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勝つには勝ったがなお不安 WCアジア最終予選

2021-09-08 16:14:15 | スポーツ & スポーツ観戦

 今朝未明、サッカー日本代表はカタール・ドーハで中国代表と対戦し1対0で勝利した。敗戦を喫した対オマーン戦とは違い日本選手の動きは悪くはなかった。しかし、わずか1得点と決定力の無さになお不安が残る一戦と私には映ったのだが…。

   

※ 対中国戦の日本代表の先発イレブンです。

 日本時間で本日午前0時キックオフで対中国戦が始まった。私は眠い目をこすりながら契約しているDAZNで観戦した。

 試合が始まると中国は思いっきり引いた守備体制を取ったこともあり、日本は自由にボールを持つことができ、その大半を中国陣営で戦うことになった。しかし、中国がゴール前をがっちりと固めているため、その壁を崩せない展開が続いた。それでも何度か守備網を突破してシュートを二度、三度放つがゴールポストに嫌われるというシーンが続き、嫌ぁ~な雰囲気が漂った。

 このまま無得点で終わるのかな?と思い始めた前半40分、スピードスターの伊東が相手守備網を切り裂き鋭いセンターリングを上げると、それに大迫が合せて待望の先取点を奪取した。この先取点でそれいけどんどんと期待したがそうはならなかった。

   

※ 日本のスピードスターの伊東選手。見事なセンターリングが功を奏しました。(次戦出場停止が痛い!)

 それは後半、中国が戦い方を変えてきたことも影響したようだ。後半に入ると、中国は戦術を変えて積極的に前に出てくる戦い方に変えてきた。そうなると相手に隙が生まれ、日本のチャンスが増えるかと期待したが、日本は前半のような馬力が半減したように思えた。結局後半は一進一退の戦いとなった。しかし両者ともに決定的場面を作ることができなかった。観戦している側としては最少得点差の1点だったために「間違って中国が得点したら…」という思いで最後までヒヤヒヤしながらの観戦となった。

   

※ 中国戦唯一の得点を決めた大迫選手を湛えるイレブンです。

 さて、中国になんとか勝利しWC最終予選は1勝1敗として第4位につけることになった。問題は10月に行われる2戦である。10月7日(木)の対サウジアラビア戦、そして10月12日(火)の対オーストラリア戦の2戦である。両国ともにこれまで2戦2勝と予想どおりの強さを発揮している。

 この2戦は今回のWC最終予選の前半戦最大の山場である。中国戦の日本は                                                                体調面でも、精神面でもオマーン戦と比べるとかなり改善されていたが、この2戦においてはさらにギアを上げる必要がある。そうなって初めて互角の勝負が可能となると私は見ている。日本代表の大半はヨーロッパ各国のリーグ戦を戦いながらのWC最終予選への参戦である。コンディション調整が難しいと思われる。また、毎回問題となる「中東の笛」問題も気がかりなところだ。(対中国戦でも伊東選手はファウルだったかも疑問視されるプレーでいきなりイエローカードの提示を受け、次戦出場不可となった)

   

※ A代表戦で初先発をした久保選手は鋭い動きで存在感を示しました。得点が欲しかったぁ~。

 森保監督は10月の次戦まで帰国せずにヨーロッパ各国の日本選手の戦いぶり観察して歩くという。そこで当然代表選手たちとのコミュニケーションも図られると思われる。森保監督のマネジメント力、そしてキャプテン吉田の統率力によって何としても最高の状態で二つの国と対決してもらいたいと思う。                                                                                                         

※ 掲載した写真は全てウェブ上から拝借した。



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