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“Emotion and Injury”            (‘16-2-23)

2016-02-23 07:48:12 | Massy's Opinion

Megu’s Report

 “Emotion and Injury”、また、“Emotion and Physical Pain”。感情とケガ、もしくは、肉体的な痛みは、深い関係があると。Littlethings.comの著者、Phil Mutsが、Huffington Postに書いているように、 “According to Dr. Susanne Babbel, a psychologist specializing in trauma and depression writes in Psychology Today, ‘Studies have shown that chronic pain might not only be caused by physical injury but also by stress and emotional issues’ and ‘Often, physical pain functions to warn a person that there is still emotional work to be done.’ ”    (http://www.huffingtonpost.com/littlethingscom/the-incredible-way-your-e_b_7464472.html).  これについて書くには、もっと多くのリサーチが必要ですが、とりあえず、自身の経験をもとにして、意見を書いてみます。

 ・今まで、数人の慢性的な腰痛を持っているクライアントがいるわけです。この感情と痛みの関係は、人によって違います、当然ですけど。感情的というよりは、ストレスが溜まって、そのマネージメントができない人ほど、腰痛の“Flare-Up”が多いようですね。あるクライアントは、プライベートでの人間関係がうまくいかなかったのがもとで、眠れない>睡眠のパターンが不規則になる>一日のスケジュールが崩れる(ので、エクササイズ/トレーニングへも影響してくる);のに加えて、食事が不規則/カフェインと糖分の摂取量増加>体重増加という悪循環にはまってしまうことが、何度かありまして。そうすると、もともと、弱かった部分/慢性傷害のコンディションがあった部分に、痛みがでてくる。とくに、腰は、姿勢がわるくなったり、運動量が減って座っている時間が長くなったりすると、痛みが増しますからね。

・また、自分の場合。感情的ストレスから逃避するのに、仕事とトレーニングのオバーロードをしがち。で、オーバートレーニングになって、いつもの弱点であるハムストリングを痛め>それでもトレーニングをし続け>回復に時間がかかると言うパターンにはまりがち。いくら、トレーナー業をしていて、頭でわかっていても、実行するのに、いつも苦労。

 ・Well, とりあえず、自分のことは、置いておいて、このように、悪循環にはまってしまった場合、他の生活部分でのポジティブ(条件の良い仕事をしている、周りに支えてくれる友達がいる、など)にフォーカスして、どうにか、この状態を脱出しなければ、治る痛みも、すぐには治らないですよね。もちろん、悪循環からの脱出をプロモートしてくれるのは、家族だったり、友達だったりしますが、トレーナーもその一人のうちになる事が多いのです。ので、このような時は、痛み軽減のためのエクササイズを中心にトレーニングの内容を構成するほかに、クライアントの話をよく聞いて、その人にあった適応なガイダンスができればなといつも心がけているんですけど。Meditation, エクササイズ、ショッピング、旅にでるなど、人によって,ストレス解消、感情の安定の仕方は、様々。そして、結局は、この感情と生活の環境とを換えられるのは、自分自身。なので、あとは、クライアントが、脱出できるのを暖かく見守ると。そして、感情と生活パターンが落ち着いてくれば、痛みも徐々に回復していくはず。

 


“賃金 に つ い て:同一労働同一賃金“     ‘16-2-16

2016-02-16 07:27:11 | Massy's Opinion

☆Massy’s Opinion

最近、安部総理のアベノミックスの説明に「同一労働同一賃金」と言う言葉が多用されている。僕は此の言葉を聴く度に「安部さん、本当に此の意味を解かって居られるのかなあ?」と言う疑問が湧いてくる。彼の学歴、職場歴等を考えて見ても、そんなに深く賃金問題を考えて来たとは思えない。側近の学者や誰かに御進講を受けて、「アアそうだな、男女間差別も無くせば、女性の活用と言っていることにも合致するよな」と言う感じで使っているような軽い感じにしか聞こえない。1950年代戦後日本の新しい社会の在り方をめぐって、自由主義、民主社会主義、社会民主主義、だの共産主義だの様々な議論が世を挙げて論議された時代があった。特に、共産主義をめぐる労使闘争の代表的なものは日産自動車のストライキだろう。僕の入社当時の上司は、此の組合運動のほぼ中心に居た人だったので、いろんな人が夕方になると飲みにきて、お伴をさせられた。上海の日産工場の労使関係、日産の共産党系の組合との泥沼闘争、長期に亙るストライキ等の話は聞いた話だけれど、暗記するくらいに覚えている。これらの長期に亙る闘争の中から、当時の「経営側川又社長」、「闘争していても不幸になるのは労働者だ」と言う第二組合が生まれた。そして、此の解決には「経営側と、労働者の信頼関係が第一だ」と言う考え方の中から、「労使の相互信頼、組合の良識と合理性」「近代的労使関係」と言う考えが生まれて来たのだ。会社の中にも、組合の中にも人が集まれば葛藤が起こる。日産圏も多くの葛藤を経て今日に至っているが、それはさておき、その当時の日産系労働組合は随分勉強したものだ。「組合は、数は力だ」と言う事で全国組織に成ったので、僕の会社の労働組合は支部と言う事に成っていたが、1500人位の組合員が居た。職場から選ばれてくる幹部には、よく教育をした物である。特に「賃金」については、組合員の最大関心事であるので、職場代表の幹部達支部委員が組合員によく教育が出来るように「支部労働講座」と言う勉強会を開催したものだ。当時の僕らの労働組合の労働講座の中に「賃金について」と言うものがある。その中に「賃金四原則」があり、その中の一つに「同一労働同一賃金」があった。勿論、自動車労連の指導である。「同一労働」その事を安部総理や取り巻きの人は解かっているのだろうか?僕には、解かっている人が居る様には思えない。

