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<犬雑感 Ⅲ>   '06-8-29

2006-08-29 20:32:45 | Massy's Opinion
 ‘96-東京南ゴールデン・レトリーバー倶楽部会報第4号  
●増田 弘

・漸く春めいて来て、犬の散歩に出掛けると沈丁花の香りが風にゆられて漂ってくる季節に成って来た。私は、少し肌寒いがそこはかとなく春の匂いが感じられる此の季節が一番好きであり、愛犬の散歩も四季の中で、一番楽しみな時期である。

・ さて、今回は松村先生の命題に従って、愛犬のしつけについて考えるままに記してみたい。
私の家の愛犬は、現在牝2頭のゴールデンで、自家繁殖の親子である。親犬は今年9才になる「Love」、子犬は5才になる「Gyu」と云う。「Gyu」はいつも種々な人から「エツー?」と名前を聞き返されるが、可愛いい牝犬には全くふさわしくない名前である。由来は生まれた時、一番大きく牛の子供みたいだったので、「牛太郎」から転じてそのままコールネームに成ってしまった。

・私の犬歴については、前回、前々回の犬雑感パート1,2 で述べさせて頂いたが、此の2頭は、私の飼った犬の中で、初めて訓練所に入れてみた。「Love」は、盲導犬の訓練所へ約4ヶ月、生後6ヶ月位からの可愛いい盛りに入校させた。「Gyu」は、ショウに出しても「上位入賞少し無理かなァ!」と云う感じで、大友訓練所に入校させたが、落第して武石先生に教育をして頂いた。現在は2頭家の庭で飼っているが、やっぱり大型犬は犬との長い付き合いの中では、学校に入れた方が良い様に思っている。

・今我が家では、長く留学をした「Gyu」の方が評判が良い。我が家の飼い方は、ベランダに2つの犬舎を置き、1.5m3方のケージをそれぞれにつけている。そしてケージの中にプールの更衣室で使っているプラスチック製の目の細かい「水切りスノコ」を敷き、その上に新聞紙を敷いてオシッコをさせる様にしてある。2頭共オシッコをすると「新開を取り替えてくれ」と吠えつづける。此の頃、新聞の取り替えが大変なのでケージの外へ出し、庭の芝生の上でオシッコをさせるが、その後を芝が枯れない様にバケツで水を撒いている。オシッコをした後、放してやる訳だが、「Love」は呼んでも遊びまわってなかなか寄りつかない。「Gyu」はオシッコをすると、又「ハウス」の一言で「ハウス」をする訳である。此れは、訓練所で覚えたことでなく、我が家で最近覚えたことである。此の原因を種々考えてみると、結局「招呼」の訓練がキチンと出来ているか?いないか?の差の様である。「Love」は4ケ月、「Gyu」は8ケ月位の教育をしてある訳だが、呼んだら「すぐ、必ず来る」と云うのが、犬の一番大事なしつけだと痛感している。どうしても子犬の時甘やかすと、成犬になっても一緒に遊びたがってしまう。人間の方は、忙しいのでついつい叱りすぎると「Love」は、逆に「ウーツ!」と怒ったりじゃれついてしまう。
ゴールデンは、比較的奥手の犬種の様な気がする。成犬になってもまだ教育や犬との対話は出来るが、基礎教育だけはしっかりとしておくことがつくづく大切だと思っている。

・ 今「Gyu」は、私と、とても良い関係にある。朝晩の散歩を彼女達も楽しみにしているが、私の帰宅が夜8時半過ぎの時は絶村に吠えない。それ以前の時は、「散歩につれていけ」と顔を出す迄、吠え続けている。又、食事の時間には、朝は「Love」、夜は「Gyu」が吠えるが、2頭が一緒に吠える事はない。何でこんなに時間が正確なのか不思議でたまらない。たまに「Love」がオシッコをしたとき、「Gyu」「オシッコを早く片付けてくれ」とお知らせをする。きっと2頭で話し合っているのかもしれない。子供の前で「Love」と「Gyu」をサカナに基礎教育の大切さを話し合うのも、これ又、犬を飼う効用かと思っている。



