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‘23-3-28 “教える”

2023-03-27 22:44:11 | Megu's Sports
★Megu’s Sports
カリフォルニア、例年以上の雨と風で、今年の初めから、至る所で被害が出ている。シリコンバレーと言っても、停電が多く、長い時では、72時間ほど電気が戻ってこない。先進国のはずなのにって思うけど、これがアメリカの現状。

さて、昨年の年末、法政大学スポーツ健康学部で講義をさせていただいた。今年の初めに、その講義を聞いていた一年生の生徒から連絡があった。将来、パーソナルトレーナーになりたいんだけど、今、何をしたらいいかって。日本でアスレチックトレーナーの資格も取りたいとのこと。私のアドバイスとしては、トレーナーでも、各々が専門にしていることが違う(オリンピックリフティング、出産前後、リハビリ、各スポーツなど)から、違った専門のトレーナーについて、”Shadowing”をしてはどうかと。その中で、自分の興味のあること、自分に合っていそうなことを見つけ出す。彼は、どこから始めていいかわからないって言うから、東京でパーソナルトレーニングジムを持っている先輩を紹介するから、連絡取ってみたらって。

その後、私の先輩から連絡があり、その生徒と面接をしたけど、断ったとのこと。
理由は、挨拶とお礼が言えないって。これを聴いて思ったこと:
1)親が挨拶とお礼をすることを、教えてないのか? 
2)18歳の時、私自身、これが十分にできていたか? 
3)彼は、断られた本当の理由を聞いたのか? 
4)社会人と対応できる準備が、まだ出来ていない子にとって、早すぎたかな? 

と言うことで、その生徒に、連絡とってみた。断られた理由は、聞いたかって。そしたら、“現在において、当社に向かない”とのこと。言われる方も、良い気がしないのは当然だけど、正直にモノを言うことは、伝える方も、容易じゃない。特に、よく知らない人には。だけど、本当の理由を知らないと、直せない。ので、この生徒に、断られた理由を伝えた。また、礼儀としても、紹介した人には、成功した・しないに関わらず、報告をすると。彼、良く受け取ってくれたけど、18歳じゃ、難しいかな。私自身、体育会にいたから、挨拶は出来てたと思うけど、このネットワーキングマナーを学んだのって、アメリカに来てからだろうな。

誰でも、断られるのって、良い気はしない。特に、初めての時は。失敗は成功のもとで、うまくいかなかったことから学んで、次に繋げてほしい。ないことには、越したことはないが、何回か拒否されると度胸もついてくる。拒否にめげないで、これからも、キャリアだけじゃなくて、色々な面で、図太く、積極的に進んで行って欲しい。歳を取ったからって、教える立場にいるって言うのではなく、年に関わらず、人は、教える・教えられる立場の両方にいる。教えることも、教えられることも同じくらい、難しいんだな。




23-3-21“株式会社住商アビーム自動車総合研究所”