労働組合側からも「将来の賃金は如何いう形になるべきか?連合はこう考える」と言う様な意見は聞いた事がない」「デフレ脱却、内閣が組合側に賃金を上げろなんて、ついぞ聞いた事のない事態になっている」「同一労働同一賃金」「年功序列型賃金体系」を変えない限り出来ないと思う。「年功序列型賃金体系」が多い日本の現状の中では「正規、非正規雇用」の違いも考えて見れば、正規雇用だと年功序列型賃金、非正規は時給と区分けすることも出来るだろう。まあ、行き詰まりも鮮明になって来た現内閣、次を背負う人が居ないのも困るが正しい理論武装は何時の時代も必要になる。

 ☆<自動車労連の賃金の考え方>(1950年当時支部労働講座のテキストより)

  日本と欧米を比較してみて、日本の賃金についていろいろと疑間となることが多い。自動車労連では、この疑問にこたえ、合理的な賃金体系をつくるため4つの 原則をたてている。

(1)  最低賃金の原則

 労働者には健康に生活できる最低賃金が保障されなければならない。その最低賃金がいくらかというのはむずかしい問題だが、34年7月わが国でも「最低賃金法」が施行され、現在では毎年のようにその額が引き上げられている。 余りに変動の大きい刺激給、能率給も労働者の生活を不安定にするものであっては望ましくない。

(2)  同一労働、同一賃金の原則

 同じ仕事をしている人には同じ賃金を支払うべきである。女だから。若いからとかいう理由だけで賃金に差をつけるべきではない。 この原則をつらぬくためには、本人の能力に応じて昇進する機会が与えられることが必要である。

(3)  異質労働異質賃金の原則

2の原則とうらはらの関係にある原則である。賃金は職務の質と量に応じ当然差があって然るべきである。また、これはマンレートからジョプレートへの移行の方向を示している。 精神労働と肉体労働とはどちらが高級であるかは簡単には決まるものでは なく、歴史的、社会的に見て公平な立場から判断すべきである。また本人の適性に応じて最も適当な職務に配置し、職務を標準化し、人材の登用を図ることが大切である。

(4)  最高賃金の原則(高生産性高賃金の原則)

 賃金は支払能力の枠を越えることはできない。従って社より絶えず優越 できるための基盤をつくるべきである。すなわち、最高の生産性で最高の賃金を獲得しなければならない。

  賃金全体としては、労使が力を合わせ、「生産性を向上させ源泉を増大すること」によって業界の最高を目標他として努力しなければならない。

 ☆実務経験から

‘91~99年まで、或るディラーの社長を遣らせて頂いたが、年功序列型賃金では平均年齢32,5歳の企業が将来成り立たなく成ることは目に見えている。そこで、一年間は組合と話し合いを月一回定例化して協議と教育をした。特に(4)最高賃金の原則を徹底的に教え込み、資格手当てを大幅に増やし、年齢給は抑えた。資格を持つ事で給与に差が付いてくる。此れで、社内の雰囲気は勉強する事に向いて、特に女子社員が保険手当て月3,000円で保険資格をほぼ全員が取ったのには驚いた。勿論、営業には業績に応じた手当ても増やした。僕の在任中は基本給の増額は一度もしなかった。

それでも、8年間の在任中に僕の考える理想的な改革は出来なかった。僕自身国家3級三級整備士の資格を‘60年には取っているし、保険の上級資格、国内A級ライセンスも持っていたし此の意味では社員に自信を持って、行き詰まる自動車業界と将来の見通しを組合員にも説得できたんだろうと思う。日本も生産性の向上を安部総理が強く打ち出さないと国民は皆、政府が遣ってくれると思ってしまうだろう。

