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“シリコンバレーで結果を出す人は、何を勉強しているのか?by鳩山玲人”      (06-20-2022)

2022-06-27 22:33:16 | Megu's Sports

★Megu’S Reports

おやじに読めと言われた3冊の本の中の一冊。近年のシリコンバレーについての本。鳩山さん、私と同じ世代、立派な履歴。さらっと、Palo Altoに住むことにしたと言うぐらいだから、かなり財政面では安定しているのが伺わられる(笑)。シリコンバレーのカルチャーがよく表現されている本。It sounds goodの話しですが、鳩山さんのようなことができるのは、そこそこの(かなりの?)金銭的基盤がないと、できないことですよ。とりあえず、ここでは、何点か彼に同意する点を取り上げて見ましょう。

・-シリコンバレーで、成功している人。普通に成功している人から、Billionaireまでいますが。普通に成功している人、日本人って、自分をよく見せるものにお金かけるなって、改めて気づく。まあ、不動産も育児費もが高いので、お金をかけるところが違うとも言えるかもしれないけど、ほとんどのハイテク業界の人、あまり関心がないですね、身なりには。T-shirtとパンツって。それが、Billionairになると、T-shirtとパンツなんだけど、それがPradaだったりすることもありますが。だけど、バケーションとか、 健康への投資とか方が大切と思っている人が多いかもしれないですね。

・-テクノロジー・イノベーション=ユーザーが多い。テクノロジーが進んで、昔の慣れているやり方がなくなって、新しい手段に切り替えざるを得ない、テクノロジーを使用できないと遅れてしまう。例えば、デジタル化。これはかなり長い間浸透してるけど、オンラインバンキング。うちの親は、まだ完全に切り替えていない。というか、まだペーパーを信じている。ベイエリアでは、銀行には客が入っていない。日本に行くと、なんでこんなに人がいるのと言うほど銀行が混んでいる。

・-失敗から学ぶ:日本の文化は、一度失敗したら終わり・はずかしいと言う風潮がまだある。以前にもブログで書いた覚えがあるけど、シリコンバレーでは、失敗した人にはセカンドチャンスがあり、逆に投資家は、失敗を成功に変えた“ストーリー”を好む。でも、成功するためには、一人では難しい。人脈があってのこと。自分と同じビジネスビジョンを持った人、お互い成長していける人、人を説得して信じてもらい、支援をしてくれる人があってのこと。・・-“勉強”;日本の教育は受け身。グループでのディスカッション、プレゼンテーションなどが、ほとんどない。会社でも、言われたことをこなせて、会社の業績を上げる人が“できる人”。コーポレートジャパンの中では、自分独自のやり方を見つけて、進んでいく人って、一目置かれる場合もあるけど、ほとんどの場合、好まれなかったりするのでは。出てる釘はうたれる的。日本の教育は、自主性・Out of boxの思考ができる子供を育てられる教育環境がまだ少ない。だから、日本人が海外に出ると、特にアメリカでは、自主性に欠けて、戸惑う人も少なくないんじゃないかな。というか、そう言う人たちは、多分、海外に目を向けないかもしれない。海外に行かなくても、多様な意見、イノベーションが受け入れられる仕事環境・キャリアを築くことで、“生活のための仕事”だけでなく、“仕事が楽しい”と言えるようになるでしょう。

・-転職ですね。日本では、生涯就職がまだ主流。転職が多いと、“長続きできない人”って思われる。アメリカでは、転職は通常。仕事を変えるごとに、給料・タイトルを上げる。他の会社にインタビューして、今よりも良い給料・ベネフィットをオッファーしてもらい、現在の会社と交渉して、給料・ベネフィットを上げてもらうということも多い。転職は通常と言いながらも、私の友達のように、Adobeに25年働いている人もいるんですけど、そのような人でも、リクルーターと話したり、クラスを取って新しいことを学んだり、常に他のオプションに目を向け、新しいことを探している。また、鳩山さんの言う、社内転職というオプションに、改めて気づかされましたね。典型的に、35年、日産自動車で勤めたおやじ。だけど、彼は、日産自動車内で部署・会社を何回か変えている。こういうやり方も、あるんだなと。転職は、良い給料・ベネフィットがけでなく、新しいことを学ぶ、新しい人脈を作る、新しい環境で刺激を受けることが、“仕事が楽しい”につながり、自分自身のことを学ぶ機会になるんでしょう。

