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“家庭と栄養”  (‘15-2-21)

2015-02-24 07:58:29 | Megu's Sports

 ☆  Megu’s Sport

今日は、社会問題と食文化について。

 現在、アメリカだけでなく、日本でも離婚率が高くなってきている。そうすると、子供への影響は、もちろん大きい。日本では、あまり聞かないけど、アメリカでは、離婚した場合、子供のcustody (=保護,監督、養育の義務、権利: http://ejje.weblio.jp/content/custody)をシェアする場合が多い。例えば、月曜から水曜日は母親のところ、木曜日/金曜日は父親のところ。で、週末は、一週間置きで母方/父方と言う感じで。そうすると、子供達は、二件の家で生活し、二つの違う家庭環境があり、二通りのスケジュールがある。よっぽど、両親がうまくコーディネートしない限り、一貫性を保つのは難しい。また、それに加えて両親が新しいパートナーができた時、子供はそれに適応せざるを得ない。ので、そのような家庭環境にある子供達、「大変だな」と思わされる。

それだけではなく、特に、子供達が運動をしている場合、食生活、アスリートとしての成長にも支障が出てくる。10代半ばのひょろっとした息子がいる某シングルファザー。息子の野球部のコーチに、ピッチングのスピードを上げるには、筋肉で体重を増やさないとだめだ、といわれたそうだ。また、「プロテインドリンクを飲め」と言われたから、「どのプロテインドリンクが良いの」って質問をされた。こんな事を言うコーチにもあきれてしまう。

 もともとアメリカでは、栄養補給をサプリメントに頼る事が多くて、サプリメント市場も競争が激しい。理想的には、栄養を食べ物から補うのが一番。だけど、人々は、手間をかけて何かをつくるよりも、簡単なサプリメントや  “Meal Replacement”の製品にまかせがち 。私自身も色々なものを作ってくれる母ちゃんが家にいないし、忙しい日常生活で栄養のバランスが欠けがちで、ついつい補給をサプリメントに頼ってしまう。この人工的な健康志向を、自然的なものに変えていく必要がある。

 なので、子供がアスリートであってもなくても、10代のうちに、健康的な食生活を身につけるのは大切なこと。まず、大人もそうだけど、特に成長期には、 プロテインドリンクなどを使用せずに、栄養を自然の食物から取る方がもちろん良い。それから、食べる物の選択。健康的な将来のためにも、バランスが取れた食事の仕方を教える必要がある。

 これが、料理もしない、健康的な食生活のコンセプトがない某シングルファザーにとっては、問題。いつも食事を楽な、アメリカ人の子供達が好きなハンバーガー、ブリトー、ピザ等で済ませてしまう。また、チップスやクッキーなど、カロリーはあっても、栄養価値のないものばかり買いだめしたりして。こういうものばかり食べていると、子供の味覚も発達しないし、食べ物に対するありがたみもうすいだろうし、“Mindless Eating”の癖がつき食べ物に対する感情も量の感覚もないままになってしまうのでは。いくら外食やテイクアウトをしても、もっと野菜、たんぱく質、穀物のバランスのとれたものを選ぶこともできるのに。もし、自分に知識がなかったら、子供達のために学んで欲しい(Well, 質問してくるのに、話しを聞かない...)。


Massy’s Opinion “自動車界が賑やかに成ってきた”    ‘15-2-17

2015-02-17 08:04:02 | Massy's Opinion

☆円安が進んで来た

世界情勢は混沌としてどうなっているのだか、本当に解らない。安部さんの施政方針でも話し方、絶対過半数の与党議員を前にして、自信満々の演説だ。しかし、ヨーク中身を聞いていると果たして、大丈夫なのかな?と頭を傾げたくなる。金融超緩和政策も異常な円安を誘導して自動車メーカー等が国内回帰に動き出しているという。これは有難い所だが日産の様に工場を殆ど売ってしまった所は新しく土地を買って設備投資をすることは出来ないだろう。地方創生も大臣を任命した位では即効性は上がるまい。日本海側に神戸、横浜、東京に匹敵するような港を作るようなもっと大きな列島大改造案が出てくるようでないと人口減少と一極集中型の都市開発では地方との格差は広がるばかりだ。

