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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

まずは安堵、しかし次が…、WCアジア最終予選

2022-01-28 16:35:30 | スポーツ & スポーツ観戦

 昨夜の対中国戦、森保ジャパンは2対0とまずまずの結果を残し、まずはホッと安堵したというのが本心である。しかし、2月1日に行われる次戦の対サウジアラビア戦を考えると不安が頭をもたげてくる…。

     

※ 昨夜の対中国戦における日本のスターティングイレブンです。

 昨日の対戦が終わってから丸一日が経とうとしている。すでに様々な方々の戦評が公表されている中で、素人の私が述べることはないのだが…。ただ、私としてはWCアジア最終予選をこれまでずーっと追い続けてきたので、今回もまた私なりの観方を綴っておきたいと考えた。

   

※ 試合開始前の円陣を組む際、コイントスで遅れたゲームキャプテンの遠藤選手を待つイレブンです。

 昨日の対中国戦はスコアが示すとおり、あらゆる面で日本が中国を上回っていた、と見ることができると思う。ボールポゼッション率61%、シュート16本。対する中国のシュートはわずか2本、それも枠外である。ただシュート16本も放っていながら得点が2点とはちょっと寂しすぎる気もするのだが…。

 日本の得点2点に絡んだのは、いずれも今を時めくスピードスターのRW伊東純也選手だった。1点目は前半14分に彼のスピードが生き、ゴールライン際のボールに追いつきセンタリングしたとき相手DFのハンドを誘いPKを得た。PKそのものは大迫選手に譲ったものの、実質は彼が得たものだった。

   

※ ヒーローインタビューを受ける殊勲の伊藤純也選手です。

 2点目は試合の膠着状態が続いた後半16分、途中出場の中山選手のクロスに合わせて飛び込み、ヘッドで見事に2点目をゲットした。伊東選手以外にもチャンスは何度かあったのだが、いずれも決めきれることができなかった。

 日本のボールポゼッションが上回ったのは、中盤の遠藤、守田、田中碧の各選手が機能していたからだと見た。三人がテレビの画面上に良く顔を出していたことがそのことを良く物語っていた。

 心配された故障の吉田、富安に代わってSBに入った谷口、板倉の両選手の評価はお預けといったところか?中国がほとんど攻める形を作れない中での評価は難しい。次戦対サウジアラビア戦でどれだけ相手の攻撃を抑えることができるか、が問われるところだ。

 さて、その次戦であるが2月1日、同じ埼玉スタジアムに予選グループBでトップを快走するサウジアラビア戦である。これまで7戦して6勝1分けと負けなしと快走を続けている。対する日本はこれまで5勝2敗で第2位につけている。日本は対サウジアラビアに対して第1戦を適地で戦い、0対1で敗れている。その戦いを私のブログで振り返ってみたが、中国よりはるかに力が上だということが分かる。おそらくゴールのチャンスは限られるだろう。そのチャンスを決めきれるかどうか?反対にピンチの数も増えてくるに違いないが、そこで代役谷口、板倉がどれだけ凌ぎ切れるか、といった戦いになるように思われる。

 そのチャンスにおいてSFの大迫選手に期待がかかるのだが、残念ながら彼には往年の迫力がなくなってきたように思われる。昨夜の試合でも残念なシーンが見られた。同様にSBの長友選手の衰えも隠せないように見えた。ベテラン陣の安定さと、若手の勢いを天秤にかけ、ここらあたりの布陣を森保監督がどう配置するかも大きな見どころである。

   

※ 日本チームを率いる森保一監督です。

 いずれにしても藁にすがってでも勝利し勝ち点3を得たいところだ。最悪でも引き分けで勝ち点1は上積みしたい。というのも現在3位のオーストラリアが勝ち点1差で肉薄しており、得失点差では日本よりはるか上を行く。(得失点差 日本+4に対し、オーストラリア+9)そのオーストラリアと3月24日に適地オーストラリアでの戦いが待っているからだ。オーストラリア戦の前に勝ち点を上積みして心理的に優位な形でオーストラリア戦の望みたいものである。

   

※ 昨夜の第7戦を終えてのグループBの順位表です。オーストラリアの得点力が光ります。

 2月1日(火)夜7時固唾を飲みながら対サウジアラビア戦のキックオフを待ちたいと思っている。



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