鳩山さん、どれだけシリコンバレーの年収が高いか言ってますが。ハイテク以外の業種がないと、生活は成り立っていかないわけで。かといって、ハイテク以外のindustryで働いている人、みんながみんな、同じレベルの年収があると言うわけではない。学校の先生など、重要な仕事のわりに、ベイエリアで生活して行くのは容易ではない。コロナウイルスのパンデミックで、リモートで仕事をすることが、メインとなり、居住費が高いベイエリアから出て行く人が多くいる。今年の春ぐらいから、多くの企業が、出社とリモートのハイブリッドの形態をとっているが、今後、人の移動にどんな影響が出てくるか…。

私自身、シリコンバレーのNon-High tech Entrepreneurとでも言いましょうか。私の仕事もシリコンバレーならでは、成り立つ仕事と言ってもいいですね。精神的にも金銭的にも健康に投資できる人がいるから、私の仕事がキャリアとして成り立つ。14年前に、雇用から自営業への転換。それから“転職”はないけれど、コミュニティーカレッジや大学院の学生に話す機会があったり、日本からきた教授や生徒たちに話す機会があったりと、“学ぶ”ことは多く、常に新しいことを教えてくれる・アドバイスをくれるクライアントに恵まれて仕事を楽しんでいる。で、“趣味”のトライアスロンのトレーニングもできて、できる環境があって、旅して世界を見る機会があってって、こういうライフスタイルもあるんだよって、今の若い人たちに、知ってもらいたい。

最後に…。鳩山さんの薦める本の一つ、“Secret of Sandhill Road by Scott Kupor”。Venture Capitalと起業家について。このSandhill Roadって、スタンフォード大学の近くにあって、2キロ弱ストレッチにのVCのオフィスが固まっている道として知られている。私が週に3回はバイクのトレーニングで通っている道。普段の生活に存在している場所が、本になっていいて、翻訳までされていると、なんか不思議なかんじ。

 

 

 

 


“選挙結果”         ‘22-6-21

2022-06-20 23:17:13 | Massy's Opinion
  • Massy’s Opinion

・ウクライナとロシアの戦いは...

本当に無駄な事は、止めれば良い。始めたロシアも本当に良く解らない国だ。共産党も資本主義もどちらも同じ...指導体制の違いだと思う。プーチンの考えも歴史的なトレンドを見れば、我々が知らない言い分もあるのだろうロシアの問題は歴史的に相当長い時代が掛かっている様だ。僕なんかはウクライナと言う国の事は、ロシアと同一の民族だと思って居た。オリンピックで体操の選手が強くて奇麗で...何て言うことしか知らなかった。国土も広いし人口も多いし、まとまりも良い国だ。何よりも大統領が優秀だ。

Nato もEuも良く解って来た。何かロシアは世界を敵に回し孤立の道を歩んで行くようだ。ニュースで知る範囲だが、戦争の仕方も随分変わって来た様だ。人が戦わず、武器が全面出でて戦っていく様だ。それでも、一般大衆が相当被害にあって本当に気の毒だ。日本の政府も周りを見ながら取り敢えず今のポジション取りをしたのだろう。改めて我が国の敗戦をひしひしと感じている。例え国連の常任理事国に成れたとしても、米国に対等には付き合えないだろう。もっと世界がボーダーレスに成ったとしても、日本の国民は日本の自給自足を考えて、世界の技術指導にウエイトを掛けた世界の中の在り方を立国して行くべきだろう。 

・地方選

杉並区の選挙に注目していた。現職区長も余り評判が良くない。比較的知識レベルの高い学園都区だと思う。しかし、此の3年半に及ぶコロナ対策で色んな都内の他の区の人に聞くと、可なり細かい部分で違いが在った。杉並区は僕の住んで居る所が、区の中心部ではないためか、予防注射の会場が不便だったりした。注射の2度目、3度目の期間も違う様に想えた。再開発問題も同じだ。そんな不満を持ちながら今度の区長選挙に投票し、結果も注目した。新区長には女性の新人が選ばれた。現との票差は約180票と僅差である。区議の補欠選挙には自民党系の新人がこれも僅差で選ばれた。次点には共産系の新人女性が僅差迄追い詰めた。これから次の参院選まで反自民の民意は続くだろうか?野党の統一戦線は力がつづくだろうか?僕の予想が少し近づいて来た気がする。新しく政治を目指す人。若さをもって100年位先の日本の立ち位置を描き出して突き進んで欲しい。僕は、「通行区分の世界統一されるような社会を...2070年にと言う想いに世界平和を...2070年に」「一帯一路」に期待をかけて居たが、ウクライナのロシアとの戦いでこの願いは遠いい夢になった様だが是非若い人に考えて欲しい物だ。