☆中古車が売れない

30年前はチョッと空き地があると中古車屋が出来ていたものだが、今は街中で中古車の展示場は見られない。ネットで買うと言っても現物を見ないで中古車は買う訳には行くまい。自販連の刊行物を見ると、中古車の売れ行きは全国的に前年割れしている。多分、中古車を買いたいお客は軽自動車の新車を買っているのだろう。僕自身そう思う位今の軽自動車は魅力的だ。現在、日産系の販売店は売る物がなく、相当苦しんでいる様だが、新中併売の店舗でメインのメーカーとの契約車、中古車は他社物などと言う品揃えをしないと、これからのディーラーは顧客のニーズに合わないだろう。

☆外車が売れているようだ

僕は散歩のときに井の頭街道沿いのディーラーをよく覗いて見る。ポルシェ、BMW、ベンツ、アウディー、三菱、日産、トヨペット、アルファロメオのサブ、ホンダ、ヤマハ改めてこう言う風に書いてみると殆どのディーラーがある。日曜日などはショールームで商談をしている風景に懐かしさを覚えるが、外車、特にアウディーの店は良くお客が入っている。住宅街を歩くと20年位のモデルのセドリックやセフイーロに乗っていた人はワーゲンの小型に替えている人が目立つ。トヨタに乗っていた人はもうハイブリッドのプリウスになって居るようだ。車両価格は一頃から比べると随分高くなっている。先日、車好きに聞いた話だが、フォードムスタングがまた売り出されて、今度は日本向けに右ハンドルの仕様が設定されたとか?未だ確認はしていないが値段は相当高いだろう。

☆トヨタの特許開示

昔は自動車会社では考えられなかった技術の特許をトヨタが約5800点位とか開示したのには驚いた。車名の意匠登録とか技術の特許はメーカーでは極秘中の極秘だった筈だが、確かにこれからの地球環境等を考えるとき、世界の自動車関係の基準や環境整備には、外国メーカーも含めて考えていく必要があるだろう。それにしても大英断だと思う。当然、開示していない特許もあるにでは...と思うが「通行区分の世界統一」も馬鹿げた話と言われる事も無くなるようにと思っている。それにしても世界一の自信は素晴らしい。しかし、自動車の燃料問題はヨーロッパではデイーゼルのハイブリッドが当分続くだろし、水素も水素を作るには石化燃料が要るし当分時間が掛かると思う。

☆F1やWRCへの参戦

先日サファリーラリーを主題にした昔の映画、石原裕次郎の「栄光への5000キロ」をやっていた。日産華やかなりし時の映画である。僕は裕次郎と同級生懐かしさと寂しさで複雑な心境でチョッと見た。時代の流れに押されてか、お金が掛かるF1やWRCはトヨタ、日産が参戦しなくなってから、火の消えた様な状態だった。今度、トヨタが参戦を発表すると、ホンダも出るようだ。いずれにしても久しぶりで自動車界には嬉しいニュースだ。

僕の「電子的友人」Toshisanは今でもWRCのテレビ解説をたまにしているが、事のほかに喜んでいると思う。今の時代の「自動車離れ」が無くなったり、「暴走族」が現れたりはしないだろう。しかし、自動車の持っている本来的「速さ」「強さ」が新しい省エネ等の基準の中で行われるのは何か新しい技術的進歩を生み出すかもしれない。例えば、「自動スピン防止装置」とか...日産が参戦出来ないのは本当に寂しい。


Massy’s Opinion “読後感 捏造の科学者”  ’15-2-10 

2015-02-10 08:01:20 | Massy's Opinion

☆須田桃子著 毎日新聞 早稲田大学大学院出身

週刊誌を見ていたら、新刊紹介の処で、須田桃子著で「捏造の科学者」と言う新刊が目に付いた。14年1月「STAP細胞現象の発見」と言う発表以来、新聞、テレビ等、マスコミの話題に成って居たが、理研の捏造と言う調査発表以来、すっかり報道量も減った処への新刊発行である。著者も余り聞いた事のない人なので、早速、調べて見た。何冊かの著作も有る様だが、余り僕の興味のあるジャンルでは無く、唯、早稲田大学大学院卒と言う事が非常に興味を引いた。早速、アマゾンで検索して、もう中古品が出ていたので発注した。届いた本は新品同様、自動車で言えば「登録済、未走行」個人からアマゾン経由で送られてきた。僕が興味を引いたのは、小保方さんが同じ早稲田で博士号を取得しているからである。「先輩が後輩の起こした事件を如何言う風に書いているのだろう?」先輩の職掌柄報道人として客観的な立場で事件を報道しようとする立場は充分に解るが、この事件の推移を克明に描いてあり、約400ページわたる著作だが一気に読んでしまった。

