~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

生命の神秘

2022年05月13日 14時58分34秒 | ゴイシチャボ


生命の誕生の神秘。

わが家の雌鳥Jinちゃん(享年2歳)が亡くなって約1ヶ月。
遺していった卵9個、祈るような気持ちで温め続け、昨夕、初めての孵化🐥
コツコツコツコツ、小さな雛が自ら卵を叩き割り、生まれてくる感動的瞬間! 
しっとりした羽根、しょんぼりした目がフワフワパッチリ、みるみるしっかりとしていく。
雛同士つつきあったり温めあったり、どつきあったり(笑)、なんとも微笑ましく、母ちゃん完全に寝不足です💦





昨夜のうちに3羽。そして今朝4羽。
なんとなんと🐥🐥🐥+🐥🐥🐥🐥
更にもうひとつの卵のひびも確認!
すごいことになっています✨

生命が生まれるということ。
繋がっていくことのすごさ。
Jinちゃんの遺してくれたものの大きさに胸がいっぱい!
これから山へわさびの種子採り。
その間、雛さんたちはぬくぬく体を休ませて、夕方以降、ヒヨコハウスに引っ越し予定です🍀

               母ちゃん

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繋ぐ

2022年05月13日 14時50分07秒 | わさび






わさびの種子採りが始まりました。
わさびの種は通常、自家採種。
自分の育てているわさびのなかで良いと思う色、艶、形、味のわさびを選抜し、
自家採種して苗を育て、種を継いでいく。
未熟でもなく、鞘から弾け流れてしまうでもない。
絶妙なタイミングを決める、のが本当に難しい。

採取した種は秋に種を蒔き苗となる。
そして来春以降、山に移植し、約一年かけて大きくなる。
”わさび”となるのは来々春以降。つまりこれから2年後以降。
カメのような歩み…。
わさびを作り続けるなかで、最高の一本に出会える日が来ますように…。





そして、わが家の雌鳥Jinちゃんの死から22日。
温めていた卵が孵化を始めました! 
通常、チャボの孵化は21日。
ウンともスンとも、ピクリしない卵に諦めモードでしたが、夕方以降、次々と孵化! 
5/13、0時現在、卵9個中3羽が元気いっぱいに動き回っています。
Jinちゃんの生命が繋がった(涙)
 ただただありがたく、そして感動的。
また明日以降、ゆっくりupいたします。
今晩の就寝はひよこたちの横で😊 
夜中もピヨピヨと賑やかです🐥

               母ちゃん

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