BR 栽培日記 2024

バーズレストランの栽培日記です

南部早生ひえ脱穀完了

2008-09-20 20:36:42 | ひえ

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早生ひえの緑穂の発送完了しました。毎日少しずつ発送してやっと終りました。

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ご主人様は毎日忙しく働いているのだが、現場監督は相も変わらず高みの見物。世の中には人を癒すセラピードッグっちゅう偉い犬がいるのだ。おまえもセラピーキャットを目指したらどうだ、明日から訓練開始だっ。

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「わしニャー無理バイ」 ・・・・・うむ、たしかに。

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アメリカンスナックひまわりの脱穀終りました。

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昨日脱穀したひえはトーミをかけて仕上げ乾燥です。

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昼からは残りの南部早生ひえの脱穀です。

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4袋ありました。 北海道は毎日好天の日が続いていますので刈り取り・脱穀とスムーズに作業が進んでいます。

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南部早生ひえ跡、きれいにかたずきました。

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倒伏せず無事に収穫期を迎えた茶きび。

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完熟した穂、何でもない様にみえますが、雑穀類を倒伏させずに完熟まで持って行くと言うのは実はかなり難しいことです。 私が何年も失敗を重ねてやっと辿り着いた匠の技です。

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脱穀したひえの二番口から出てきた残渣。これも無駄にせず畑に蒔きます。これが土壌微生物の餌となり、豊かな土壌に作り変えてくれます。これが植物有機循環農法の真髄です。

植物が吸収する栄養素と言う観点からすると化成肥料でも良いという考え方もあります。しかし、化成肥料は水に溶けて直接吸収されるだけで微生物の餌にはなりません。使い続けていると地力そのものの減退を招き、それが病気や連作障害等の弊害を招く元となるように思います。ちなみに黄あわは、あわ4連作、ひえ穂は3連作です。健康な土壌であれば連作障害は問題となりません。私のアプローチが間違いではないのは、今年たわわに稔った粟穂・きび穂・ひえ穂が証明してくれています。この方法で良いのだ、それが自然からの回答です。