田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌市の緑道めぐり① 前田緑道

2020-05-27 17:12:39 | 札幌市の公園・緑地・緑道

 札幌市の緑道を巡ってみようと思い立った。しかし、札幌市で「緑道」と名の付くのはたった7ヵ所しかないことが分かった。「緑道」についての定義は後述するが、ともかく全て巡ってみようと思う。第1回は札幌市の中では最も西に位置する「前田緑道」である。

   

   ※ 前田緑道の中で、最も緑道らしい光景を切り取った一枚です。

 札幌市のあれこれを調べているうちに札幌市の「緑道」を訪れていないことに気が付いた。なかには以前「札幌ウォーク」で訪れていたところもあったが…。そこであらためて全てを巡ってみようと思い立った。

 「緑道」とは、都市計画・法律用語として「交通や建物など特定の用途によって占有されない空地を空地のまま存続させることを目的に確保した土地」を「緑地」と呼称するようだ。その「緑地」の中で「人の歩行や自転車の通行を主体とした緑地帯」のことを「緑道」と呼ぶようである。

 札幌市では、次の7ヵ所が「緑道」として指定されている。①前田緑道、②手稲緑道、③西野緑道、④あいの里緑道、⑤エルム緑道、⑥北郷緑道、⑦里塚緑が丘緑道の7ヵ所である。その中で私は以前に西野緑道とあいの里緑道は訪れて歩いた経験があるが、この際それらも含めて全てを巡ってみようと思っている。

 

   

   ※ 札幌市が発行する緑道のマップです。ピンク色の所が緑道です。

   

   ※ 「前田緑道」の一方の始発点(前田森林公園橋側)に表示されていた園名石です。

 「前田緑道」は札幌の西区から手稲区に伸びる新川に架かる「前田森林公園橋」の袂から南西に伸びる延長900mの緑道である。たった900mを歩くだけ(往復するので1,800mにはなったが…)では物足りないと思い、自転車で向かおうと思ったがあいにくこの日は小雨が降ったり止んだりの天候だったために車で向かった。(今後はできるだけ自転車で現地へ向かおうと思う)

 「前田緑道」はまるで北海道科学大学の構内に伸びているような感じの緑道だった。というのも、緑道の横を「大学西通り」という道路が走り、その両脇の片方は北海道科学大学の建物群が立ち並び、片やもう一方は北海道科学大学の各種スポーツの供するグランド群がずらーっと並んでいるといった具合だった。

   

 ※ 緑道の横には「大学西通」という道路が走り、その向こうには大学の建物が並んでいた。

 緑道そのものは人々が散策する通路とその両側を樹木が取り囲み、ところどころにベンチや東屋が配されていて、地域の方々が散策するにふさわしい環境が整えられていた。ちょうど季節はライラックの紫の花や、エゾノコリンゴ(サンナシ)の白い花が満開で、私には心地よい散策となった。

   

   ※ 出発地点の傍に建てられていた東屋です。

   

   ※ ベンチもこのように配されて…。ベンチの背後は大学のグランドです。

   

   ※ ライラックの花が満開でした。

   

   

   ※ エゾノコリンゴの白い花も満開でした。

   

   ※ もう一方の始発点となるところにも園名石が配されていました。

 ただ、私がこれまで体験した「西野緑道」や「あいの里緑道」に比べると、規模も小さく、隣を道路が走っているという環境には物足りなさが残ったのも事実だった。

 この後、同じく手稲区にある「手稲緑道」に向かったのだが、札幌市がHP上で示すマップでは細かいことが分からず、結局スタート地点を見出すことができなかった。帰宅して担当部局に問い合わせ、詳細を取材できたため他日を期すことにした。



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