★MEGU’S SORT.
・“Cute vs. Cool” : 先日、Facebookのポストで見たもの:“やっぱり走っている人はカッコいい!街で、公園で、皇居で。お洒落ランナーをスナップ!~美女はヒラヒラ編~”(http://number.bunshun.jp/articles/-/827769)日本人は、何をするのにでも、お洒落ですね〜。とは、言っても彼女たちがパフォーマンスを重視するアスリートだったら、着るものも、違うんでしょうね。健康維持のために運動をするということは大切なのですが、日本人、いつも外見から入っているようにしか見えないのは、気のせいでしょうか。目的、根拠、動機が何であれ、体を動かすことはいいことなので、外見はどうでもいいのですが。 それでも、”Can you really run in that skirt???”と言いたくなってしまい、文化的な違いに気づかされるわけです。アジア文化、特に日本では、”Cute”(かわいい)が、”Cool” (かっこいい)になることが多いですよね。この記事を見て、彼女たち、確かに“かわいい“のだけど、“カッコいい!”では、ないと思いません?IntsagramでフォローしているWomenlabsports (https://www.instagram.com/womenlabsports/) のページ。これこそが、お洒落で “Cool”な、女性アスリートの例・イメージ。メディアって、人々に影響のあるもの。そして、メディアが、物事の “こうあるべきだ”というイメージを作っていき、社会に浸透させる。これらの違いを見てもわかるように、日本の女性のイメージ は、かわいい/おしとやか/助けてあげたくなるvs. アメリカ人の理想としてるイメージStrong, Independent, Muscle(haha…!)から、かけ離れていますね。
・“浅田真央vs.安藤美姫”:日本のニュースをオンラインで見ていた時に、この記事に目がついた:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170413-00000055-zdn_mkt-bus_all 真央ちゃん、長い選手生活、お疲れ様でした。トップから落ちつつも選手生活を続けるということは、どんなアスリートにとっても容易なことではありません。この記事は、清楚な真央ちゃんと、奔放な安藤美姫の比較。上記でも言ったように、イメージが物を言います。ニュースで耳にすることは、事実ながら、実際に状況を把握しているオーディエンスは少なく、どのようにニュースが伝えられるかによって、その人・物事のイメージが変わってしまう。二人とも日本のフィギュアを引っ張ってきた選手。私は、どちらのファンでというのではないのですが、奔放で嫌われがちな安藤美姫が、かわいそうだと思うのです。この記事の著作の言う様に、多くのオーディエンスが、安藤美姫の“自分がやりたくてもできない”生き方に嫉妬しているのでしょう。また、型にはまっていることが、安定している・心地の良いとなりがちな日本の文化では、“清楚”が, “Out of the Box” の行動に勝りますね。世代が変わって、型にはまらない人たちの割合が増えてきたと思います。これからの日本、世間体を気にせず、“型”にはまらないで、個性と独自のライフスタイルを築く人を、受け入れる社会になって欲しいものです。
・“Person vs. Women/Man”: この間 、”How do you describe yourself as a women?”という質問を受けた。私の答えは、“I prefer a question ‘how do you describe yourself as a PERSON’”。いくらアジア圏に比べて男女差別の少ない(少なくなっている)アメリカでも、性別のStereotypingがあるわけで。シリコンバレーでは、まれですが、まだまだ1950年代の考え方を持っている人も居るのです。私自身、性別よりも“人”としての特徴、意思、行動が先に立つべきだと思っているのですが。