<strong><犬雑感 Ⅱ>   ’06-8-22</strong>

2006-08-22 16:26:40 | Massy's Opinion
☆‘95-東京南ゴールデン・レトリーバー倶楽部会報第3号                                  ●増田 弘     (今から12年前に寄稿したもの)
・1995年4月6日J・K・C・東京南ゴールデンレトリバー・クラブのり95年度総会が無事に終了しました。松村代表を始め、役員皆々様のご努力に当クラブに所属しているゴールデン愛好者の1人として厚くお礼を申し上げます。会員も創立当初の40数名から比べると、此の不況の最中、本当に驚くべき成長であり、早い時期からゴールデンを飼い出したl人としてこの現象について種々考えてみました。

・一つには、おとなしい、従順な、頭のいい、犬種のキャラクターが大きい要因と思われれるが、反面では、「首都圏の高齢化」と“Comeback to Home”志向の強くなった「男達の変化」があるのではないだろうか?という気がする。(大型犬なので、いくらおとなしくても女手だけでは飼うのに大変。)私の周囲にも、「散歩のため」とか、「もうすぐ定年になるから定年に成ったら飼いたい」と云う希望が数多く寄せられている。 さて、これだけゴールデンが殖えてくると、繁殖や愛犬の管理について我々にも大きな責任が生まれてくると思う。犬の繁殖も仲々難しいものである。私も、今迄、エァーデール・テリア3回、コリー3回、ゴールデン2回の繁殖経験があるが、戦後間もない時代エアーデールを飼っていた時は、牡犬探しに骨を折ったものである。方々 から情報を聞いて牡犬を飼っている人を尋ねたり、やっと見つけたと思ったら血統書が登録されていなかったり(現在程、制度が整理されていなかった)と云う様な状況であった。コリーはご存知の様に3種類のカラーがあるので、よく血統を調べて交配をする必要があった。この時代はもう輸入犬が入って来ていた時代なので、AM,CHの牡を交配した。現在のゴールデンは、牡犬はたくさんいるが、交配時には良い血統を選ぶことが必要だろう。そして、無事出産してくれれば良いが、大型犬は多頭数生まれるので、何と言っても仔犬の出来にバラつきがないことが解るとまず安心である。どうしても性別や個体差はあるので、「すべての仔犬が良い飼い主に必ず巡り会えるか?」「どうか?」が次の大きな心配事である。私は必ず仔犬を手放す時、直接飼い主に面談して買ってもらうことにしている。そして、必ず相場の代金を頂戴する。これは大変申し訳ないが犬に対する愛情の保証金だと思っている。犬の繁殖は交配料とか、注射代とか、直接的費用はともかく永い間の飼育に対する経験労力を考えれば、先ず、儲かることはない。あくまでも利殖ではなく趣味の世界と考えるべきである。

・愛犬家仲間の付き合いにもルールがあると思う。犬を飼うには、「犬好き」であることは第一の絶対条件であるが友人に薦められたり、子供にせがまれたり、種々な人それぞれの動機や購入ルートがあると思う。飼った人はどんな犬でも「自分の犬」がベストなのである。従ってよくショーや競技会で話しを聞いていると、「他人の犬」を猛烈にけなす人が居るが、とても聞き苦しい。例え欠点があっても、「もう少し後足がしつかりしていた方がイイネ」と言う様な言葉使いを考えるべきだろう。繁殖をすると良く解るが、生まれた仔犬の中で、「出来の悪い仔犬」を買ってくれた人ほど、いつまでも気になる有難い愛犬家なのである。従って「犬の良い点」を見つけることが愛犬家仲間のお付き合いでは基本のルールだと思っている。  
 
