今回の投稿は、「札幌学」というカテゴリーに入れましたが、「北海道学」といった方が相応しいかもしれません。
北海道新聞が気合の入った特集をしています。(別に北海道新聞の販売促進員ではありませんが、北海道新聞一紙しか購読していないため他紙のことは把握しておりません)
それは「これからの北海道を考える長期連載『前へ!』」というものです。
現在は、その最終章となる「私の北海道論」ということで各界の8人の方々が語る北海道論が掲載されています。昨日まで6人の方が登場しましたが、気になる何人かのコメントを取り上げ、その言葉を反芻してみようと思います。
まず最初は、3回目に登場したJR北海道副社長の柿沼博彦さんです。柿沼さんはJR北海道が開発した、線路と鉄路の双方を走れる「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の開発責任者です。
彼はある時に、「ハンディ」というのは「個性」だと気づいたそうです。JR北海道は、JR東日本やJR東海などと比べると、いくつものハンディを抱えています。
彼は部下に言うそうです。「技術に『できない』という答えはない」と…。
そして、できる可能性をすべてつぶさない限り「できない」という結論を導くべきではない。さらに、それだけの労力をかけて現状を否定するぐらいなら、「できる」可能性を探った方がよっぽど楽じゃないですかと主張します。
このことは、1回目に登場したスポーツライターの金子達仁さんも駒大苫小牧高校や旭山動物園の例を引き合いに出して北海道にエールを送ります。
さて、私たち凡人はこの柿沼氏の言葉から何を学ぶべきなのでしょう?
私たちに与えられた境遇、環境、etc、を嘆いていても何も始まらない。そのことをポジティブに捉え、「それは自分の個性」であると考えることによって、そこから何ができるのか、何かができるはずだ、と志向したいと思います。
さて、頭では理解し、共感できたことを、はたして自らの生き方の中に具現化できるのか、否か。そこが問題です。
北海道新聞が気合の入った特集をしています。(別に北海道新聞の販売促進員ではありませんが、北海道新聞一紙しか購読していないため他紙のことは把握しておりません)
それは「これからの北海道を考える長期連載『前へ!』」というものです。
現在は、その最終章となる「私の北海道論」ということで各界の8人の方々が語る北海道論が掲載されています。昨日まで6人の方が登場しましたが、気になる何人かのコメントを取り上げ、その言葉を反芻してみようと思います。
まず最初は、3回目に登場したJR北海道副社長の柿沼博彦さんです。柿沼さんはJR北海道が開発した、線路と鉄路の双方を走れる「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の開発責任者です。
彼はある時に、「ハンディ」というのは「個性」だと気づいたそうです。JR北海道は、JR東日本やJR東海などと比べると、いくつものハンディを抱えています。
彼は部下に言うそうです。「技術に『できない』という答えはない」と…。
そして、できる可能性をすべてつぶさない限り「できない」という結論を導くべきではない。さらに、それだけの労力をかけて現状を否定するぐらいなら、「できる」可能性を探った方がよっぽど楽じゃないですかと主張します。
このことは、1回目に登場したスポーツライターの金子達仁さんも駒大苫小牧高校や旭山動物園の例を引き合いに出して北海道にエールを送ります。
さて、私たち凡人はこの柿沼氏の言葉から何を学ぶべきなのでしょう?
私たちに与えられた境遇、環境、etc、を嘆いていても何も始まらない。そのことをポジティブに捉え、「それは自分の個性」であると考えることによって、そこから何ができるのか、何かができるはずだ、と志向したいと思います。
さて、頭では理解し、共感できたことを、はたして自らの生き方の中に具現化できるのか、否か。そこが問題です。