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“Highlight 2020” ('20-12-29)

2020-12-28 20:46:34 | Megu's Sports

★Megu’s Sports

What a year 2020 has been… コロナウイルスのPandemicに振り回されたような一年。3月から、時間が止まったような感じがするする一方で、この9ヶ月、あっという間に過ぎて行った。外から見ていると、日本の“自粛”は、アメリカやヨーロッパの“Lock Down”に比べると、緩いように見えるのですが、どうでしょうか。感染者・死亡者の割合を見ていると、アメリカやヨーロッパに比べて、日本はGood Jobをしているのでしょうか。

このPandemicで、色々と考えさせられることが。年齢別で、この時間が止まったような生活を考えてみる。子供達にとっては、学校に行けず、友達と遊べない。家でのHome School。この9ヶ月、彼らにとって、長かったのか?    この先、長い人生が待っている彼らにとっては、後で振り返ってみると、10秒ぐらいに感じるのか。中学生、高校生・大学生、新学期も卒業式も、“普通”通りに迎えられなくて、思い出がひとつ減るのかな。それとも、特別な思い出として残るのかな?  大人。歳によっても、人によっても異なるけど、貴重な9ヶ月を有意義に使えなかったって思ってる?それとも、来年があるからって、別に気にしないのかな?

この12年ほど、毎年、年末年始に東京に行ってたんだけど。今年は、感謝祭あたりに東京に行った人に話を聞いて、そんなに状況が悪くなさそうだったので、フライトの予約を取っていただいた。キャンセル無料の条件で。感謝祭の後、おそらく多くの人が旅して家族で集まったりして、ケースが増加。  12月に入って、日に日に状況が悪くなって、4月ほど厳しくないけど、再び”Stay at Home” Orderが。ということで、先週末に東京行きをキャンセル。親父も母ちゃんも、“そっちにいろ”って言うし。残念だけど、仕方がない。

と言うことで、日本時間のクリスマスイヴに、Skypeで、3人でケーキを食べた。これも、2020年ならではのイベントでしょ。今日、友達の家に行ったら、15人ぐらいでファミリークリスマスZOOMセッションをやってた。多分、年越しそばも、Skypeだな。

Well, こんな年の中で、仕事が維持できたことは、クライアントのおかげ。感謝するしかありません。Let’s hope 2021 will be a better year!

 

 

 


“再びトヨタに賛意”    ‘20-12-22

2020-12-21 16:36:46 | Massy's Opinion

★Massy’s Opinion

・先日の中国の唐突的な「ガソリン・エンジン車2050年までに製造禁止」と言う発表に驚いた。豆鉄砲を食らったような菅総理の同じ様な2050年、更に遅れては成らじ、存在価値を損なってしまうとばかりに、追いかけるような、小池都知事の「2035年迄...」全く驚いてしまう。さすがに今度の問題は、トヨタのトヨタ社長が、自動車工業会会長として、タイムリーな苦言を呈しているが、本当に喜ばしいことである。元自動車レサー・ジャ-ナリストの国沢宏光氏もブルームバークの上で、矢張り、疑問を投げかけている。この疑問と意見に総理や都知事はどう答えるのだろう。

兎に角、僕はこの70年間、自動車販売の世界に身置き、やって来た仕事の中で、一つの考えに行きついた。ブルーバードと共にカリフォルニア規制への対応から始まり、触媒マフラー、LPG迄辿り着き、トヨタのハイブリッド、日産のEV、へと進んできた排ガス問題だが、もっと歴史を学んだ上に将来の目標を立て、国の産業を指導して行くのが、行政の仕事だろう。コロナcovid-19で皆、頭が狂ってしまったのではないか?

