インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

株価下落、買い時か?

2008-03-08 20:57:12 | 経済
週末7日朝のロンドン外国為替市場では、米信用収縮懸念の高まりを背景とした円買い・ドル売りが加速し、円は一時1ドル=101円台後半まで上伸した。円が101円台をつけたのは2005年1月以来3年2カ月ぶり。(時事ドットコム)

会社経営者ではないし、株を抱えた資産家でもないから、インディオには関係ない。1ドルが90円になろうと、80円になろうと現実がより悪化するとは思われない。逆に貧乏人にとって、成り上がるチャンスかもしれない。

先週の日曜日、東洋経済(3/1特大号)を買って読んだ。良く分からないところも多いが、「米国発の、とんでもない経済恐慌が起こる」らしい。疑っていると、今週で円相場急騰したので、「そうかも知れん」と読み返しているところだ。


これを読んでいて株を抱えている人は、「やばいかな」とか「損切り(利益確定)しようかな」と悩んでいると思われる。これから荒れる?相場に手を出そうとは、よほど自信があるのかと言われそうだが、別に根拠はない。ただ安いから欲しくなるだけだ(高いから欲しくなるという人もいるが…)。

10万円のブランド品を買って使い回して、中古で売るときは2万円したら良いほうだ。ブランド品という財産を持って、優越感に浸りたい心は、時が経てば夢物語で終わる。

今は株が安い。20万円でブランド株が買える。トヨタの株(最低制限あり)なら50万、キヤノンなら40万円で買える。値段がどんどん下がっていく。

ゆかり(仮名)は、デパートで価値ありそうな8万円のバッグを見つけた。喉から手が出るほど欲しかったが、8万円もした。値段が下がらないどころか、10万円になっていた。やはり高いのだ。ますます欲しくなった。しかし突如、値段を見たらバッグが4万円になっていた。「安い!」6万円なら買おうと考えていたので、ゆかりは即飛びついた。しかし翌日は2万円になっていた…。こんなストーリーか。

バックなら持ち歩いて誇示できるが、株なんて金庫にしまって秘密にしておくもの。ブランドなんて関係ないか(いや、やはり三流メーカーより、一流メーカーの株か)。

「燃費の良いハイブリッドカー」が社会的に必要とされているなら、トヨタ株はもっと高いはずだ。石油は最高値を更新しているし…。いや、ドル安で輸出不振になって、トヨタの業績が落ちるから株が下がるのか? よくわからん。ハゲタカが勝手に動かしているのかもしれないし。

日本株を売って、国債でも買うのか。金の延棒でも買うのか。

間違っても「ドルを持とう!」とは思わないか? …いや、101、102円はインディオ的にはかなり買い時だとは思うのだが…。
え? もっと安くなるのを待て!? 
こうして皆、チャンスを逃していくのである。

みんなの心理が冷えているから、もっと安くなるかもしれない。

もっと様子を見よう(それでも買わなかったりして)。

自分だけが幸せになってよいか?

2008-03-08 01:02:04 | 苦しみを分かち合う
 深夜に、ふと考えた。
 「自分が幸せになるためには、自分だけが問題である。他人は一切関係ないか?」

 哲学的な問いかもしれない。
「幸せ」という言葉自体が曖昧だ。「豊かな暮らし」なのか「子供のいる家庭」なのか「とにかく健康第一」なのか、書いている自分でもわからぬ。

 妻子があっても経済力がないと話にならないし、経済力があっても健康でないと意味はない。「孤独で、金がなく、病気である」という三重苦の人々は多い。誰かが手を差し伸べなければ、幸せにはなれないのだ。


 みんなで問題を考えよう。
「ある人、A氏は今、三重的に幸せであるとしよう。別のある人、B氏は三重苦に陥っているとしよう。AとBは、意外にも?兄弟であったとする。B氏は最後の頼みの綱として、A氏に助けを求める。果たしてA氏はどうすべきか?」

 この問題は、「企業」「国家」などにも当てはまるだろう。助けるべきか、助けないべきか。

①「Aは世間体を考え、Bを少しだけ助ける。後は金の配分の問題」
②「AはBを復活させるようなプランに着手する」
③「AはBを赤の他人として扱う。相手にしない」

『江戸のことわざ』に、「兄弟は他人の始まり」とある(もう一方で、「兄弟は両の手」「兄弟は後生までの契り」とある)。江戸時代には縁座制が行われ、従兄弟まで処罰が行われたようだ。やはり強盗に追い込まれるのは、血縁関係者などが面倒を見てやらなかったからだ、お前にも責任があるということだろう。

ただ自分が生きるのに精一杯な状態では、相手を助けるどころではない。相手を助けたとしても、自分が助けてもらえるとは限らない。だから自分は自分で守るしかない。だから金を貯める…、と一般的にこうなるのだろうか。

問題の解答は、一括に応えられないと思う。やはりAとBの具体的な内容によるか。Bの程度があまりに重ければ、幾らAの器と能力が優れていてもどうにかできるものではない。

Bの程度が軽ければ、Aは縁故採用でもして共に幸せになることも出来よう。

要するに、AがいくらBを何とかしようとしても、Aの実力以上にBという重石を持ち上げられないということである。

大阪府の橋下知事は、どうか…。弁護士って「口先だけ」って感じがする。
何か「行動」で示してもらいたい(私財を投げるなり、金持ちから税をとるなり、普通では無理な行動を)。大阪は人間味があるから、多少無理な政策でも支持されるかもしれない。



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