インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

小説が読めなくなった…

2008-05-31 15:47:11 | 悪魔か、踊りか、占いか、禅か、無か
 自称作家であるがゆえに、インディオは小説を書かねばらないし、それにもまして小説を読まなければならない。

 だから先週、福岡市で大量に買ったわけであるが、何か猛烈に読みたいって感じではない。所詮、小説を読んだところで、現実が変わるわけではない。現実を壊してくれる物語を、インディオは待ち望んでいるのである。

 そのためには、物語はリアルに、よりリアルにスタートしなければならない。最初から嘘くさい話は読む気になれんわい
 ミステリー小説、犯人は一体誰なのか? 
 まさかアイツが!
 一体なんでしでかしたのだ?
 やっぱり怪しい奴だと思ったわい

 …現実の世の中はミステリーだらけである。犯罪者とまではいかないが、それに近いことをしている人はゴロゴロいるし、小説にしてもいいような不思議な奴や怪しい奴、異常な奴は近辺にいる。
 インディオ自身がそうだったりして

 まあ、こんなブログを書き、異常な?小説を書き、貧しき日々、30半ばにして独身、居場所をさすらっている。近所で猟奇的事件が起こったとき、「あいつだ!」と名指しされても不思議ではない(髪の毛などの証拠品を現場に残されたらOUTだわい)

 でもインディオはそんなに皆と違う生活をしているわけでもない。
 さっき、買い物ついでに柴咲コウ(single best)や加藤ミリヤ(TOKYO STAR)、浜崎あゆみ(古いアルバム)に、『BABEL』を借りた インディオ号があるから田舎でもレンタル生活が出来るわけだ。

 最近、良い映画を観ている気がする。
 確かに、映画でも現実を壊してくれるものに出くわすが、映像を受ける身であって、能動的にかかわっていない。だから、たとえば田口ランディの『コンセント』でも、映画でみるのと本で読むのとでは、受ける影響には雲泥の影響がある。

 映画では表情や会話で表現できても、主人公の心理は無理

 香りや、抽象的なこと(愛とか思想など)もそう。言葉の力だ

 さあ、小説の1ページ目を開こう! 
 …でも威力ある言葉に打ちのめされたかったら哲学書を読んだ方が早かったりして
 

 

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2 コメント

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本を読むのは大事ですね (アンデス)
2008-06-01 08:58:48
う~ん。そうですよね~。本にしろ映画にしろ、外から入ってきた情報を自分の中でふくらませるには、豊かな想像力が必要で…。

本を読むのと読まないのでは、差がでてくると思います。(読む内容にもよりますが)

あとは実体験も大事ですよね。頭の中の知識だけではなく、より広がって深く豊かになれますもの。

ところでインディオさん! そんなに怪しげなんですか? ← アンデスは仲間意識(親しみ)を持っているからか、違和感がありません(ニコッ)

小説家としては“怪しさ”もイメージ的に必要カモ知れませんが、妙な疑いは遠慮したいですよね(汗)
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怪しい人物より (インディオ)
2008-06-01 21:32:34
見えない場所 (あやしい人物より)

2008-06-01 21:27:10

 生きてきた年数は多いですが、今頃インディオ号を乗り回して感動しているようでは…。いろいろ実体験が不足しているのかもしれません。

 何か今日、山に登りながらそんなことを考えさせられました。もっと人生経験を積むと、もっと高い場所に上ると、見えるものが違うのかも。

 想像力で補うのですかね。 不足している点を教えてください~
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