実際問題として「2050年にカーボンニュートラル」という目標を、どういった方策で実現するかまったくわからない。

少なくとも現在の排出量を提示し、大雑把でいいからそれぞれの分野でどのくらいの目標設定をするか、エネルギー事情をどうするのかくらいの目安がなければ、自動車業界の対応策すらイメージ出来ないということなんだろう。

どうやら「2050年カーボンニュートラル」や、東京都知事の「電動化車両以外販売停止の件」、政治家サイドで突如に決めたことらしい。

云うのは簡単ながら、エネルギー政策まで考えてくれなければ対応するのも難しいと思う。そもそも、脱ガソリン車で困るのは国民です。地方で移動手段の主力となっている軽自動車は、どう対応したらいいかユーザーは解らず、昨日隣の奥さんからも「家の車、15年乗って居て、40000キロだけれど親の介護もあるし、如何したらいいですか?」と聞かれた。

電動化車両のなかにハイブリッド(HV)や、プラグインハイブリッド(PHV/PHEV)も含まれているのに、報道を見ると電気自動車(EV)しか販売出来ないようなミスリードをしていると思う。

これはもう、報道するメディア側に大きな問題がある。大手メディアの記者は勉強不足のため、電動化車両にハイブリッドやプラグインハイブリッドも含まれることを認識していない。

結果、少なからずそうした報道を見た人が、東京都は2030年からすべて電気自動車になると理解してしまう。

・そのほか、豊田会長はメディアの誤認識や意地の悪い報道に対し苦言を呈した。これだけ率直に自分の意見をいうトップは珍しい。聞いていて「その通りですね!」の連続だ。

「これだけいうと叩かれると思います」と会長自らオチまで付けた。今後も自動車産業代表として大暴れして欲しい。

*電動化=EV化にあらず、メディアに異例の注文-自工会の豊田会長

ブルームバーグ12/17(木) 18:09配信  (記事抜粋)

 

(ブルームバーグ): 日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は17日、菅義偉政権が掲げた新たな温室効果ガスの排出目標について言及し、

・自動車の電動化とバッテリーの電力のみでモーター駆動する電気自動車(EV)を明確に区別するよう、メディアに異例の注文を付けた。

豊田会長はオンライン上で記者団の取材に応じ、自動車業界では一貫して「電動化」という用語を用いてきたが、メディア報道では「EV化」になると指摘。用語の区別へ理解を求めた。

販売される車をすべて純粋なEVに置き換えると夏のピーク時の電力需要が急増し、原子力発電所約10基分が新たに必要になるとの計算を示して、国のエネルギー政策で対応しなければ自動車メーカーの「ビジネスモデルが崩壊してしまう恐れがある」と述べた。

國内自動車業界が用いる「電動車」という言葉には、EVや燃料電池車といったゼロエミッション車だけでなく、エンジンも搭載するハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車なども含まれている。

電力の89%を原子力発電や再生可能エネルギーで賄っているフランスなどと比べて日本は火力発電への依存度が大きく、政府の環境目標を達成するには、国のエネルギー政策の大幅な転換が必要との見方も示した。

具体例としてトヨタの小型車「ヤリス」を挙げ、電力事情を考えると日本国内よりフランスで生産した方が環境によいということになると述べた。

・菅総理は12月6日の所信表明で「経済と環境の好循環」を成長戦略の柱に掲げ、温暖化対策で50年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするなど脱炭素社会の実現を目指すと述べた。これを受けて経済産業省が30年代半ばに国内の新車販売をすべて電動車とする目標を設定に向けた議論を始めた、と日本経済新聞が10日に報じていた。

然し、温室効果ガスの削減にはEVとHVやガソリン車をうまく組み合わせることを考える必要があるとし、50年までのカーボンニュートラル実現に向けての取り組みは進めるものの、それは「非常に難しい」との見方を示した。

・いずれにしても、この問題はカリフォルニア規制にもとづくもので、自動運転自動車の問題も「人が運転するのか?」「運転手不在なのか?」イメージの固定化には随分時間が掛かったが、この問題も時間が掛かるだろう。先ずは、論議する役人も代議士も勿論大臣も自動車の事を勉強して欲しい。昔、LPGタクシーが走り出した1962年頃、火災事故が起きた。当時、僕は、陸運局へ業務上、通って居たが、火災のあった日に陸運局の係長から今日、NHKが取材に来るけれど「LPGつて何のこと?教えて呉れよ...」と電話があった。燃えた車はブルーバードのLPG改造車だった。急いで会社の図書室へ行って「Liqufide Peteogas as。」と覚えて教えに行った事を想い出した。この20年いろんな大学の先生方とお話をする機会があったが、自動車の事は詳しく知らない。トヨタ社長頑張って欲しい。

