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“Tokyo Visit and Starting 2019” (01-10-2019)

2019-01-28 16:33:27 | Megu's Sports

★Megu's Sports

・Happy New Year 2019!  東京から、先週戻ってきたので、新鮮なうちに、ブログを書くことにしました。今回の年末年始東京訪問中、皮膚が炎症起こして、目の毛細血管が切れて充血、で、年末にウイルスがお腹にきまして。幸い、どれも、2~3日で(腹は4〜5日かかったけど)良くなって、カリフォルニアに戻ってこれてよかったんだけど。時差ボケとウイルスは、結構きつく、本当に良くなるのかなと思ったりしましたが、おかげさまで回復しました。先週、“東京どうだった?”って、聞かれたら、“中身は充実してたけど、どうも気分がそれに相応していなかった感じ”って言ってたんだけど、具合が良くなって、振り返ってみると、”It was pretty good”って言えますね。

今回の訪問のハイライト: 法政大学のスポーツ健康学部で、プレゼンテーションをさせていただきました。主なトピックは、1)アメリカ留学、2)日本とアメリカでのトレーナーの定義の違い、3)アスレティクトレーナーのキャリア、4)パーソナルトレーナーとしてのキャリア。仕事は、生活の大半を占めるもの。生活をするための仕事は、大切だけど、自分の好きなことを仕事にする大切さ、生活のバランスを保つ大切さを知ってもらおうと。日本語で160人以上の人の前でプレゼンテーションをするのは初めて。レース前よりも、緊張したかな。でも、レースと一緒で、始まれば、そうでもない。コントロールしながら、落ち着いてって言い聞かせながら。教壇に立っていると、生徒の反応に気がつくわけで。寝ている奴もいれば、興味ありげに聞いている生徒も。授業の後、泉教授に生徒の感想のコピーをもらいまして。10人ぐらいは、“聞いてなかったな”と思われる人もいたけど、ほとんどが、“メッセージ伝わったな”って感じられるFeedback。“大学4年終えた後に、アメリカに行くって決めたなんて、行動力がある“というようなコメントが多く見られたのには、意外というか、‘そういう風に思ってるんだ’って感じ。中には、”日に焼けてる“とか、”日本語がうまかった“のようなプップって笑ってしまうようなコメントも。初めてにしては、まあまあの出来でしょうか。80点かな。今の若い人たちに、”将来、こういう道もあるんだよ“って、伝えられる機会をいただけて、大変、いい経験になりました。うちの親父が運転手として、同行してきたんだけど、守衛さんも、泉先生の研究室にいた助教授も、反応を見てみると、親父がスピーカーだと思ったようで。

 ・そのほかは、3度目の鎌倉散策。鎌倉の山道を甘く見ていた。そして、いつものように、大学時代の友達、幼なじみ、トライアスロンを通して知り合った友達、同業者と楽しい時間を過ごせまして。私の友達には、あまり“典型的”、“平凡”な生活をしている人がいなくて、みんな個性を生かした生き方をしているので、いつも良い刺激になりますね。

 ・今年も、一月も、始まったばかり。ちょっと出だしがきつかったけど、健康第一で、昨年以上に、充実して楽しい一年にしていきたいなと思います。

 

 

 

 

 

 


”ドキュメンタリー“    ‘19-1-22

2019-01-21 22:40:10 | Massy's Opinion

★Massy’sOpinion

 ・昨年 12月の中旬のある日。 出掛けていると出先へワイフから電話。余程のことが無いと電話など掛かってこない。胸騒ぎがして携帯に出る。

 ワイフ 「パパ、大変なの…今、新宿高島屋の総務課の斎藤さんと言う人から電話があって、{私のカードで49万のローレーックスの時計を買いたいと言うお客さんが居ると、時計売り場から連絡があったのですが、如何も様子が可笑しいので警察へ連絡して調べて貰いますから…警察から電話が入ると思いますが...    カードはUC,JCB,AmeX、銀行はみずほ、三菱、郵貯ですか?}ッ言うのよ」「お家にどなたかいるんですか?」「主人が居ますが今出て居るんですが、直ぐ帰ってきます。と話したと」慌てふためいた声である。