 P,S 

「8年間、理想的な改革...」とは、具体的には、「業界最高の技術レベルと最高の賃金」「社員が自信の持てる水準の賃金体系」の「赤字にならない会社」を全員で作り上げる事である。

 


”沈丁花の蕾”    '16-2-9

2016-02-09 07:49:24 | Massy's Opinion

東京日産神宮ネット裏友の会の皆様へ            ’16-2-5

’16 年 懇親会開催のご案内

                                                                                          世話人増田 弘                         

                                                                         片岡 亮三

拝啓 全く不透明な世界情勢、異常気象。その中でも、自然の歩みは進んでいます。

「立春」も過ぎると、沈丁花の蕾が大きく膨らみ始め、ところどころに水仙の花が咲き,桜の梢も膨らみ始めました。春到来間近かを告げるこの頃ですが、如何お過ごしでしょうか? 

2020年の東京オリンピックもごたごたの末ヤット方向が決まってきて、オリンピック一色に成りそうですが、突如の甘利大臣の口利き疑惑辞任と日銀のマイナス金利政策、国内経済はどんな反響を示すのでしょうか?世界情勢も急に流動化して来たようで中東問題、米欧の経済問題、国内ではフォードが遂に撤退するようです。又、アベノミックスのインフレはこれまた全く不透明、経団連が全労に賃上げを促したり、バス事故の様な竹中規制緩和の歪が出てきたり政治・経済・社会保障・教育など多くの面で問題が大きくなるばかりです。

それはさておき、何と言っても野球人気は今年もファンを楽しませて呉れる事と思います。イチローの所属が決まりホッとしましたが、年俸の低さにはMLBの経営姿勢を改めて感じさせられます。間も無く選抜高校野球が始まりますが、特に小豆島高校の出場が話題になるでしょう。兎に角、部員が20名足らず、監督は32歳の若い脱サラ、慶應出の早慶戦でホームランを打った小兵杉吉君です。球界も賑やかになるでしょう。

東京六大学野球は、大きな話題はありませんが、東大の活躍が勝敗は別にして面白いと思います。勝ち点は兎も角、3勝位するのではないでしょうか?東大以外は実力的に抜きん出るところは無く、投手の枚数が多い早稲田がやや有利、勝ち点ゲームの一敗も許されない熱戦が見られる事に成るでしょう。又、主力の日大三高出メンバーが抜けた各チームは、「どんな野球をやるのか?」監督の新チーム造りが見所になるでしょう。選手諸君も春のリーグ戦に向けて、精神力向上と体力造りに明け暮れる冬を過ごしたことと思います。杉並三田会の、「六大学野球応援会」は、今年も「激励兼応援練習見学会」を開くつもりです。

リーグ戦開幕を前にして球音待ち遠しい折、例年通り「第15回東京日産神宮ネット裏懇親会」(早くも15回を重ねる事に成りました)を開催したいと思います。

お忙しい処、恐縮ですが、「一期一会」を大切に万障お繰り合わせの上、宜しくご参集賜りたいと存じます。                                                             

                                                                              敬具

 P,S 案内状 送付先 35名


"Diary 109" '16-2-2

2016-02-02 07:37:41 | Massy's Opinion

☆Massy’s Opinion

☆1・1豊川稲荷、下高井戸八幡 初詣り

昨夜の大晦日は、例年通り除夜の鐘がなり始めると「福茶」を飲んでベッドに入った。昔みたいに火の用心の拍子木が聞こえるわけでもなく、紅白も余り盛り上がらず何か年越し感の少ない年末だった。幸い天気は良かったが、恵は早朝から駒沢のプール迄バイクで水泳の練習に行く。恐るべきスタミナ、帰宅は8時半頃 それから、お屠蘇とお雑煮で新年を祝う。11時頃豊川稲荷へ初詣りちょうど朝一番のお参りが途切れた頃、例年より人では少ないように感じた。’70年代の様な熱気は何処え行ったのだろう。菊屋のお女将と「変わったね」と話し込む。僕は本堂にお参り、ワイフは例月通り数箇所のお参り、恵はお参りと御神籤。真っ直ぐに家に帰り、今度は八幡様に恵と二人で出掛ける。此方は、昔の面影なく凄い人出。列に並んで30分位掛かった。此処でも恵は御神籤を引く。中吉とか...