 

 


“ガソリン車の製造禁止”     ‘20-12-15

2020-12-14 22:29:52 | Massy's Opinion

★Massy’sOpinion

・ガソリン車の製造禁止

中国は2035年までにガソリン車製造禁止すると言う事が発表に成った。最近、僕は実務に携わって居る訳ではない。殆んどがネットニュースか知人からのニュースである。今回の発表は、習さん「随分、踏み込んだなあ...」と言う感想である。  以前にブログに書いたように武漢の発展に改めて驚いたが、中国の排気ガス対策は、‘97年に北京で開かれたLpg博覧会にLpg車の出品要請があり、僕達が東京のタクシー中古車を左ハンドルに改造して出品した。政府も力を入れて北京の澱んだ空気を奇麗にしようと言う大きな博覧会だった。 あれから既に25年が過ぎている。これから15年掛けてガソリン車を無くそうと言うのだから、あながちアドバルンを上げただけとは思はない。電気自動車の完成に、可成り実現性の自信があるのだと思う。菅総理は、何か「遅れを取ってはいけない」と言う感じで、日本は、2050年までにガソリン車を製造禁止にすると発表した。とても、現在の国内自動車業界は、ゴーン問題に振り回されて居る日産の状況を見ると、既に、ハイブリッドを立派に商品化して居るトヨタに頼るしかあるまい。

・現在の世界の自動車事情を概数で調べると(世界の自動車保有台数ランキングより)

*世界の保有台数   ≒1,236,273千台

 保有台数の世界順位は、1位アメリカ 2位中国 3位日本 計≒477,645千台

*日本の保有台数   ≒ 82,310,千台

1台10年使用すると仮定すれば≒年間8,000千台位の新車需要

*日本の年間生産台数 ≒ 10,000千台

年間生産台数の20%位が輸出されて居るのではないか?

*日本の年間中古車輸出台数 ≒ 1,000千台

・さて、全くの概数であるが、このランキングは141の国が対象となっている。保有台数も登録されている台数と言う事に成るが、2輪、3輪も入るのか、国情も違うし、正確な処は解らない。然し、これらの現在使用中の自動車がガソリンを使わなくなるのにどの位の年月を要するのだろうか?

・自動車と言うのは、非常に便利な世界中に住んで居る人が必要とするものであるが、管理には高額な費用が掛かる物だ。先ずは、道路を始めとするインフラの整備が必要だ。ガソリンであれ、電気であれ、燃料供給スタンドが必要である。

・使えなくなった自動車の産廃物処理がこれまた非常にコストが掛かる。特に船賃は容積重量で決まるが、新車でも中古車でも保険料の違い位で、産廃物となった所謂解体車の処理は本当に儲からない仕事である。何処の国でも此の解体車は地価の安い町の中心部から離れた山の中に野積みにされて居る。

・折角自動車メーカーが新動力の自動車を作っても、それが市場に受け入れられなければ意味がない。世界的に自動車の使われ方とインフラの整備を真剣に考えねばなるまい。

自動車メーカーは絶えず原価低減を求められる。その意味ではハンドルの統一は絶対条件に成るだろう。インフラ整備にも通行区分の統一はコストダウンに繋がる。今迄、京都大學大学院の東アジア経済研究センターに居られた塩地教授が定年で鹿児島短期大学の学長で異動されてしまった。その後、組織も変更され、この種の研究が少しセンターレスに成ってしまった。僕も遣りかけた事と自分の考えで色んな先生方にお会いしたりしたが、華人教授会議(日本に在留する中国人の教授の集まり)で議長格の先生が中国に二つのナンバーがある事、(メインランドは右側通行、香港は左側通行)を知らなかった。メーカーは「中古車の流通を考えた車造り」「サービスパーツの生産を長く続ける」日本では、「シャシー番号の打刻をチップにしてGPSで所在の管理」する様に法改正する等の事が燃料問題と同次元で考えられるように成らないといけない。菅首相これらの事を解って居るのだろうか?