 「お前 何慌てているんだよ。 お前のカードは手元にあるんだろ。そんな心配しないで、落ち着いて先ず確認をしろよ。カードは手元にあるんだな? 間違えないな。直ぐ新宿高島屋へ電話して斎藤さんと言う人が在社しているか?聞いてみろよ。急いで帰るから…」   「そうそう それから高井戸警察に電話して、生活安全課と言う所があるからな…」 此れはTVの刑事ものをよく見ているので、咄嗟に思い出した。抽象的な指示はワイフには合わないので具体的に… そして、僕は会合が終わると早々に帰宅した。

 ワイフ 「パパの言う通り、高島屋には斎藤と言う人は居ないって、それから警察に電話したわ。警察は『それは詐欺ですよ。もう電話があったら、対応しないで切って下さい。直ぐ、地域パトロールを回しますから…』と言われたわ。区役所にもそう言う事件に対応する部署があるんですって… パトロールのお巡りさんはまだ来ないわ」

・帰宅して、

 「警察から電話あったの?」

ワイフ 「あれから何処からも電話ないわ」

 「それは良かった。オレオレ詐欺と一緒だよ。警察を名乗る奴から電話があれば、カード情報、銀行の通帳番号なんか聞き出されるからね。」

 その内にパトロールのお巡りさんが、ミニパトに乗って来てくれた。

お巡りさん 「その後、何かありましたか?」

  「有難うございます。何にも言って来ません。」

 お巡りさん 「今日は浜田山が狙われているんですよ。この辺で20件位同じ様な電話があったんですよ。今警察では電話機に『自動通話録音機』と言うのを希望のお宅には無償で取り付けているのですよ。取り付けられますか?」

  「ああ、そんなの或るんですか?是非お願いしますよ」

 お巡りさん「今在庫が無くてね、区の方には有ると思うので手配して持って来ましょう」

 3日後にお巡りさんが持って来て取り付けて呉れた。

 ・さて、今回の事で今迄余り気にして居なかった区役所や警察がこんな体制を取ってくれているほど「オレオレ詐欺やその被害が多いんだ」と言う事を知った。兎に角、話法も巧妙…

・新宿高島屋を名乗り、 「警察から電話が行きます」と言い、警察を名乗る人から電話があれば、カードの詳細、銀行もしゃべってしまうだろう。在宅が一人かどうか?の確認もしている。色々人から話を聞いたり、子供がその悪いグループに巻き込まれたりして、訳も分からずに「手先」に使われしまったと言う親御さんの話を聞いたりしていたが、実際に体験したのは、勿論、初めてである。最近、マンションが多く成って核家族化してしまい、町会が成り立たなくなった地域の事も耳にしているが、地域の安全には連帯が不可欠と早速ご近所さんには我が家で体験した事をお会いするごとに話している。


“緊急ゴーン問題 Ⅱ”   ‘19-1-15

2019-01-14 14:08:08 | Massy's Opinion

 

Massy’s Opinion

ゴーンの3度目の拘留延長が決まった。何かもう一つスッキリした理解が出来ない。其の間にリコール問題は続発するし、AIビジネスとの提携とか、トヨタの販売チャンネルの変更とか余りにも問題が多すぎて一体これから自動車業界どの流れに成るのか、全く見通しがつかない。地震とか、大きな自然災害で濁流に押し流されるような感じがする。ゴーン問題ではマスコミに仕事のタネをまいている様な気がする。

その中で目に付いたのが、「日産自動車 極秘ファイル2300枚」川勝宣昭さんの書かれた本である。僕が東京日産に入って間もない時期に色々、お世話になった「古川幸」さんの名前が出て居たからである。日産には、幾つもの追い出し人事があって、これは、日本の時代背景を遡って、日本の自動車の歴史と第二次世界大戦後の労働問題、大きく言えば社会機構の変革を知って居ないと明確には語れないだろう。僕はその日産の歴史の中で大きな役割を示した「労使関係」の改革については非常に良く書けているし、早速にアマゾンのレビュウ5星をつけて「良く書いてある」と書き込んだ。レビュウの中には良い評価を付けていない人もいる。色々な評価があって良いと思う。