昔、豊川さんで御神籤を引いたら「凶」が出て、もう一度引いたら又「凶」八幡様で引いたら又「凶」が出た事がある。それ以来僕は御神籤を引く事は辞めにした。恵は豊川さんで「交通安全」お守りを数個買う。アメリカにファンがいて古いものの「炊き上げ」迄知っている人たちが居る。世界は狭くなったなと改めて実感。

☆1・2恵 帰米 成田見送り

例年通りの見送りと空港見物。余った時間を「寿司岩」で食事をして、時間をつぶす。空港内のお店は随分と変わっていた。矢張り、外国からの観光客増につれて売り物も変わって来たんだろう。出発時間になり、ハグして別れる。

☆1・4神谷町 新年挨拶まわり

もう今年は新年の挨拶はやめようかと思った。年末に恵とお礼参りに行ったばかりだし...

も、ワイフは行くと言う。銀行は随分と雰囲気が変わって来た。こちらも年を取るが、店員幹部も若返っているし、来客が以前に比べると極端に少ない。周囲に外資系の会社が増え、余り日本の慣行になじまないのかも知れない。銀行も経費節減で用意されているお神酒もほんの真似事。昔程の賑わいは感じられない。神谷町の周囲も急速に変わって来て、住んでいる人が減ってきて、段々馴染みの途切れた街になって来た。

☆1・14 慶応読書会

新年初の読書会。講師は、防衛大学長の国分先生相変わらずのお元気な声で明快なお話面白かった。特に最近、昭和初期の本を読むと陸大の教育のレベルの高さを感じるので、先生の話興味が深かった。

☆1・15 前田監督 通夜

何しろ、長い間慶応野球部の監督を勤められたし、不動前の桐ヶ谷斎場で盛大なお通夜だった。野球部ではご一緒ではなかったが、卒業後はいろいろな場面でご指導戴いた。特に「慶應読書会」では半分秘書代わり使われ楽しくご一緒させて頂いた。凄く真面目で、良く考える人だった。僕と5年違うが、前田さんが80歳になった時、僕が75歳になると「増田君、君は俺と同級だぞ!四捨五入すれば...」とお会いする度に言われた。今、僕が81歳「前田さんが色々感じて仲間が欲しくなっていたんだろうな」と思う。

☆1・18 平田会 新年会 於 代々木公園 SAKU

此処は、代々木公園の駅近く「へえ」っていう感じの店。平田会メンバーの一人Oさんの同級生がオーナーの店。昨年秋、使用人にトラブルが在って、2ヶ月程休業していた。ワイン呑み放題の5000円。イタリー風の料理。此の前、ゴルフのことを書いたが、そのメンバー、まあゴールデン・エイジのゼネコン系のOB達だからキャリアーも話題も豊富。早速、今年の予定が決まる。

☆1・21 21世紀の会 新年会

恒例のニューオータニ岡半のすき焼き。大分若い人が増えたが16名ばかり...まあ、一通り喋って、2時間。僕とW氏が最年長。皆、いい話をする。元DeNAの山下大輔君もフリーになったので今年は大リーグ中継の解説と共同通信に記事を書くとか...人柄抜群にいい大ちゃんの解説に注目だ。

☆1・23パンダの会

元、東京日産の会長、社長のY君、O君、同世代のM君、K君12時半から4時半まで、此れも面白いメンバー、時代を論じ、立場を論じ、人の評価を論じ、2度と帰らぬ黄金時代を懐かしむ...もっと将来を語りたいなァ。でもレベルの揃う人達との会合は楽しい。

☆1・25 慶応高校野球部 日吉倶楽部 上田監督感謝の会&森林監督激励会

     於 東京プリンスホテル2F

いや、本当に上田さんご苦労様でした。細かい気ずかい、日ハムの栗山監督がメインゲストかなァ。横浜の渡辺元監督とか色んな人も来ていた。塾高O,Bで僕より上の人は、Yさんだけ、伝説のマネージャー「将軍」グランド取りに大変だった時代。まあ、上田監督も本当にご苦労様でした。グラウンドの整備からAO入試、保護者会造り、塾高出身者でプロが赤木、渡辺、上田時代に成って、左藤友亮、白村、今年の山本と甲子園出場と彩りは鮮やか。25年監督をしていれば1000人位の教え子はいる。それにしても、400人位の人数が集まったのだから、大したもの。いい会だった。後任の森林君に一言の場面が欲しかったな。

☆1・28 甘利大臣辞任

甘利さんの記者会見を見て安部さんも良く決断したなァと思った。政治家がらみでは良くある話。TPPで本当に神経を使い過ぎたんだろうな。TPPは奥深い問題で石原さんで大丈夫かな?フォードが日本から撤退というニュースが飛び込んで来た。何か、TPPに遠いいさきで絡んでいるように感じる。兎に角、発想の転換が世界的に必要な時期に来ているように感じる。拡大型の経済運営は終わり...安部さんも色々言っているが経済が解かっているのかな?国会のテレビでは、維新の会寺田さんがバス事故に触れて、規制緩和の仕方に良い意見を言って居た。