2023-03-20 21:31:04 | Massy's Opinion
★Massy’s Opinion
*「6G時代に飛躍する自動運転の未来」 3月15日 SIP-adus 第10回自動運転Liveニュース【最終回】 Z世代とSIP自動運転を振り返るプレミアムトーク付き拡大版
先日 Webで主に自動運転や自動車周辺の問題のディスカッションがあった。第10回目である。コロナ以来殆どの会合が中止され、その間に人の移動も、企業の変化もありweb会議も有料だったり、会員制だったり、色んな使い方があり何か落ち着きがなかったので、暫く自動車関係のものからは、遠ざかっていた。久しぶりで「住商アビーム」の名前を見て2時間ばかり真剣に聞いて見た。余り正確ではないが感じた儘を記してみよう。
僕の社会人生活の中で、考えて見れば、いつも与えられたポジションで、「自立できるディ―ラー」を目指して考えたことを、何時も「次のプレー」を考えて思い切り仕事をしてきたと思う。特に、中古車、リースは面白かった。
東京自動車リース協会では、事務局を任されたが、中でも熱心な会社は、「住商オートリース」だった。自動車リース協会の最初で最大の目標は、道路運送車両法の第102条「自家用自動車の有償貸渡の禁止」の運用緩和であった。ご承知の様に日本の法律では自動車は不動産と同じ様に「登記される」片一方の道路運送法では、営業車の取り扱いが定められている。
リースは自家用自動車を貸渡すことになるので、このリース契約に基づく車両は第102条の除外として貰うことであった。今日、リースがあらゆる分野で広がっているが、これは後日項を改めて論じよう。さて、その時代の「住商オートリース」の関係から「アビーム」ができた時から僕は何かとお手伝いをしていた。当時、トップの人が、サンノゼ、パルアルト?かの高校にいた人で恵が住んでいた所に近く、そんなことで話が合い、このアビームの研究会には、2015年位までは絶えず参加していた。あれから20年近く、今では確か政府の受託機関に成っているようだ。今度の会議はこれで一区切りになるそうだが、主題は「自動運転」、もう僕の知っている人は誰も出ていなかった。特に、自動車メーカーは、トヨタの人だけ...僕も一頃いろんな会議に出ていたが、今では、アメリカの「カリフォルニア規制(2035年以降ガソリン車の製造禁止)」の発表以降、電気自動車と自動運転の二つの問題が混じりあって考えられているのか、何か焦点のボケたセッションになってしまった様だった。自動車を作る側もトヨタ1社では何か遠慮がちな意見を言っているようで、日産位は出て欲しかった。自動運転は車を使用する場所によっても、要求は変わって来るし、ガソリン車をどうするかの方が自動車業界にとっては喫緊の急務だと思う。ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンを使っているトラック、特殊用途車等の問題を総合して考えないといけないのでは無いだろうか?暫くこの種の問題から遠ざかっていたが、「なんだ、全然進んでいないのじゃないか?」と言うのが率直な感じだった。日曜日には、NHKの「政治討論」を見たが、新浪社長は賃金問題など少し発言が変わって来たようだが、被雇用者側の出席者の肩書は皆さん立派だが、団体交渉の経験もないだろう。何か、発言の内容が、空虚に感じられた。屹度、NHK側は、若い人の意見を...と言う考えだったと思うが、もっと中小企業の労働組合で「実際に団体交渉を会社内に根づかせた組合リーダー」の経験者なんかを出した方が議論が成り立ったのではないかと思う。二つのセッションを見て、大きなジェネレーション・ギャップを感じた。

’23-3-14 ”昔と今の野球練習方法の違い“

2023-03-13 22:21:00 | Massy's Opinion
★Massy’s Opinion
WBCが始まり、今年のチームは本当にいいチームだ。勿論、テレビや新聞からの情報だが本当に我々の時代から考えると、すべてが様変わりだ。
野球の練習方法を昔と比べてみよう。

