田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

文房具メーカー見本市 in セントラル

2022-03-13 15:37:35 | 作品展・展覧会等

 退職して久しい今、文房具に特別の興味も関心もないのだが、テレビで新機能の文房具も展示されていると聞いて出かけてみた。なるほど、ちょっとしたアイデアを生かした文房具も散見された見本市だった。

        

 退職して15年。今や “書く” といった行為もほとんどなくなってしまった私の日常である。現職時代は札幌に出てきた際には必ずといって良いほど、新たな文房具が入荷していないか、と大丸藤井セントラルに立ち寄りチェックしたものだが…。ここ数年はボールペンやシャープペンシルなども購入したことがない。私がふだん使用しているペンのほとんどは、各種のイベントなどで配布されるノベルティとしていただくペンで十分事足りている。だから「文房具メーター見本市」など覗かなくてもいいのだが…。それでも興味半分にちょっとだけ覗いてみることにした。

   

※ 文房具メーカー見本市の会場の様子です。

 一昨日11日(金)夕刻、「イランカラプテ音楽祭」に向かう前、見本市が開催されている市の中心街にある「大丸藤井セントラル札幌」の7階に向かった。7階の会場(スカイホール)はそれほど大きな空間ではないが、各文房具メーカーが小さなスペースに自社製品を並べて営業員がPRに努めていた。出展メーカーを数えてみると19社も出店していた。そのほとんどはペン類が中心だったように見えた。

   

※ 各社のブースはほんとに僅かなスペースでした。写真は「KING JIM」のブースです。

 私は前述したようにペンには関心がなかったので、意図的にそうした展示を避けて見て歩いた。私の目に止まったのは、前日のテレビでも紹介していた「KING JIM」社製のクリアファイルを机上に立てることができるアイデア製品だった。(商品名は「JILITZ」ジリッツ)これだとPCの横に立てかけて、文書などを転写する際に便利ではないか、と思えたのだ。「これは使えるかも?」と考え購入を決めた。

   

※ 一見何の変哲もないクリアファイルです。

   

※ ちょっとした工夫でこのように自立する仕組みになっていました。

   

※ クリアファイル面は写真のとおりに文書を転写する場合などには重宝できそうです。

 続いて目についたのは糊のメーカーとして名高い「ヤマト株式会社」のブースである。そこにちょっと変わった「付箋」が目に付いた。「付箋」は貼っても剥がせるので誰もが重宝している文具である。普通は紙の一部に粘着剤が付いているのだが、新製品は紙の全面に粘着剤が付いているという。名付けて「テープノフセン」だそうである。これも珍しいと思い購入を決めた。

   

※ 「ヤマト株式会社」のブースです。

   

※ 紙テープの全面に接着剤が塗られている付箋です。

   

 さらに他にも何か?と物色しようとしたが、実は私は3年前にも同じように見本市に来場し、物珍しさから「修正用テープ」と「ライト付きペン」を購入したのだが、それらを使用した記憶がないのだ。つまり今の私にとっては、例え購入しても “宝の持ち腐れ” になることが必至なのである。これ以上は…、と思い物色は止めにすることにした。

 一つだけ心残りのモノがある。それは同じ「ヤマト株式会社」のものなのだが、アウトドア用の粘着性の製品で、アウトドア用のウェアとか靴など破損した際に緊急措置として破損部分を補修する製品が並べられていたのだが、購入するに至らなかった。何という製品だったのか、とても心残りな製品である。

           

 ※ その後、あれこれと調べているとヤマト製品の「OUT  DOOR TAPE」と判明した。なかなかの優れもののようだ。こちらは購入しても無駄ではあるまい。どこかで目にしたら是非購入したい。

 あゝ、購入した二つの製品もどうやら宝の持ち腐れになりそうである…。



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2 コメント

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文房具へも好奇心が (しろまめ)
2022-03-15 11:52:23
自立式クリアファイルは、ありそうでなかった商品ですね。こういうちょっとした目のつけどころが、事務作業やPC入力の助けになると思います。
残念なことは、実際のオフィスではペーパーレス化やデジタル化が進んでクリアファイルを使うことが減っているのですが、一般家庭や児童や生徒にはまだまだ活用の余地がありそうに思えます。

以前はこうした文具が大好きでしたが、最近は感性が鈍化したのか「ボールペンはブレン、手帳は無印のノートでいいや」と至ってぞんざいです。その点、田舎おじさん様はまだまだ好奇心の衰えが見えませんね。お若いなあと感心するばかりです。

たまに文房具を買ってみようかな……。
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しろまめさんへ (田舎おじさん)
2022-03-15 16:11:38
 コメントありがとうございます。やはり事務機器等に関心のあるしろまめさんですね。2019年のときもコメントをいただきました。
 好奇心が衰えないというか、それだけ暇があるということなのでしょうね。本文でも触れましたが、今さら性能の良い文房具なんて、という気持ちが大きいのですよ。なのに暇に任せてちらっと覗いてみようか、というだけなのです。しろまめさんもリタイア後にはそうなるんじゃないかな?と思ったりするのですが、どうでしょうか?
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