・一昨年、砧公園のしつけ教室に参加していた時、一人の外国人が私の犬を見て「NiceDog」と声を掛けてきた。つたない英語で話をしてみたら「転勤で最近日本に来た」と言うことで、もう少ししたら「ワイフとゴールデンが3頭日本に来る」と言っていた。その人の名は英国人でピーター・バットワースと云い、英国ゴールデンレトリーバー・クラブに所属し、英国の自宅でゴールデンを9頭飼っているという愛犬家であつた。英国ゴールデンレトリーバー・クラブの会員に成っている日本橋の浜田さんに尋ねたら、サンスー犬舎のミセス・バーキンから「仲間が日本に行くよ、よろしく」という紹介があったとのことだった。たまたま私の通勤先とピーターさんの通勤先が近かったことなどがあり、国際的な愛犬談義をしたのであるが、昨年、油壷のピクニックプランがあることを教えた時、来日まもない外国人が一人で現地まで地図を頼りに電車で辿り着いたのには驚かされた。(会社の秘書の女性に一日つきあって一緒に来るように頼んでおいたのだが...)それから半年位、ホテル住まいをしていたが「犬の散歩の出来るところに住まいを求めたい」と言うことで代々木公園の近くを希望し、やがて理想的な家が見つかり、奥様のパトリシアさんと犬が到着した。それ以降、松村先生や武石先生、五嶋先生らを含め、「愛犬懇談会」を開いて英国人の犬に対する考え方、特に「どうして英国は日本に犬を輸出しないのですか?」というようなことを聞いてみた。「日本人は流行を追っかけて熱し易く、さめ易い。本当に犬を愛するのではなくファッションで飼ってしまうから犬が可哀想だ」と云う耳の痛い話であった。ご夫妻とも自分のハンドリングでショーに出陳しているがJ.K.C.のゴールデンのスタンダードは、米国系なので、英国タイプの犬は伸々良さを認めて貰えず審査の仕方等についても、不満を持っているようであった。然し「ここは日本だから仕方ないですよ。現実にAM,CH同志が“J・K・C・タイトル”を競うケースもあるのだから..」と説明をしているが、日本人が世界から「どんな見方をされているのか?」と云うことを痛切に感じさせられたものである。又、今年もバットワース夫妻はしつけ教室等に参加してくると思うが、日本語にも慣れて来ているはずなので、その時は皆様で、「ミスター.ピーター、ナイス、ラブリードッグ!」と声を掛けてあげて下さい。きっと「有難う...あなたの犬もね。」と多分、日本語で答えるでしょう。

P,S 激闘!甲子園が終わると、急にTVも詰まらない。株も景気もパットしない。フトすると解っているのに、犬舎に眼が行ってしまう。明日は高校野球秋の予選を応援にいこうか?...
(アフリカ野球友の会のHP 「週間アフ友」コーナーをスクロールして下さい。女の子にバッティング教えています。又、練習に来ると良いなァ!)




<strong><犬雑感 Ⅰ>   (月刊 「自動車販売」’94-3掲載) '06-8-15</strong>

2006-08-15 11:33:59 | Massy's Opinion
●増田弘
☆今月はGyuチャン 追悼月間 犬にまつわる12年前の寄稿を振り返って見た。

・変化の年と言われている1994年は、十二支の戌年である。と言うことは、戌年生まれの小生も、誕生日をもって「還暦」となる訳で、自動車販売業界に飛び込んで40年近く、若いつもりでも周囲の変化が激しく、何とも複雑な感じで新年を迎えたのが偽らざる心境である。
 私と「犬」との付き合いは、戦後学童疎開から東京に帰って来た時に始まる。母に反村されながら、最初に飼った犬は雑種だったが、確か5才位で死んでしまった。その次に近所のブリーダーから「犬を飼うなら血統書付きがいいよ、雑種も純粋犬も食事代は一緒だよ」と言われてなるほどと思い、父親にねだって買って貰った犬が、忘れもしない新宿の三越で当時3千円の柴犬であった。 ところが、この柴犬は半年を過ぎても、耳が立たず、ボール紙をばん創膏で耳に貼りつけたりして随分苦労をしたが、遂に死ぬまで耳は立たなかった。その後は、コツカー、エアデール、コリー、ビーグルと様々な犬種を飼った。そして今は、ゴールデンレトリーバーを2頭、親子で飼っている。 この中で、特に思い出されるのはコリーで、これは自動車の下取りとして、セールスが1万5千円で取らされた犬を、「飼ってくれ」と犬、大好きの私の処に泣きついて来たので、私が飼う破目になったのである。犬も良い犬で、血統も「まあまあ」だったので繁殖をした。コリーはご存知のように、トライ(黒)、セーブル(茶)、ブルーマール(3色)と三種の毛色が生まれるので、種牡の選定から仔犬の生まれるまでが楽しみであった。 このコリーの仔犬は展覧会に初めて出したり、私の犬好きの基礎犬であった。コリーは15年位飼ったと思う。

