走れない時って、ストレスを発散する場がない、”Runners’ High”がない、で、鬱気味、イライラしがち。これを、どうやって乗り越えるか。怪我を治す、心配を減らす、焦らないってわかっていても、難しい。