インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

11月25日… 狂いながらサバを食べる。

2007-11-25 19:07:32 | 悪魔か、踊りか、占いか、禅か、無か
 サバは寒い季節が美味いらしい。
 釣りたての刺身が一番だが、95円で確実に食べられる方を選んだ。

 サバはイワシと違って、内臓がたっぷりとあるので、さばくと不気味だ。

 包丁で内臓を抉り取りながら、心臓を抉り取るアステカの神官の気分になる。

 古代アメリカ人は、人間を単なる生き物の一つにしか見ていないので、魚だろうが人間だろうが、内臓を取り出し、皮をはぎ、肉を食べる。

 あらゆる生き物は、生贄になるために生まれたのだ。

 生き物は神であり、神は生贄を食べ、生贄になる。

 こんな思想で間違いない(だろう)。

  コロンブスが発見する前の、アメリカ大陸の狂気の世界に、
 何かしらすんなりと溶け込める自分が恐ろしい。

  自分が魚一匹の価値しかないのなら、

 そんなに深く悩んだり、経済的幸福なんか追求する必要なんて、ないのよね。

   ●サバは鮮度が低く、それほど美味しくなかった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