・東京日産には1956年に日産自動車販売の総務課長をしていたM氏が来ていた。約一年城西営業所長をして1957年6月に僕が配属されていた業務部に次長として来られた。この方が日産の大争議の時,日産自動車販売の組合窓口である総務課長をされて居た。従って、あの大争議の時の組合の窓口をされて居た。良く酒を飲む人で毎日夕方に成ると人が集まって来て近所の飲み屋に行く。「君、来なさい…」と言われて、殆どお供をさせられた。飲みに行っての話は組合運動の話ばかり…極左系益鉄派のストライキの話と会社側がロックアウトに至った話。そして、川又社長と右寄り労組の宮家さんの「近代的労動運動」「労使は異質だけれど対等」と言う考え方の話である。そして宮家さんが職場復帰して、塩路さんが組合のトップを継いで、自動車労連を引き上げて行ったのである。労使の癒着は必ず起こる。塩路さんは労使は対等、先ず、形の上で対等と言う事で石原さんがボートを買えば自分もボートを買う。銀座へ飲みに行けば石原さんが行くような高級クラブへ行く。会議には「俺は忙しくて…」と言っていつも遅れて来る。まあ、それは激しかった。そこで川勝さんの様な行動に出る人が出来て来たのである。前にもこのブログのどこかで書いたが、僕は先輩でプロ野球の別当さんに良く銀座のお供をさせてもらった。何時も別当さんは一人である。後で考えて見ると選手を連れて行けば、派閥が出来る。それを避けて、当たり障りのない後輩の僕を連れて行ってくれたのだと思う。トップは孤独に耐えられなければよいトップには成れない。その意味では、古川さんが塩路さんは「大した奴ではないよ」と言うのは当たっている。何時も取り巻きを連れていた。

そして孤独に耐えられないトップは「忖度」の激しいゴマすりが集まって来て最後には判断を誤ることに成る。ゴーンさんは何方なんだろう?20年間も権力の地位にいると「金」の亡者に成るのか?若し、1985年位に日本の政府に50年後の世界を考える大臣が居て、もっと日本立国の世界的な工業の位置づけをはっきりしていれば日産の’99年の苦境対策にルノーとのあんな持ち株比率の合併はしなかっただろう。こうやって昔を振り返って見ると。ルノーも日産も官僚的な会社で、「此の合併は巧く行くのかな?」と‘99年から思っていた。

さて、当時の日産は正に「士農工商」役員は、殆どが東大出、工学部~冶金系の人が上位に就いている。’70年代後半から販売部門系には私学系の出身者も役員になった人が居るし、技術系の人が営業部門に配置されるようになった。ルノーも公団に成ってからは官僚的な人材配置と体制に成り一向に「良い車」が出来なかった。そこに現れたのが、ゴーンさんである。多国籍、上昇志向の強い男。確かに人員整理、部品メーカー系列の破壊、遊休資産の売却等はしがらみの多い日本人では、中々、やりきれないだろう。

今度の問題で、あの塩路体制の労働組合の経営参加があれば、どんな意見を発表するのだろう?僕は自動車労連傘下の販労のOBであるが、組合の意見はこの問題について、全然聞こえてこない。多くの日本経済を引っ張って居た重工業の力が弱く成って、人も組織も「良識も合理性」もなく、脆弱になってしまった。この「ゴーン問題」の解決には「世界」を考えながら「日本の将来の在り方」を作り上げて欲しい物である。然し、今の政府では、そんな見識も持てないだろう。

 

 

 


“法政大学スポーツ健康学部セミナー”    ‘19-1-8

2019-01-07 15:40:29 | Massy's Opinion

★Massy’s Opinion.

・’18/12/21 法政大学 多摩キャンパスを訪問して

法政大学の多摩キャンパスを訪れたのは、勿論初めてである。京王線で高尾かめじろ台、車にしようかと迷ったが、「キャンパスは広いだろうな?」と考えて、愛車Figaroで久しぶりのロング・ドライブ中央道から圏央道に入り、MeguのIPhoneナビで辿り着いた。想定した通り、一山全体がキャンパス’84年の竣工、スポーツ健康学部は2009年の設立だ。設備も良く日吉の慶応ばかり見ている僕にはほかのキャンパスがとても参考に成る。毎年、Gary先生が来日していた頃は、神大、順天堂、早稲田、青学等のキャンパスを案内方々見てきているが、法政の広い敷地の中にある健康学部は広々としていて、教室の設備も良かった。

・指導教授 泉教授

法政大学、筑波大学大学院 博士、ボクシング部監督、資格多数所持。megumiはアメリカでお会いして、此の日の機会を頂いたようだ。 

・参加学生

約150人位スポーツ健康学部の「アスレチック・トレーナー概論」と言う科目を取っている学生が対象で、教室は階段教室パワー・ポイントが2連スクリーンで見られるようになっていて、僕の座る席(勿論最後部)も無かった位満員だった。