”「三田評論」6月号“     ‘22-6-14

2022-06-13 22:12:20 | Massy's Opinion
  • Massy’s Opinion

慶應義塾には、1898年3月創刊に成る「三田評論」と言うB版の小冊子があり、“22年6月号は1260号”に成る。、冊子のトップの話題は、その時々、関連の人々の懇談会が記事に成り、「執筆ノート」と称する塾員が書いた物の紹介もあり、僕も友人に頼まれてレビユウを3通くらい書いたかな?最後の方には「三田会だより」と言う欄があり知っている塾員の名前が出て居ると動静が解り、懐かしいし、次から次えと友人の顔が浮かんでくる。僕の父方の伯父が兄弟で幼稚舎から予科迄進み、戦争に行き帰国したのち、直ぐ仕事に付かなくてはならず、親父の葬式の時に「弘、お前良く飲みに行って居るな...」言われたが「伯父さん、どうして知っているの?」と聞いたら、「三田評論さ...」と言って居たのが未だに印象に残っている。

さて、今月は野球関係の記事が3篇も載っている。

・巻頭丘の上欄に「多摩全生園での試合の思い出」種田吉富先輩の一文が載っている。僕らはすれ違いの先輩で、一緒にやった事は無い。しかし、先輩は鐘紡に入り、都市対抗で活躍され、後に、僕の居た東京日産の六本木ビルの上層階に種田さんのディオールオール事業部が入居して、先輩がトップだった。そんな事で当社の社長は早稲田出身なので、大喜び、接待をすると何時も「おい増田君昨日種田さんと会ったぞ」と話に来たもんだ。全生園の話は何度か伝え聞いた事がある。当時の阪井監督は僕らの時代には9シーズ藤田元司投手を擁しながら優勝出来なかったので、怖い監督だった。僕は、一度文句を言って怒られた事がある。「慶応高校、打たんでいい...」と言われたので、「増田、打たんでいい...」「まだ僕意外にも塾高いるんですよ」まあ、寒い監督室で1時間位お説教をされた。種田さん達とは年も違うし、随分、阪井さんも「うん、そうだったのか...」と思う。今の慶応高校見せたあげたい。石丸先生、長尾先生、山岡三田倶楽部会長が喜ばれるだろう。

・慶応義塾体育会の軌跡 第10回 名将・腰本寿/野球部 これは、諭吉記念館の人が書いた物で種田さんの様な体験談ではない。もっともっと身近な事が知りたい気もする。伝説的名将を類推するしかないだろう...

・執筆ノート 「砂まみれの名将 野村克也の1440日」塾員のプロのスポーツライターが書いた物。読んでみようと思って居る。シダックスの社長は可成りなアイデアマンらしい。

・演説館 近代日本の名作・神宮外苑の危機 石川幹子

今、やっと神宮外苑の森や野球場、ラグビー場等の再開発問題が表に出だした。

石川先生はヤット意見発表の場を「三田評論」に見いだされたのか?僕は浜田山の三井の運動場の再開発の反対運動をやった。あの三井の場所は、慶応幼稚舎、普通部、大学準硬式、塾内野球リーグ等、近隣では立教女学院等運動会、部活等でお世話になった運動場だった。地域の反対運動も約10年に亙り活動を続けた。裁判にもなり最終的には現在の形になり、住民の意見も取り入れられた。その過程で石川先生には随分ご指導を頂いた。三田評論の紙面を借りて石川先生の名文が載って居るので是非反対運動が盛り上がって欲しい物である。三井問題の時、行政側の説明会が高井戸中学の体育館で在ったが、その時には、杉並区には都庁から再開発を推進する課長が出向して来ており、その後は副区長に成っている。部長は説明会で問い詰められると「私は三井不動産には、行きません」と汗をふきふき説明していた。区議会は開発反対の議員が半数は居たのに議長が強行採決で賛成にしてしまった。あんな酷い議会は初めて見たが恐ろしい民主主義だ。今度も小池都知事はどんな意見を言ううのだろう。本当にお世話になった神宮外苑!石川先生頑張って下さい。