・さて、今飼っている「ゴールデンレトリーバー」は、コリーが死んで次にビーグルを飼い、その後しばらくブランクがあり、もう「死に別れは辛いから犬は止めよう」と家族で考えていたのだが、また「どうしても欲しい」と言うことになり、犬探しを始めたのである。今から6年前、次に流行する犬種はなんだろうか?と考え「ブルドッグ」、「ペアデットコリー」、「チベツタンテリア」、「ゴールデン」の4種を選び、ブリーダー歩きをして、ゴールデンに決めたのである。 生後30日位の仔犬の「ジイーット」人を見る目付が、家へ帰ってからも忘れられず、ワイフと相談して値段は35万円と高かったが、思い切って買うことにした。今まで、何種類、何頭もの犬を飼って来たが、犬質、性格ともに本当に一番良い犬でショウでも良い成績を挙げ、遂に、JKCチャンピオンを取ったのである。(英国系ゴールデンでは、至難に近い)

・一昨年から、「東京南ゴールデンレトリーバークラブ」と言うグループを40人位で作ったが、今は何とこのゴールデンが昨年の人気ナンバーワンの犬種になり、会員も280人位になっている0毎月1回「しつけ教室」を砧公園で開催しているが、約70頭位のゴールデンが集まって来る。しかし殆ど喧嘩もしないし、誠に見事なものである。
と言うようなことで、犬へののめり込みは年々激しくなるばかり、早起きと散歩が苦痛になるときがあるが「目は口ほどに物を言い」ではないが、私が帰宅しての一声と、じっと見つめ「話しかけるよな」眼差しには、「仕様がないなあ、散歩に行ってやろう」となる。そして、歩き出すと尻尾をチギれんばかりに振って歩く姿を見ることは、正に「忙中閑あり」である。

☆8月12日の思わぬ出来事。
この日は「慶応野球部応援団」の緊急オフ会が新宿であり、行きしなに京王デパートに寄った。丁度、7階の催事場で「大骨董市」が開催されていて、色んなお店が出ていた。フト眼をとめると「マッシーコレクション」と言う陶器のお店が出ていた。「えー、何でマッシーなの?」と疑問に思い、そこに居た中年の綺麗な女性に「失礼ですけれど、マッシーって、いつ頃からおやりに成っているのですか?」「家の主人の名前なんです」と向こう側を指差す。そこには大きな体をして日本人大リーガー1号の村上雅則さんがいた。「ああ、この人奥さんなんだ」早速、名刺をだして、「家でMassyと言う喫茶店を40年くらい前からやっていましてね」「えーと何処かの駅の改札の前ですよね...そうそう、神谷町でしたよね。病院へ行く時ですから...」それからマッシーとの話に成り、塾高出身の事、夏の予選は法政二高に負けたことを話すと「遠藤凱孝さん元気ですか?彼とは当時1勝2敗で負け越しているんですよ」「え!ゴルフ...」「野球ですよ」「良く覚えていますね?今、塾高野球部OB会の副会長をしていますよ」「高校時代のことは忘れられないですよ。慶応強く成りましたね。二高は良い選手を皆慶応に取られるから...とか言い訳ばかりして...」こんな話で30分位話し込んでしまった。僕は村上さんが「マッシー」と呼ばれているのも知っていたし、「何時か話はしたいなァ」と思っていたので、思いがけない出会いであった。この事を野球好きのよくSanFranciscoへ行く若い人に話をしたら、今でも Giantsのホームグラウンドには「マッシー」の写真が飾られているとの事だった。
P,S 参照、ブログ '05-8-15 「Massy ネーミングの由来」


