夢に振り回されて…

　 余りに強烈な夢を見ると、一日中そのことばかり考えるようになる。一体何であんな夢を見たのだろうか、と夢占いで調べるどころではなく、もはやカスタネダの『夢見の技法』を読んで、「あれは偵察だったのでは…」と納得するのである。カスタネダが見たのとほんのちょっぴり似ている感じの夢でもあったし、それほど夢の中で周りに注意を払えないけれども、実際に、夢の中で出てきた存在とべらべら話をするのである。

　たぶんあれは「非有機的存在」であって、我が輩の潜在意識を探ろうとしているのかもしれないし、木の意識？と同じようにゆっくりとしていて、いろいろな存在に化けて現れるのか？？　夢は無限への入り口であるというが、同時に狂気への入り口なのかもしれない。

　だいぶ小説にでもなりそうな夢がそろってきたが？？、ただそのまま書くだけでは何が何やらさっぱりわからないので、表現するならばそれなりの工夫がいるだろう。まあ、論理的ではありえないので？、ミステリーというより、ホラーの方が近いのかもしれん。

　そういえば、年初頭に、捕食者の小説がどうのとわけの分からぬことをほざいていたが、行き着くところはそこなのかもしれない。頭の中でごちゃごちゃしたことを実際に書いてみれば、結果はどうであれ、頭が整理されて、「夢の世界」に対して自分がどうあるべきなのか、何か明瞭になってくるのだろう。

「きゃ～～」ってな感じの展開になってくれば面白いのだわい（現実の夢は全然恐ろしくありませんが）