☆小保方晴子問題

僕は、先ずこの問題が発表に成り、発見者の小保方さんが30歳と若いので驚いた。丸で日ハムの大谷選手の様である。それにしても一般的な分野では無名と言っていいだろう。発表から報道の経過を追って行く内にcopy & pasteの問題が大きく取り上げられて来た。僕も学生時代にはノートの貸し借りは随分やった方である。まあ、自分で言うのも恥ずかしいが結構真面目に授業に出ていたので、貸す方が多かった。特に、一年下の連中には、ノートをあげたりしたものだ。PC万能時代に成って、copy&pasteは極く当たり前の話になって居ると思う。恐らく、彼女は、その「良し、悪し」が解って居なかったのではないか?僕は余り難しい事は、解らないが、copy&pasteがPC機能の最大の効果的機能だと思って居る。冒頭小保方さんが若いので驚いたと書いたが、若くなれば若く成るほどcopy&pasteが悪い事と言う意識は無くなると思う。昨日、我が家へIT関係の会社へ務めている人が3歳の可愛い子供を連れて来た、散々、走り回ってチョット静かに成ったなと思ったら椅子の下に潜り込んで親父さんのiPadを使って一人で遊んでいる。言葉は日本語、英語でゴルフのカラーボールの色を話すことが出来る、全くの驚きである。小保方さんは際立っ子供、学生だったようだが、実験ノートをきちんと点けるとか、著作権の問題とか、基礎的な事を教わる事が少なかったのでは?と言う事が、「捏造」と言われる論文を書いた事に成ってしまったのではないだろうか?

 ☆最大の関心事

この問題に関して、早稲田の中で小保方さんにどんな教育をしていたのだろうか?いや、もっと若いうち、中学校、高等学校の時代にどんな教育を受けて居たのか?が、最大の関心事である。僕は、商人の家に生まれて、親父やお袋の仕事ぶりが「知らず、知らず」の内に身に沁みついて居る。それは、「出納帳を付ける事と日記を付ける」事である。これは社会人に成ってからも充分に役立った。今、僕の周りに遊びに来る若い連中には、「基礎が大事だよ」「子供の内から水泳をやらせろ、体幹をしっかり作らせろ」と言って居る。

 ☆日本の全ての組織が持っている問題

今、日本の社会には、「参加、参画」が多く言われている。政治も直ぐ「...委員会を造って...有識者の意見を聞いて...」片一方では組織の簡素化、行政改革と言いながら本当に可笑しい。「P-D-C-A」のサイクルを回して...何て50年前の話である。「若者の意見を聞いて...」「女性の意見を聞いて...」耳に心地の良い話ばかり前提に持って来る。「人口減少社会、高齢化」「GDPをいかに上げるか?」人口が減少して行くのにGDPのグロスを例えば3%伸ばすには、「一人当たり」を「何%上げなくてはいけないか?」何て言う話をする人は居ない。僕は、長いサラリーマン生活の中で幾つもの問題にぶっかって来たが、人間は、本能的に自己防衛するものだ。今回のSTAP問題も不幸にも小保方さんは特出する良い頭脳に立ち向かって基礎教育をする良い指導者に出会わなかった事が不幸だった様に思う。著者の須田記者がこの本を書いたのには、こんな今の日本の組織が抱える問題の提起をしている様に感じた。唯、現在は小保方さんの意見が十分に聞けて居ないので偏った見方に成って居る様に思う。この問題は、まだ終わりではないと思う。是非続きのレポートを読みたいものだ。


Massy's Opinion "Diary 97" '15-2-3

2015-02-03 00:07:08 | Massy's Opinion

☆1・1豊川稲荷初詣

毎年同じように元旦は、豊川様詣り。結婚以来50数年に及ぶ。恵もこれは生まれた時からの身に付いた習慣。アメリカにも御札を毎年買い換えるファンがいる。今年は時間も午後になってしまったが、混雑は少なかった。景気が悪いのか?何か静かさを感じた。