<strong><History Of Love & Gyu > '06-8-8</strong>

2006-08-08 14:18:40 | Massy's Opinion
>ポポさん、三浦寛人さん、On the Rockさんコメント有難う。
Gyuが亡くなって約2週間、ママはまだ朝はGyuの声で起こされるそうです。昨日、庭の草刈をしましたが、何時ものようにGyuが側に居るのでは...と何回も振り返りました。LoveとGyuと本当に長い間暮らしましたが、折りにふれ書き留めたものがありますので、ブログは暫く愛犬物語といたします。先ずはLoveのお産と子犬を手放す時、新しい仔犬の飼い主に渡したお願いです。

<仔犬お買い上げの皆様へ>       ’91.Oct.6
               Massy Oakland,K,JP.

 私共の仔犬をお買い上げ頂きまして、有難うございました。(生後約45日)
今度の仔犬は、純英国系の血統(牡犬Ranger)で繁殖を致しました。J.K.C(ジャパン・ケンネル・クラブ)の血統書では、4代迄しか遡って居りませんので、別添血統書(6代迄遡る)をご参考に願えれば幸いです。
なほ、当方の犬舎名は、浜田山に昔、柏の宮公園(現在、復旧)と云う処がありましたので、増田のMAS SYと組合せました。Kはケンネル、JPは日本です。HOLMは雄犬所有者の浜田様の犬舎名です。登録名は、初めての胎児なので頭文字Aの中で選びました。
呼び名(Call Name)は、又、考えて下さっても結構です。

☆略号の意味は、次の通りです.
・E N G.C H.イギリス・ケンネル・クラブ チャンピオン
・S H.C H. ショー・チャンピオン
・C R U F T S.英国(世界)で一番大きいD o g S h o w。米国にはWestminster展
・チャンピオンは、英国は選抜制、米国はポイント獲得制で選ぶ
・B,0,B  Best Of Breedの略でそのグループ(展覧会)の最高犬
・JKC   ジャパン・ケンネル・クラブ チャンピオンは米国方式
以上

☆子犬の食事と運動・注意事項
この度当犬舎のゴールデンレトリバーを、お買上げくださいまして誠に有り難うございました。私どもで家族同様に育てた子犬達です。どうぞ末長く家族の一員として育てて頂きたく節にお願い致します。
又子犬の成長過程(お写実)等を、お知らせ下されれば幸せと存じます。
・子犬の食事一日のドックフードの量、成長過程で「漸次肥らせ過ぎないよう」に量を増やす。 
AM7:00朝食    ドックフード,ミルク子匙一杯.水
 10:30おやつ   ミルク,トースト(バター付き)
PM2:00昼食    ドックフード,ミルク小匙一札、水
  5:00おやつ   チーズ,煮干し(2,3個)
  9:30夜食    ドックフード,ミルク子匙一杯、水  
・好物品       さつま芋、キャベツ、りんご
・子犬が軟便の場合,食事の量が多い。・硬すぎる場合食事の量が少ない。
牛乳をあげる場合は必ず温めてください。(最初は三分の一、水で薄める)
・絶対にあげていけない物、玉葱頼・加工品(ハム・ソーセイジ類消化が悪い)
子犬が時々軟便になる事がありますが余り心配する事はありません。
温度差の激しい時,ストレス・環境の変化、乳製品のあげ過ぎ、等が原因です。
子犬が家に来て落ち着きましたら(一週間)、獣医に行きジステンバー(5種混合)
バルポの注射をしてください。またフイラリヤの事は獣医に相談してください。
テンバー,バルポが免疫になる迄、犬をシャンプー、又は外出はしないでください。
と日光浴はしてください。
又余り遊ばせ過ぎない様(肥りません)
ゴールデンレトリバーは少々,シャイで強情な犬ですので叱る事より褒めておだてる方が
言う事を聞くと思います。「3叱り・7褒める」又、甘えん坊でスキンシップを大変好みます。常に言葉を掛けてあげてください。利口な犬なので,すぐ言葉を理解する様になることでしょう。(ゴールデンは90の言語を理解すると言われています)
叱る時、いけない事は,「ノー」の一言で教えてください。
子犬の運動は生後6ケ月までは、公園か.お庭でボール投げくらいで結構です。
そして他の犬とのコミュニケーション、人との出会いを大切にしてください。
7~8ケ月位から自転車運動、又は訓練所に入れる時期です。
子犬の時に特に注意する事は滑る床です。8ヶ月位までは亜脱臼になりやく、又指の握り(グリップ)が甘くなります。(私共ではジュウタンを敷いています)
犬の事で解らない事が有りましたら何時でもお電話を下さいます様お願い致します。




