田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

防災を体験する

2023-09-15 16:43:12 | 講演・講義・フォーラム等
 防災大国(?)日本に住む我々にとって、日ごろから防災意識を高めておくことは必須の課題といっても過言ではない。この度、札幌市民防災センターを訪れて各種の防災を体験してみたのだが…。
        
 前回は都合により欠席してしまった「中央区いきいき講座(高齢者講座)」の第12回講座が9月13日(水)午前「札幌市民防災センター」(白石区南郷通6丁目)において開講された。題して「見て・触れて・体験し・学ぼう」というものだった。
 いただいたパンフレットを参考に、体験したり、学んだりできることが次のように満載だった。
 まず「見て」学ぶコーナーとして、①災害バーチャル体験コーナー、②展示コーナー、③学習コーナー、④防火・防災コンシェルジュ(相談コーナー)
 続いて、「触って」学ぶコーナーとして、⑤防災シティ、⑥はしご車に乗ってみよう、
 「体験」して学ぶコーナーとして、⑦地震体験コーナー、⑧消火体験コーナー、⑨煙避難体験コーナー、⑩救急体験コーナー、⑪暴風体験コーナー、
などの展示・体験施設が用意されていた。
 展示・体験施設はそう広くはないセンターの中に効率よく配置されている感じだった。私たち受講者はそれぞれ班別になって、自由にコーナーを巡り歩くという形で進められた。  
 ※ けっして広くはないところに効率よく体験施設が配置されていました。
 巡り歩いてみた感想であるが、率直に言って「少し物足りないなぁ…」というのが正直な感想であるが、一方で「仕方がないのかなぁ…」という感想も抱いた。というのも、私たちと同時に幼稚園児のような子どもたちも見学に訪れていた。つまり、防災センターとしては老若男女全てを対象とした施設なのである。だとしたら、危険を感じさせるようなことは絶対にNGである。まあ、私たちも年代的には防災センターの方としても最も気を使わねばならない年代なのだろうが…。
  
  ※ 体験コーナーの係員の説明を聴く我が班の人たちです。
 ということで、地震体験も、消火体験も、煙避難体験も、どうも迫力に欠けた感じがしたが仕方のないことかもしれない。
  
  ※ 消防士が纏うさまざまな消防服が展示されていました。
 私にとっては、フィルム映像を使い、3Dメガネ(立体メガネ)をかけて観た「災害バーチャル体験コーナー」の映像が最もリアルさを感じさせてくれるもので、札幌市内においても線状降水帯が発生して道路などが冠水したり、あるいは大地震に見舞われたりした場合を想定したバーチャル映像はそれなりに迫力があり、恐ろしさも感ずることができた。
  
  ※ 救急体験コーナーで救命具を用いて体験しているところです。
 私たちは5年前に胆振東部地震を体験し、直接の被害を被ったわけではないが、ブラックアウトに見舞われ、地震の恐ろしさを教えられた。「もしも」に備え、日ごろから心構えを備えておくことの大切さを再認識させられた防災センターでの体験だった…。


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