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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ヘルシーウォーキング⑪ in 伏籠川、発寒川と百合が原公園・篠路ウォーク

2023-07-19 15:15:16 | JRヘルシーウォーキング
 約2週間ぶりのヘルシーウォークだった。最高気温は24.7℃だったそうだが、絶えず心地良い風が吹き、木陰に入ると涼しく、気持ち良いウォーキングとなった。コースは4つの川に囲まれていたが、初めて歩くところが多く改めて札幌の大きさを実感させられた。(コース距離13.5km)
    
 昨日7月18日(火)、7月4日以来のヘルシーウォーキングに取り組んだ。
できれば1週間に1度くらいは取り組みたい(イベントウォーク、いつでもウォークを含めて)と考えているのだが、私自身のスケジュールだったり、天候のことだったりして、なかなか思うように取り組めていないのが現状である。
 昨日はそうした中、ようやく条件が揃い実現することができた。コースマップを見て気付いたのだが、篠路地区は発寒川、伏籠川、旧琴似川の3本の川に3方を囲まれ、中央に創成川が走っているという、川との関りが大きい地区である。詳しい札幌の歴史には疎いのだが、札幌市の北区一帯は豊平川を源流として伏流水がいたるところから噴き出し幾本もの川が縦横に走っていて辺り一帯は湿地帯だったそうだが、その名残が見られるということなのだろう。
  
  ※ 駅舎としては古風な雰囲気を醸し出す「篠路駅」です。
  
  ※ 篠路駅を出た直ぐ前の通りですが、ご覧のように閑散としていました。
 さてウォークの方だが、今回のコースの前回厚別コースと同様、駅の直ぐ横に「篠路神社」がある。私は当然そこへ寄って「御朱印」をいただいた。(そのレポは後日に)
  
  ※ 篠路駅のすぐ傍に立地する「篠路神社」です。
 篠路神社を訪れた後は、JR学園都市線を潜り抜けて(アンダーパス)駅裏へ出た。私は今まで篠路駅前には何度か訪れたことがあったが、駅裏は初めてだった。駅裏という言葉からはなんとなく裏寂れたような印象を受けるが、実際は大きなマンションなどが立ち並び、駅前よりはるかに賑やかで発展している感じだった。
  
  ※ 駅前から駅裏に通ずるJR学園都市線を潜って通過する人専用のアンダーバスの入口です。
 コースは住宅街を抜け「伏籠川」にぶつかる。伏籠川の堤防に立ってみると、堂々とした川の流れだった。河川改修により周りの小さな流れを集めたことのように思えた。
  
  ※ いかにも河川改修が行われた「伏籠川」の流れです。
  
  ※ 伏籠川沿いに走る堤防と伏籠川の流れです。
 伏籠川を下流に向かうと、茨戸中央橋のところまで来ると、そこは「伏籠川」、「創成川」、「発寒川」の3本の川が合流する地点だった。おそらくこれも河川改修によって意図的に造成されたのではと思われるが、3本の川が合流した後は川の名を「茨戸川」と名を変え、やがて「石狩川」に合流することになる。
  
  ※ 右側から伏籠川、手前左から創成川、向こう側から月寒川が流れ込む合流点です。
 コースは、今度は発寒川を遡ることになった。発寒川の川面を見ると、水草が水面全体に繁茂していた。これは発寒川の流れが極端に緩やかなせいではないかと思えた。発寒川沿いは住宅地から離れ、周りは畑地、あるいは畑作放棄地が続き、閑散といった感じが否めなかった。
  
  ※ 月寒川の下流合流地点は水草にほとんど覆われていました。黒く見える所だけが川面をみせていました。
  
  ※ 発寒川沿いの遊歩道です。ご覧のように畑地や畑地放棄地が広がっていました。
 ここで問題が発生した。発寒川沿いを離れる地点でやや迷ってしまった。というのも発寒川に架かる「発寒6号橋」のところから左折するとマップでは記されていたのだが、その「発寒6号橋」というのが、車一台が通る幅しかない細い橋(つまり車が行き交うことができない)で、しかも現在は通行禁止となっていた。「これがマップに記された橋なのだろうか?」と疑問の思った私は橋名板を探した。ところが橋名板はマニアかあるいはよからぬ者の手によって剥がされてしまっていた。これには参ってしまったが、自分の判断を信じてそこを左折することにした。結果は間違っていなかったようで、しばらく歩いてルート上を外れていないことが確信でき、ホッとして歩き続けた。
  
  ※ 「発寒6号橋」と思われる橋ですが、通行禁止となっていました。
  
  ※ 橋の直ぐ近くに増水時の川の水を一時貯留する「東屯田川遊水池」です。
 そこからは伏古地区の住宅街を行くコースとなった。右折、左折を繰り返する中でコースの両側はだんだんと賑やかになって来た。私は初めて歩くコースだったが、どうやら伏古地区の中心街に入ったようだった。周りには全国至るところで見られるチェーン店が次々と顔を出した。いわゆるロードサイド店とでもいうのだろうか?  
  
  ※ もっと華やかなところもあったのですが、前面はイトーヨーカドーの建物です。
   
  ※ と思ったら、道路脇にこのような昔の様子を留める倉庫が現れました。      
 駅裏地区がこれほど発展しているとは…。私は改めて札幌市の大きさ、広さを実感したのだった。
  
  ※ 篠路の中心街を貫くように流れる「創成川」です。
 そしてコースはJR学園都市線の「百合が原駅」近くのアンダーバスを潜り、いわゆる駅前地区へと歩を進めた。
  
  ※ JR学園都市線を潜り抜ける人車両用のアンダーパスです。
 アンダーパスを潜り抜けると、そこは花の公園として親しまれている「百合が原公園」だった。「百合が原公園」はちょうど百合の花が満開時を迎えていたようだが、私は来週「めだかの学校」の公園巡りで訪れる計画があるので、コースマップどおりに外周をまわり、今度は「旧琴似川」沿いに歩を進めた。
    
  
  ※ 広々とした芝生グランドが広がる「百合が原公園」です。
  
  ※ 「百合が原公園」では、各所で百合の花が満開でした。
 その「旧琴似川」だが、現代の「琴似川」が「新川」が造られたことで「新川」に繋がって石狩湾に流れ込むように改修されたことから、水が供給されなくなって空川のような状態となっているようだ。川の形は残っているものの水の流れは見えなかった。川床に当たるところに大木が繁っていることからもほとんど水は流れていないようだ。ただし、大雨が降った時などには川の役目を果てしているのかもしれない。
  
  ※ 水がまったく見えない「旧琴似川」です。川床のところに木が立っています。
  
  ※ 「旧琴似川」沿いの遊歩道です。
 「旧琴似川」沿いを離れると、後は住宅街を一直線にゴールの「篠路駅」を目ざした。
  
  ※ 「篠路駅」に向かう通りですが、住宅以外は何も見えませんでした。
 この日は気温が高かったこともあり、ゆっくりペースで歩くことに徹した。いわゆる「イベントウォーク」だと、多くの参加者と一緒に歩くために、どうしても他の人が気になり自分のペースを乱すことがある。その点「いつでもウォーク」はいつでも一人旅なので自分のペースで歩くことができる。年齢と共にペースはゆっくりとなってしまうが、こちらの方が楽しく歩くことができる。近隣で開催される「イベントウォーク」には極力参加しながら、「いつでもウォーク」にもスケジュールと天候を睨み合わせながらできるだけ取り組みたいと思っている今日この頃である。

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