バブル時代は、大変な混雑だった、顔見知りの銀座のお姉さん達に会ったり、お店を出そうと考える女の子なんか、お参りしている後姿に「願い」が出ていたものだが、この頃はそういう人には出会わない。御籤は混雑していた。僕は、或る時一度引いて「凶」が出て、もう一度引いたら又「凶」。家の氏神様の「八幡様」でまた引いたら「凶」、3度「凶」が出た年が有り、別に悪い事はなかったが、矢張り気分は良くない。それ以来御籤は引かない事にしている。

☆1・2Megu 見送り

これ又、例年通り成田まで行って、「寿司岩」で晩食。フライトも予定通り...成田も空いていたなァ。

☆1・4S嬢とお母様 来宅

Meguの友人、在シリコンバレー、職種針灸 出身東京、母親東京在住、兄大阪在住。

お母様大田区で一人住まい75歳まだお元気。概要はメールで聞いていたが、都内主要な場所3ヶ所に不動産を所有して居るので、将来の財産メンテナンスについて「どんな方法がいいか?」とアドバイスを欲しいと言うこと。貰ったメールでも概要の説明、質問の整理、等かなりなハイレベル。お母様は、「兄弟喧嘩しないで...」僕は、メンテナンス会社設立を推める。お兄様は「会社は面倒くさい」という意見らしい。この三年間で、全く同じ様なケースの相談を受ける。つくづく、「高齢化社会と女親の面倒は娘が見る」と言う傾向が強いことを感じる。僕の答えは「遺言信託」を使うこと。遺言は「兄弟喧嘩はしないで...」と言うお母様の大事な意思表示。「会社は面倒くさい」お兄さんもまだ若いよね。「将来、会社が必要に成るかもしれない」と言うような話をして置いた。果たして役に立ったか?

☆1・5神谷町 挨拶回り

我が家も古いね。町会の役員さん宅へ、ビルメンテの現場の人たちへ、メトロさんへと挨拶回り。勿論、銀行にも行く。銀行も応接間に義理にお酒を置いてテーブルを出して居たが、接客する店員もいない。お客の顔を見て担当が来る。昔は、支店長、副支店長が応接間でお客様を待っていた物だが、もう、ああ言う接待はやめた方がいいな。時代が変わったと思うしかないな。

☆1・13Mrs, A,来宅

 先々週のブログで詳細は書いたが、懐かしかったし、元気そうで何より。

☆1・15 21世紀の会 新年会

もう月日の経つのは早いと改めて感じる。柴田裕実新会長になって2回目か?参加者は19名大分、メンバーも若返ってきて、32年はG,Wと僕の3人だけ...「岡半のすき焼きは美味い」去年焼き手のお姉さんの焼き方を見ていて、「すき焼きや」は「このお姉さんの腕一つで味が変わってしまうな」と感じて、お姉さんに言ったものだ。先々週かな、週刊新潮に岡半の新橋本店の社長の話が出ていたが、同じようなことを言っていた。だから、仲居さんを大事にしていると...」去年、僕が「お姉さん達、大事だねいつも同じ焼き方をしないと味が変わってしまうものね」「有難うございます。そう言って下さるお客様は嬉しいですね」と言っていた。その彼女は「去年、お姉さんに言ったでしょう?その事が週刊誌に出ていたよ。新橋の社長が言っていたよ」「えーホントですか?」早速、仲間の一人話して、喜んでいた。柴田社長良い話は社員にやる気を起こさせるよ。

☆1・17八丁堀理事会~飲み会へ

新年初めて、ご挨拶を兼ねて出かける。さしたる議事なし。帰りは銀座まで歩いて、新橋でネット裏常連の野球仲間と一杯...相変わらず、「嵯峨野」は3組位のパーティーで満員。

☆1・22 樫の会・慶応読書会 合同新年講演会

慶応名誉教授の鈴木孝夫先生の「日本の感性が世界を変える」と題する講演。合同講演会で100名位の参加者。日本語の難しさは感性が豊かだから...(僕はこの感性は侘び、寂のような気がする) 雑誌Wedge一月号に「シリコンバレーが世界を変えると...」特集が有ったな?皆が世界の変わり目を感じているのだな。面白かった。

☆1・27パンダ会

東京日産の元社長、役員、に僕の五人。此れ又談論風発僕と親しい連中で人には聞かせられない話も多いし、時効になった話も多くよく飲んだな...12時半から4時半まで「帰ってください」と言われる迄飲んだ。昼間飲んで、割り勘で一人5000円平均年齢75歳やっぱり足がふらつくよな。