・Megumi の講義

今年の帰国に際し、この話の事は聞いていたが、Megumiもローカル・テレビや新聞にも出ているし。SanJose周辺の大学のインターシップも数多くこなしている様なので、人前で話す経験はあるものの、150人もの大人数の前での話は未経験なので、パワー・ポイントを使うようにとユックリ話せと言う事だけは話しておいた。あとは全く自分で準備していたが、パワー・ポイントは英語で書いてあり、話は日本語で話した。内容は、僕には殆ど知っている事ばかりだが、自分の就職活動の時からあの就職スタイルが「如何も自分には合わない、もっと個性的な仕事をしてみたい」と言う事から始めて、多岐に亙るトレーナーの役割、等に触れ、サラリーの概要個人事業主としての立場等非常に要領よく纏めた話だった。

・参加学生の感想文を読んで 

さて、この講義では感想をb5の用紙に書かせている。この日の講習にしたわけでは無く、いつも受講したらその感想を提出させているようだ。講義が終わって感想を書くための時間を作ったようにも見えなかった。講義が約一時間20分位質問は2~3人が手を上げたが、終わってからMegumiの周りに5人位が集まって一人一人質問をしていた。中にはアメリカの学校に行って勉強したいと言う学生も居た。僕はMegumiがアメリカがそんな魅力的な所だと話した訳ではないのに、「内心困った質問だな」と思った。 泉教授とMegumiは、アメリカで始めて会っているので、「在米20年と言うと日本語を忘れているんじゃないかと?」思われたらしい。終わっての第一声が「Megumiさんあんなに日本語上手いとは思いませんでした」であった。受講した生徒の感想文を150数枚教授がコピーして呉れたので、家に帰ってワイフに読ませた。久しぶりに真剣な顔をしてよんでいた。

僕の感想:

・Megumi のイントロが良かった。大学4年で就職活動に入ったが、リクルート・スーツを着て皆、同じように会社回りをする。「何かもっと自分のやりたい事を職業に出来ないか?」と考えて就活を途中でやめて渡米することにした。此のイントロに多くの学生が、「勇気があるな!」と感じたらしい。この解決は、「本当に自分のやりたいことを仕事にして、自立できれば一番良い」今の学生もこの辺は全く同意見が多い様だ。最近の学生は、留年を恥ずかしがらない。僕が、2000年頃慶応高校野球部のコーチの学生と付き合って、いろんな相談に乗っていた頃があるが、キャプテンをしていた某学生が、どうしてもある商事会社に入りたくて一年留年をして希望の会社に入った学生がいた。この問題は、中々家庭的にも経済的にも難しい問題だ。

・アメリカは全てに於いて高い。授業料、生活費とも。留学には一年600萬円位かかる。これには、殆どの学生が驚いていた。

・Megumiの話の中で、「個人事業主」と言う言葉が出て来たが、言いかえれば、「コミッション制度」である。学生には、耳新しい言葉だったようだが、日本の「年功序列型賃金」との歴史的違いをガイダンスしないと解らないかも知れない。

・パワー・ポイントは英語、それを追いかけて、日本語での講義。英語の勉強にもなったようで、その事を感心している学生も居た。

・コーチ、トレーナーの仕事の区分等についての質問も多かった。これももう少し時間があればモット良い回答が出来たかと思うが、日本とアメリカでは大分違う。実は、僕とMegumiでブログを書いているが、この中の、’14/10/28”Megu’sSports”の中で日本オリンピック初めての女性競泳コーチの田村栄子さんが、彼女が初めてサンタ・クララのプールへ行った時にコーチのやって居ることを見て、「日本とはコーチの役割が随分違うので驚いた」と言う感想が書かれている。このサイトはいまだに訪問者が多いサイトだ。第一この本自体が、新刊で1300円、今、アマゾンの中古本で4800円位している。

・さて、今度の講義で僕は一言もしゃべらない。泉教授に「機会を頂いたお礼」言っただけだ。然し、法政に僕の抱いていた感じとは、全く違う学生の密度の濃さを感じた。一つは女子学生が増えたからかも知れない。偶々、昨日明大自動車部の主将をしていた友人から電話があり近況話をしたら、「ヒロちゃん,法政は今凄く変わっているの、雰囲気も昔とは違うはずだよ」と言っていた。彼は法政二高の傍に住んで居る。

もう少し、トライアスロンの話、特に計画的継続的なトレイニングの話をしても良かっただろう。 兎に角、無事に終わってMegumiもいい経験をしたと思う。