インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

ホピ族の長老が宣教師に語った言葉

2008-03-18 04:40:35 | ネイティブ・アメリカンの言葉
 白人の目には、わしらが馬鹿みたいに映っているかもしれない。わしらがあんまりにも単純だからだ。

 わしらは偉大な母である大地によりそって暮らしている。わしらは、あなたがあなたの神を信じているように、わしらの神を信じている。しかも、わしらの神はわしらにとっては最高だということも、信じている。わしらの神は、わしらに話しかけ、何をなすべきかを教えてくれる。わしらの神は、雨雲や太陽やトウモロコシなど、生活に必要なものを何でもくれる。わしらの神は、あなたの神を聞くはるか以前から、こうしたものを与えてくれていたのだ。
 
 もしあなたの神がそんなにも偉大ならば、わしらの神がそうやっているように、白人の口からじゃなく、直接わしらの心に話しかけて欲しい。あなたの神は冷酷で、決して全能なんかじゃない。なぜならあなたはいつも悪魔のことや人が死後に行く地獄の話ばかりをしているからだ。わしらの神は全能だし、全く善良だ。悪魔なんていないし、わしらが死後の世界に行く霊の世界には、地獄などない。いやいや、わしは改宗なんかしないことにする。わしは自分の神と自分の宗教についていくことにするよ。あなたの宗教よりも、わしの宗教の方がずっと幸せになれそうだからな。
    不詳(ホピ族)1907年 『それでもあなたの道を行け』より。


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