“Diary 185” ’22-6-7

2022-06-06 22:01:58 | Massy's Opinion

★Massy’s Opinion

・6・5 東日本交通 社葬

此のコロナの蔓延期間およそ3年半か?ことごとく人の集まりは避けられていた。当然、どんな業界でも、葬儀は殆どやらない。そんな処に東日本交通の社葬の連絡が届いた。もう僕も会社の現役を退職して離れてから23年になる。タクシー業界がどんな実態か外部からの情報は大体解るが、内情は解らない。唯、人の付き合いはそう変わるものでは無い。

東日本交通の榎元紀二郎社長は年齢も一つ違い、学校も早稲田大学、東京日産入社当時から何か気の合う友人だった。ご存知の様に日産自動車はタクシー向けの車の生産を止めてしまった。第二次世界大戦後,いち早く国産自動車を生産したのは日産である。中心はダットサン、その頃は東京のタクシーは20000台位だったろう。日産は97%位のシェアーを持って居た。必然的にタクシー業界の人々が集まり「ダットサン研究会」と言う会が出来た。其の2代目会長が紀二郎社長だった。当時、タクシー会社の2世は東京日産に社会勉強に勤めた人が大勢いる。紀二郎社長はその間に労働組合も僕と一緒に専従でやったことがある。

良く麻雀をしたり、飲みに行ったりしたものだ。この期間の経験は彼の人間形成には貴重な物に成っただろう。何か急に会いたくなって亡くなる一ヶ月位前に電話をしたら、急に体調を崩されたと奥さんが言われたので、驚いたら、間もなく亡くなってしまった。タクシーの無線利用とか業界のまとめ役とか紀二郎社長の功労が周囲の同業者等から声が出てこの時期の社葬と言う事に成ったと思う。会場は上野の寛永寺、僕は組合当時の書記長役を務めたK君と一緒に参列した。多くの業界の方も参列されて立派な社葬だった。後継の体制もしっかり出来ているし、整備部長が40年勤続と言うのはタクシー会社が安全をモットウに安定経営をしている証左だと思う。

・東京六大学野球 リーグ戦

コロナ禍の中のリーグ戦、無事に2勝1点の勝ち点制で8週に亙る対抗戦が終わった。久しぶりの明大の優勝。慶応は残念ながら明治に勝ち点を取られた。僕はどうもコロナ体制の神宮に足が向かず、テレビ観戦で全試合見た。好試合が多く、リーグ戦としては本当に面白かった。延長戦が多く、又、逆転ゲームが多く、どこの学校も選手が皆真剣にやって居たのが良く解った。僕は、東大の野球部が好きだ。大差がついた試合でも選手が真剣。勿論、6校ともみんな真剣だが、よく頑張っている。慶応の1年生投手が春のシーズンにスターティング投手を務めるのも初めてでは無いだろうか?この10年位選手の体格が大きく成り、凄く変わって来た。トレーニングの方法が変わって来て、筋トレの重要性が浸透して来たのだろう。応援団は女性の進出が非常に多く成って来た。僕は、ジャズが好きで、よくライブハウスに行くが、ライブでも女性の楽器演奏者が増えて来ている。皆、応援団か音楽サークルで楽器をやって居た人がライブハウスに進出してくる。時代は音を立てて変わって来る。早く神宮も脱コロナをして欲しい。秋にはコロナ以前の神宮に戻る様に祈っている。

・クレジットカード 問題

ウクライナ、ロシアの戦争が終わると、色んな裏話が出て来るだろう。その中でITの利用方法にどんな差が在ったのか?解る時が来ると思う。我が国もデジタル庁が作られたりして居るが、消費者の消費態度も大きく変わって来ているだろう。そして、犯罪も変わって来る。何しろ法律を作った連中がそれを利用して悪事を働くのだから...僕もクレジットカードの悪用をされて2ヶ月の間に4回もセキュリテイコード変える羽目に成っている。クレジット会社もそれなりの対応はして呉れるが、成りすましには本当に困る。Pcのスキム防止は何とかして欲しい。