インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

処世の術!

2007-12-15 05:10:20 | ニーチェ
「さて、わたしの第三の処世の術は、こうである。あなた方が悪人に対して抱く恐怖心など、わたしには問題にならない。わたしは悪人たちを見るのを喜ぶ。
 わたしは灼熱の太陽が生み出した奇跡、虎や椰子やがらがら蛇などを見るのが、きわめて楽しい。
 人間の中にも、灼熱の太陽が生み出した美しい種族がおり、まことに驚嘆すべき悪人たちがいる…」(ツアラツゥストラはかく語りき;岩波の上巻p250)。

 読めば読むほど、古代アメリカ人のこととしか思われん。

「あなた方の魂は、偉大なものをあまりにも知らない。だからあなたがたは、超人がやさしさを見せたときにも、さぞ恐ろしいと思うことだろう! …」

 どうも、生贄の儀式が連想されてならん。

 古代アメリカの研究をしながらニーチェを読み、インディオ通信を書く。

 頭がいかれるための最短コースである。


 

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