<strong><サヨウナラ! Gyu チャン>      ‘06-8-1</strong>

2006-08-01 13:43:19 | Massy's Opinion
☆Gyuとは、我が家の愛犬英国系ゴールデン・レトリーバー牝である。
14歳11ヶ月になる。この所、大分エイジングが進んでいて、半年位、散歩の距離も減り、食事も少なめになり、時折後、左足を引きずるような様子が見られた。耳は少し遠くなったような感じであった。そのほかは、何時もとかわらず番犬の役目をキチンと果たして呉れていた。心臓発作が来て、舘岡先生に注射をしてもらい、幾らか立ち直ったが、26日の夜天寿をまっとうした。(犬の15歳は人間の100歳くらいの相当する。特に大型犬は...)

・兎に角、GyuはLoveから生まれた時に、僕が取上げ、同時に生まれた7頭の仔の中から、「始めから家に残そう」と決めて居た犬である。その位、「持ち重り」のする英国系ゴールデン特有の「ペール・ゴールド色」であった。まあ、一胎の中で存在感のあった仔犬だった。

・それ以来、親犬のラブと同じ様に武石先生の所に、可愛い盛りの4ヶ月位から半年訓練に預けた。従来の犬は自分で躾をしていたが、矢張り家庭犬の域を出ない。約一年過ぎて我が家に帰ってきた時には「良い娘」になっていた。勿論預けていた間も月に一度は面会に行っていたし、それが大きな楽しみであった。この20年間の内、それぞれ15年間づつ2頭の愛犬と暮らしていた事になる。

・Gyuはお陰さまでJKCのトレーニングチャンピオンを取っている。(LoveはShowChampion)2頭とも行儀がいいのは、本当に良かった。家の中に入れて遊ぶ時があっても、絶対に人の食べている物を欲しがらない。「匂いを嗅いでもそれで辞めてしまう」「自動車がすき」難点は吼え声が大きい事。でも無駄吠えは一切しない。
・朝、起きるのが早いのと散歩の要求は仕方ないだろう。今度、Gyuが死んだら向こう3軒両隣のお宅から供花を頂いたり、「寂しくなっちゃう」とお見舞いを頂いたり、その位ご近所の生活にも入り込んでいたようである。最近大型犬は少なく、家の横丁の番犬もしていた訳で、子供さんにもとても馴染んでいた。

・ママ曰く「あんなにGyuが皆さんに愛されていたなんて...だけどGyuが愛していたのはパパだけ…」兎に角、靴磨きや、ゴルフクラブの掃除、庭掃除をして居ると、犬舎から出せと吼えるが、出すと唯、僕の側に居るだけで幸せそうな顔をしていた。最後の時に苦しそうな泣き声をしたので、ママが水を飲ませに行ったが、その時には、喜んで尻尾を振ったそうである。

・今、夫婦で頂いたお花とGyuの写真の前で「ペットロス」に浸っている。もう、二度とLoveやGyuの様な名犬と出会う事は出来ないだろう。そして、二度のお産で仔犬を通じて知り合った素晴らしい愛犬家の皆さん、色々有難う御座いました。