インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

株のバーゲンセールが始まった!

2008-03-16 23:58:04 | 経済
 円相場が90円台に急騰し、それに倣って株価が下落している。この貧乏人向けのインディオ通信は、株などの資産がないから?(ブログ主は)、別に関係ないともいえるが、今こそチャンスかもしれない。

 既に株を保有している方は堪らないだろうが、まだ持っていない人は、「もっと下がれ! トヨタ? 3000円なら買ってやるわい(今、5000円ちょい)」と考えているかもしれない。まあ、株の動向に人生を振り回されるのは、いい傾向ではないが、現代人の人生は所詮、金に振り回されているのである。

 また経済雑誌を買った。東洋経済新報社は、毎回面白いのを発行している。「企業価値を見抜く方法」で、沢山の企業の理論株価{企業収益(業績予想)÷期待収益率(リスク);かなり怪しい}を弾き出している。それによるとトヨタは7,546円。しかし現実は…。ざっと見て、こんなのばっかりだ。

 何とか理論が色々あって、インディオが共感するのは「パッシブ運用」の理論か。長期的に見れば、誰も市場の平均を上回るリターンは上げられないというもの(それの対概念が「アクティブ運用」)。パチンコでも短期的には儲かるだろうが(インディオはした事がない)、長期的には…。パッシブ理論では「株式市場は効率的であり、全ての入手可能な情報は、常に市場に織り込まれるので、一貫して市場平均を上回るリターンを勝ち取ることは出来ない」という。

 エコノミストは先週も買ったが(大して読んでいない)、米国発、世界不況があーだ、こうだと書かれてある。インディオは「マクドナルド賃金訴訟」(=長時間労働問題)なんかの記事に関心を持った。

 初めて買った『ダイヤモンド』は、政府系ファンド(政府が自国の資金を増やそうと投資活動をするファンドのこと。その原始は原油や天然ガスの販売収入や為替介入によって得られる外貨準備である。SWFと略)について説明され、オイルマネーの凄まじさが書かれてある。アラーの神は「マネーを増やせ!」とは宣託されないだろうが、国家の資金は減らすことは許されないはず。その中で、アブダビ投資庁の800メートル?の高層ビルの写真が載っているた。資産規模は90兆円…。特集であり、世界中のSWFが掲載されている。たとえば、ブルネイ投資庁は、90年代には1000億ドル規模だったが、国王の弟が運用に失敗し350億ドルになったとある。

 ただSWFにしても、このドル安だから、どこにお金を移動して、価値を維持(死守)するのかは難しいところだ。石油や金が最高値を更新しているらしいし、金持ちは金持ちで、大変だ。やっぱ、信用できる投資先は、わが日本でしょう(しかし自国民は怖くて株を買わない)。