田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

“パレット” を聴きに東区まで遠征しました

2024-10-03 06:42:12 | ステージ & エンターテイメント
 アンサンブルグループ “パレット” の演奏を聴くために東区の札幌小学校まで遠征(?)した。「地域ふれあいコンサート」と銘打っただけに、わりあい馴染みの曲目が多かったが、その分気楽に楽しめたコンサートだった。

     

 実は本日、朝早くから夜遅くまでちょっと遠出することになった。そこで今朝早々と本日のブログを投稿することにした。
 9月29日(日)午後、東区の札幌小学校の体育館を会場に「地域ふれあいコンサート」があり、整理券を入手したので駆け付けた。東区の札幌小学校というと我が家からは地下鉄「東西線」、「東豊線」と乗り継ぎ、「環状東」駅で降りてから、徒歩で15分ほどにところにあった。
 “地域ふれあい” というのだから東区民が対象なのだろうが、私のように他区民も混じってはいたようで、定員500名という札幌小学校の体育館はほぼ満員の盛況だった。
 出演はパレットの他に、地元札幌中学校吹奏楽部の生徒の演奏もあったが、メインはやはりアンサンブルグループ “パレット” だった。
 “パレット” は、フルート・クラリネット・ヴァイオリン・パーカッション・ピアノによるアンサンブルで、全員が大谷大学音楽部の出身ということだった。私にとって “パレット” は確か3度目となるコンサートである。
 アンサンブルグループというと、昨日レポした “奏楽” も同じであるが、“パレット” もクラシック畑であるのは同様だが、曲目から伺うには  “パレット” は同じクラシック畑でもややライトな音楽を志向しているようにも見えた。この日演奏された曲目は…、
 ◇葉加瀬太郎/情熱大陸
 ◇楽器紹介を兼ねてそれぞれがソロで曲のさわり演奏した
  ・モンティ/チャルダッシュ(ヴァイオリン)
  ・ビゼー/「アルルの女」よりメヌエット(フルート)
  ・ポーランド民謡/クラリネットポルカ(クラリネット)
  ・ベートーベン/ソナタ第8番「悲愴」より第2楽章(ピアノ)
  ・ハチャトリアン/バレエ音楽「ガイーヌ」より剣の舞(マリンバ)
 ◇中村泰司/ファイターズ賛歌
 ◇久石譲/ジブリ音楽(・さんぽ・君をのせて・いつも何度でも・海の見える街・となりのトトロ)
 ◇アンジェラ・アキ/手紙~拝啓 十語の君へ
以上が演奏された曲目だったが、私が “ライト” といった意味がお分かりいただけたかと思う。それぞれが音楽を専攻された方々だから演奏の方は確かなものだったし、楽しませてもらった。きっと彼女らは道内の各地を巡りながら、音楽の楽しさを伝え、クラシックの良さを伝える伝道師的な役割を果たされているんだろうな、と想像した。

     

 続いて札幌中学校吹奏楽部の皆さんが2曲演奏した。その2曲とは…、
 ◇RPG
 ◇J-BEST(Mrs.GREEN APPLEメドレー)
という2曲だったが、正直に言わせてもらえば選曲の意図が理解できなかった。RPGとは、Role-Playing Gameの略称らしく、つまりコンピューターゲームのバックミュージックということのようなのだ。そして2曲目も同様な音楽に私は聴こえてきたのだが、はたして老壮年が聴衆の中心のコンサートの曲目として相応しかったのか疑問が残ってしまった。指導者も若く、中学生には人気の曲なのかもしれないのだが…。
 最後に “パレット” も加わって◇和泉宏隆/オーメンズ オブ ラブ という合同演奏だったが、この曲目も私には前2曲と同様に聴こえてきてしまった。
 せっかく聴かせていただいて苦情を述べるのは申し訳ないと思いながらも、本音をちょっとだけ漏らしてしまった。しかし、全体としてはほのぼのとした雰囲気に包まれた心楽しいコンサートだった。