*1940~50年代
戦後で設備も用具もなかった。布製のグローブ、ボール、バットは超貴重品。
それでも、成蹊中学時代は、旧制高校の先輩からのお古の使いまわし。硬式のボールは麻糸で縫い合わせをやらされた。ユニホームは自前。試合の時にはそれでもお揃いのものがあったな。
練習は、午後授業が終わってから、2時か3時頃から暗くなるまで...暗くなるとボールに石灰を塗ってノックをやっていた。
慶応に入ったときは、専用グランドがなく、方々のグラウンドを借りて練習、グラウンド探しはマネージャーの大きな仕事。キャッチャーのプロテクター、レガーズ、マスク一式を運ぶのは下級生の仕事。それも、二組しか無かった。その内に、今の矢上にキャンパス予定がグランドになった。小石の混じった長方形のグランドだった。
練習はほぼ全員が集まった処で、全員でグランドを大体、3週ランニング。軽いラジオ体操、キャッチボール、大体、50球。次は、3人一組でトスバッティング、一人20本。
さて、それから待望のバッティング練習、1塁側、3塁側の2ヶ所、守備位置には二人ずつで守る。余った部員は1塁側、3塁側に横1列に並んで、バッティングを見守る。高校は当時、外野の土手の上で球拾い...フリー・バッティングは約20人のユニホーム・メンバーが1人、5本、4回=20本。まあ、ぴったり5本でやめる選手はいない。「良い当たり、5本…」という感じになってしまう。バッティング・ピッチャーはコントロールの悪い奴は嫌われる。 大体、投げるボールは、シュート回転をして行く。個人差はあるが、えげつなくシュートするやっは、バッティング・ピッチャーには嫌われる。打ちにくいし、打球が飛ばない。フリー・バッティングが終わると「1か所バッティング、又はレギュラー・バッティングと言ってゲーム形式バッティングで、ピッチャーは2戦級の調子のいい者が投げる。大体、一人4打席位である。そして、守備練習、テーマ(ゲッツウとか...)を決めてやる。
さて、これらが終わると、2軍のフリー・バッティングである。この間、1軍の選手以外は、「声出し」で1軍の練習を応援する訳だ。僕の大学時代は、1年から3年までが最後の早慶戦時代のキャプテン阪井監督、3年時に稲葉監督に替わった。稲葉さんは、ノンプロ「トキコ」の監督を経験されていた。この時から練習方法が変わった。ネットをふんだんに使いゲージを作り、横からトスをしたボールを打つ。ネットは太いビニール紐の網だった。当初は2ヶ所位だったが、今では室内練習場を含めて5ヶ所位あるのかな?前記したフリー・バッティングの待っている間、このトスバッティングがやれる。これは授業のある学生野球ではすごい効果的な時間の使い方と練習量の増加になっている。個人個人が自分の練習をする時間なんてなかった。ピッチイングマシーンも凄い進歩だ。今殆どの学校が2~3台持っている。昔は、人が投げていたが、大体5人位で100球になって仕舞い、コントロールの良い人が投げないと時間ばかり掛かってしまう。今は、時間で交代するか1回で10本位打ち、それを4回位打てる。雨の日でも、室内練習場があり、トスをして貰ってのバッティングは十分に出来る。我々の時代の10倍位のバットスイングの量だ。
オリックスの中田君がコーチ時代、キャンプ中、「一日3000本バットを振れ」と教えていたそうだが、朝から晩までやっていたらその位の素振り数は出来ると思う。今度のWBCの若い選手は、一日5000本位スイングをして居るのじゃないかな?
兎に角、野球は道具も、お金がかかるし、設備にもお金が掛かる。それでも、世界で広まって行くのだから魅力的なスポーツなのだ。
体のつくり方も、随分、変わって来た。昔は、高校生の年頃には、ウエイト系の体つくりを指導していたが、今は、ストレッチ系の筋肉を固くしない様なトレイニングが主流だ。子供には、小さい頃から、色んな運動をさせて、その中から適性に合ったスポーツを選ばせるように成ってきた。僕は、ワイフや恵の関係で、リハビリテーションについて割合に詳しいが、リハビリに終わりはない。よく、骨折などで入院して、一応歩けるようになるとリハビリは取りあえず終わりです...なんて話を聞くが、要は、それからが始まりだ。毎日、少しずつでも続けることが大事だ、先日、ある昼食会で、股関節を手術した人が、「マスさんに言われた事が一番役に立ちました...」と言って呉れた。プロ野球の選手の練習を見ていると、「ゴム紐引き」「プラスチックポール乗り」「足上げ」「腹筋」「片足立ち」などに時間を掛けている。女子ゴルフも体作りにみんな相当時間を掛けていると思う。この15年位随分,体作りや練習の仕方が変わってきている。
P,S
*幼少期の体作り 体幹重視
*ビニール紐のネット
*ピッチイング・マシーンと高校生の金属バット
*室内練習場 練習方法
*ポジションごと向けのグローブ、ミット、スパイク


‘23-3-7 “Diary 194”   

