まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から毎週の競馬を長年楽しんでいます。
*画像等はクラブより使用許可を得て使わせて頂いています。

シルクストレングス引退

2010年08月14日 06時57分52秒 | 今日の日記
2戦連続の出走取消になっていただけにこれは…と懸念していたシルクストレングスですが昨日をもって引退となりました。

雨の天栄で会ったストレングスは非常に大人しくて愛くるしく競争をするような馬ではなかったのかもしれません。
しかしサラブレッドは走らなくてはいけません…。
綺麗な栗毛の馬でおとなしいから次の馬生が乗馬生活なら嬉しいですね。


シルクストレングスは小倉の新馬を快勝、連闘で小倉2歳Sを上位人気で走ります。
しかし、勝ち馬に4コーナーで露骨にぶつけられて元来の臆病な気性が顕著となり、逃げないとダメな馬になってしまいました。
私は今でもぶつけられ怯んだシーンを思い出します。
一緒に走ったマイネレーツェルやレッツゴーキリシマは今もなお重賞戦線で活躍しているのが誇りです。
とにかくこの馬の扱いは私を相当イライラさせました。
以降、入厩して10日でレース→放牧というパターンは厩舎を痛烈に批判させる事となりました。
結局、新馬戦を勝っただけで精彩を欠き美浦に転厩となり僅か一戦で終了。



非常に悔しく残念な気持ちです。
かつてお世話になっていた岡田厩舎時代の内山助手は「この馬は重賞級」と当初絶賛していたのが心の支えであり、いつも頭にありました。
サッカーボーイの背中を知る方に誉められた記憶とともに私の一口人生の記憶の中にも残しておきたい一頭です。


ありがとうストレングス。
これからも元気でな。