☆Megu’s Report
・“Emotion and Injury”、また、“Emotion and Physical Pain”。感情とケガ、もしくは、肉体的な痛みは、深い関係があると。Littlethings.comの著者、Phil Mutsが、Huffington Postに書いているように、 “According to Dr. Susanne Babbel, a psychologist specializing in trauma and depression writes in Psychology Today, ‘Studies have shown that chronic pain might not only be caused by physical injury but also by stress and emotional issues’ and ‘Often, physical pain functions to warn a person that there is still emotional work to be done.’ ” (http://www.huffingtonpost.com/littlethingscom/the-incredible-way-your-e_b_7464472.html). これについて書くには、もっと多くのリサーチが必要ですが、とりあえず、自身の経験をもとにして、意見を書いてみます。
・今まで、数人の慢性的な腰痛を持っているクライアントがいるわけです。この感情と痛みの関係は、人によって違います、当然ですけど。感情的というよりは、ストレスが溜まって、そのマネージメントができない人ほど、腰痛の“Flare-Up”が多いようですね。あるクライアントは、プライベートでの人間関係がうまくいかなかったのがもとで、眠れない>睡眠のパターンが不規則になる>一日のスケジュールが崩れる(ので、エクササイズ/トレーニングへも影響してくる);のに加えて、食事が不規則/カフェインと糖分の摂取量増加>体重増加という悪循環にはまってしまうことが、何度かありまして。そうすると、もともと、弱かった部分/慢性傷害のコンディションがあった部分に、痛みがでてくる。とくに、腰は、姿勢がわるくなったり、運動量が減って座っている時間が長くなったりすると、痛みが増しますからね。
・また、自分の場合。感情的ストレスから逃避するのに、仕事とトレーニングのオバーロードをしがち。で、オーバートレーニングになって、いつもの弱点であるハムストリングを痛め>それでもトレーニングをし続け>回復に時間がかかると言うパターンにはまりがち。いくら、トレーナー業をしていて、頭でわかっていても、実行するのに、いつも苦労。
・Well, とりあえず、自分のことは、置いておいて、このように、悪循環にはまってしまった場合、他の生活部分でのポジティブ(条件の良い仕事をしている、周りに支えてくれる友達がいる、など)にフォーカスして、どうにか、この状態を脱出しなければ、治る痛みも、すぐには治らないですよね。もちろん、悪循環からの脱出をプロモートしてくれるのは、家族だったり、友達だったりしますが、トレーナーもその一人のうちになる事が多いのです。ので、このような時は、痛み軽減のためのエクササイズを中心にトレーニングの内容を構成するほかに、クライアントの話をよく聞いて、その人にあった適応なガイダンスができればなといつも心がけているんですけど。Meditation, エクササイズ、ショッピング、旅にでるなど、人によって,ストレス解消、感情の安定の仕方は、様々。そして、結局は、この感情と生活の環境とを換えられるのは、自分自身。なので、あとは、クライアントが、脱出できるのを暖かく見守ると。そして、感情と生活パターンが落ち着いてくれば、痛みも徐々に回復していくはず。