今週は『エコノミスト』を買った。タイトル通り、学者達による堅苦しい文章で論じられている。4月1日号では、特集で18ページにわたり、「日本が餓え死にする」(?なしの断言である)と論じられている。食料自給率はカロリーベースで39%しかなく、人口1億人以上の国家でこの現象は異常であるようだ。日本は加工貿易の島国だから、付加価値の高い製品を輸出して、農産物などは輸入すればいいと「国際分業容認の政策」が行われていた(る)。しかし「現実の国際社会は、最近の世界各国の輸出制限措置の頻発でもわかるように、日本の国民が考えるほど調和のとれたものでも、人道的なものでもない」らしい。
「食料は戦略物資、カネさえあれば買えるのは大間違い」と東大の教授様はいう。やはり(飢饉のとき)世界は自国の食料をまず優先するのだ。だから最近の世界の穀物需給の逼迫を受けて、穀物輸出国(インド、ロシア、ベトナム、アルゼンチンなど)がコメや穀物の輸出規制(輸出税の引き上げなど)を導入しているらしい。日本国内でも、来週(4月から)、政府が製粉会社に売り渡す輸入小麦価格が3割もあがるようだ。
この前、原油帝国主義で出たトウモロコシのバイオエタノールの話にも続いていた。アメリカは他でも、大豆油を原料とするバイオディーゼル?をやり、ブラジルに至っては、サトウキビ・エタノールの生産が急増中らしい。日本でも米エタノールをやるしかないか。こりゃ、焼酎だわい。…なるほど、ガソリンより焼酎が安いってか。
原油価格高騰→ バイオマス燃料ブーム→ さらに米国経済の混乱やら、地球温暖化による干ばつ→ 投機マネーが穀物市場に流入→ 穀物価格の高騰(小麦、トウモロコシ、大豆など)となり、それは「未体験ゾーン」に突入し、「激しさを増す世界の食料争奪、国家間の奪い合いが始まる」と某商社の研究所所長が論じている。
最後に日本のコメがあった。インディオの実家も米を作っているから、書かれてあることが手に取るようにわかる。「地権者のエゴ」なんて、うちの周辺が正にそうだわい。農地は有効に使われなければならないが、「先祖代々の田んぼ」を老人たちが手放すとは思われない(若者は金ですぐ解決するかも)。
小麦などに手が届かなくても、日本人はいざとなったら米を食べるだろう。
でもインディオの主食はトウモロコシだからね(ウソ)。
「食料は戦略物資、カネさえあれば買えるのは大間違い」と東大の教授様はいう。やはり(飢饉のとき)世界は自国の食料をまず優先するのだ。だから最近の世界の穀物需給の逼迫を受けて、穀物輸出国(インド、ロシア、ベトナム、アルゼンチンなど)がコメや穀物の輸出規制(輸出税の引き上げなど)を導入しているらしい。日本国内でも、来週(4月から)、政府が製粉会社に売り渡す輸入小麦価格が3割もあがるようだ。
この前、原油帝国主義で出たトウモロコシのバイオエタノールの話にも続いていた。アメリカは他でも、大豆油を原料とするバイオディーゼル?をやり、ブラジルに至っては、サトウキビ・エタノールの生産が急増中らしい。日本でも米エタノールをやるしかないか。こりゃ、焼酎だわい。…なるほど、ガソリンより焼酎が安いってか。
原油価格高騰→ バイオマス燃料ブーム→ さらに米国経済の混乱やら、地球温暖化による干ばつ→ 投機マネーが穀物市場に流入→ 穀物価格の高騰(小麦、トウモロコシ、大豆など)となり、それは「未体験ゾーン」に突入し、「激しさを増す世界の食料争奪、国家間の奪い合いが始まる」と某商社の研究所所長が論じている。
最後に日本のコメがあった。インディオの実家も米を作っているから、書かれてあることが手に取るようにわかる。「地権者のエゴ」なんて、うちの周辺が正にそうだわい。農地は有効に使われなければならないが、「先祖代々の田んぼ」を老人たちが手放すとは思われない(若者は金ですぐ解決するかも)。
小麦などに手が届かなくても、日本人はいざとなったら米を食べるだろう。
でもインディオの主食はトウモロコシだからね(ウソ)。