2023-03-06 23:09:43 | Massy's Opinion
  • Massy’s Opinion

*2月の情勢
今年の2月は、何か、寒暖の差が激しい2月だった様な気がする。珍しく我が庭の白の沈丁花が蕾を持ち、早く咲かないかな と見守っていたが、蕾は硬いまま2月が過ぎた。
コロナは2類から、5類に分類が変わると発表されて世の中少し変わって来たようだ。タクシーのドライバーさんに話を聞くのが一番いい。しかし、町の人出は時間帯が変わった様で,コロナ前のように夜遊びする人は少ないようだ。
政府は物価対策のように賃上げを煽っているが、国民も考え方を変えた方がいい。よく商品を何処が作って居るのか?見て買わないと、ブランドは変わらずに製造元は変わっている商品が多くなっているような気がする。
ウクライナ問題は、何か季節替わりを待っているのか?ニュースが少ないのでよくわからないが、進展、は無さそうだ。とにかく早く終わってほしい。
国内は、相変わらずの旧自民党スタイルの岸田型で、安倍政権が長すぎたのだろう。誰か15年先の日本の形を立ち上げる人は居ないのか?寂しい限りだ...
*2・16 Stic  第5回 Web セミナー
早いもので、早稲田大学スポーツ学部広瀬教授の立ち上げたSticのセミナーも5回目を数える。今回は、靏池先生が中心、恵はサンノゼからWeb参加、サイトを見ている人も少しずつ増えている様だけれど、専門的すぎるのは、仕様がないのかも知れない。 

*2・19 鈴木エイト講演会 樋脇 岳 吉田はるみ議員も参加。
旧統一教会 チェックの鈴木エイト氏を講師に地方選準備の後援会。会場は浜田山会館 入場料は500円 130人位集まったかな。今、話題の中心人物の生の話外見から想像していたより、鈴木エイト氏は正義感の強い人だと感じた。それにしても、宗教と政治の問題は難しい問題だ。歴史的に見て、すべての戦争は、宗教が絡んでいるものが多いのだから…
吉田はるみ議員国会を体験して、一回り自信がついた様に見えた。「有料でもいいな」という感じの後援会だった。

*2・21 日吉倶楽部 総会・壮行会・講演
新制高校になって75年、慶応高校の野球部のOB会の年次総会に合わせ、福沢諭吉センターの都倉先生の講演会慶応野球の歴史についての講演会も合わせ、三田山上の北館ホールで開催された。新塾長も来られて、ご挨拶をして呉れた。これも、今度の選抜大会出場の効果の一つだ。Web配信もしているし、見ている人は相当に多いだろう。山食で懇親会、さすがにビールは出たが、缶ビールは僕には味気なかった。兎に角、参加者の中で最年長だから考えされる…
*八代教授と懇談
日吉倶楽部総会の前に14時からかねて約束をしていた、「日産・ルノーアライアンス オーラルヒストリー」を書かれた八代教授と2時間ばかり、談話室で懇談した。「よく色んな人と話し合われましたね...どんなルートでアプローチされたのですか?」と僕の読後感で抱いた疑問を話し、懇談を始めた。あの本の中には、ゴーン以前の人は出て来ない。矢張り教授も僕と20年歳が違うし、このジェネレーション・ギャップはどうしようもない。教授もよい受け取り方をして貰い、僕には有意義な懇談だった。

*2・23 日本橋室町 砂場
無心会(ウラナシ会)のメンバーアメラグのK君からレスのY君が「甲子園での高校野球部の話を聞きたいと言っているから付き合ってよ...」という電話。場所は、室町のそば屋砂場 おおさすが日本橋育ちの連中もちろん異論が有る訳もない。久しぶりで砂場へ行った。Y君が色気がないと詰まらないだろうと硬式テニスのOGを呼んで来た。4人で結構、飲んだ。野球の話は長くなるので、この前にブログに書いた「サヨウナラ保田忠明君」のブログを持って行った。「野球の話は後で読んでよ...寄付を頼むよな、一口でいいから...」
実は、10日位前にヨット部のW君から同じような話があり、K君と3人で矢張り、渋谷の鳥銀で飲んだばかり...野球部の甲子園選抜は「お陰様で...」と言う様な効果ありだ。