“政情 雑感”       ‘20-12-8

2020-12-07 21:03:03 | Massy's Opinion

★Massy’sOpinion

・アメリカ大統領選挙

往生際の悪いトランプさん、もう大勢はバイデンさんで動き始めている様だ。アメリカの選挙制度は中々解りにくい。このトランプさんの任期中に世界中を混乱に陥れたように思う。

メキシコとの国境の塀もまさか本当に作るとは思は無かった。実際に克明な報道があった訳ではないので、あの広い国境全部に塀が出来たのかは解らないが、スタンドプレーの部分もあっただろう。人種差別問題もオバマ大統領に成って、良い方向に向かうかと思って居たが、又ひずみを大きくしたようなトランプさんのやり方だった。バイデンさんは、すでに

此のひずみの是正を一番のポイントに置いているのか、副大統領にハリスさんの指名をいち早く発表した。仕事のキャリアーもニュースで知る範囲では相当にある様だし、テレビで見る範囲では、話もうまいし、ルックス、ファッション等も僕は非常に好感が持てる。

さて、アメリカがトランプがある種の問題提起をしたと僕は思って居るが、屹度、長い歴史の中で見れば小さな谷間であって欲しい。徐々にバイデン体制の人事が発表されて来るが、驚いたのは、財務長官に前FRBのイエレンさんを起用する事だ。この人は、ジョウジ・アカロフと言う「情報の非対称性」と言う論文でノーベル賞を受賞している人の奥様である。この夫婦は、一体どんな家庭を持って居るんだろう?凄い興味がある。恐らくバイデンさんはアメリカ経済の立て直しに金融緩和政策をとると思うが、凄く難しい局面にあると思う。

少し、タイトルとは離れるが、僕は、自動車の中古車の流通に関心が強く「買い手側がもっと価格の情報を知ることが出来ないか?」と言う事で「情報の非対称性」「ゲームの理論」「レモン法」などを一時期(1998年頃)勉強した事がある。レモン法は(社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会の磯村浩子先生が良く調査をされて居た。「情報の非対称性」「ゲームの理論」は慶應義塾大学経済学部名誉教授の丸山徹先生(バークレイ校出)に教えて頂いた。こんな経緯があり今度のアメリカ大統領選挙は非常に興味があり(当たり前だね)バイデン体制の平均年齢は高くなりそうだけれど、超アカデミックな指導体制に成るだろうと期待している。(娘のMegumi は、卒論アスレチックトレーナーを目指す人への中で中古車価格のガイドを書いている)

・菅内閣

菅内閣の支持率が急落している様だ。僕は、今度の菅内閣は短期政権に成るだろうと思って居る。菅さんも安倍さんの下で、8年近く官房長官をやって居たのだから、全ての問題点を理解している筈だ。今度の総裁選は、どう見ても安倍さんの抱えている問題点を一つもクリアーにしようとしていない。イエレンを担ぎだしたのを真似てか竹中平蔵さんを使う事だ。モット閣僚や周辺の人の身体検査をシッカリして欲しいものだ。非常に頭の良い人だと思うが、会長をされて居るパソナは人材派遣から今では社内の不満のある人は、「転職先を見つかます」と言う様な宣伝をして居る。会社の経営者にすれば、「人の桶の中をかき回さないでくれ」と言うような事だ。不動産の持ち方も情報によれば大変な資産家に成った様だ。

菅さんが自分の考えを「モット大きな日本、どんな日本にしたいのか?」国民に語って欲しい。安倍さんの元気な様子を見ると、此の「辞任」は相当中心部で次のプレーを話し合われた結果だろう。森加計問題、桜の会問題が解決するまでが菅さんの任期か?

・コロナ問題

大きな第三波に見舞われて居る。困った物だ。いつ、どの時点でこの体制は終わるのだろう?テレビでは殆ど一日中入れ替わりコメンテイターを引っ張り出しては恐怖を煽っている。もっと世界の情勢も教えて欲しい。アメリカも大変らしい。小池さんもどうも「私は頑張って居ますよ...」と言う様なスタンド・プレイーの匂いが強い。色んな形で「対策...対策...」と言っても税金のバラマキだ。国民は胡麻化されては駄目だ。政府、自治体の打つ手は安倍のマスクと同じで、使い勝手が悪い。兎に角、手洗いとマスクの徹底で静かに耐えて行こう。