小樽商大が創立100周年を迎えることから山本真樹夫学長自らが小樽商大を語った。その中で、小樽商大の教育理念は「実学・語学・品格」であると紹介した。
道新ぶんぶんクラブと小樽商大が連携共催して「時代がよめる経済・ビジネス講座」を連続開催しているが、今回は小樽商大創立100周年を記念して特別編として「ホッカイドウのひとづくり」と題する講座があり参加した。
講座は、第1部が「小樽商大100年 その軌跡とこれから」と題する山本学長の講演、第2部が山本学長に加えて小樽の地企業である光合金製作所の井上一郎代表取締役会長の二人によるトーク「ホッカイドウのひとづくり」が行われました。
第1部の講演で、小樽商大の大学としての成り立ちが特異であったことが紹介されました。明治から大正にかけて全国に(台湾や韓国も含めて)16の高等商業学校があったが、太平洋戦争後に他の商業高等学校が全て総合大学に吸収・統合されたのに対して、小樽高等商業学校だけは単科大学として再スタートしたということです。
また、小樽商大の教育理念である「実学・語学・品格」に力を注ぐという教育は、小樽高等商業学校の初代校長である渡辺龍聖氏が唱え、学校創立初期のころからユニークな教育が実践されていたそうである。
100年という財産は大きい。さまざまな業績、エピソードがせ紹介されたが、山本学長は最後に三つの教育理念を引き継ぎ、小規模大学ながらも存在感のある大学を確立したいと締めくくった。
※ 小樽商大の未来を語る山本学長です。
第2部のトークでは、不凍給水栓のトップメーカーである光合金の井上会長が「海外に出て積極的に学ぶ学生の発掘」と「基礎学力をしっかり身に付ける教育の充実」を大学側に促し、山本学長は「社会貢献、地元貢献が大学の課題の一つ」であると述べ、「商大生の就職のほとんどが本州方面となっているが、本州で活躍していつか北海道に貢献するような人材を育てたい」とした。
※ 地元企業として小樽商大への期待を語る井上会長です。
小規模大学ゆえの危機感からか、マスコミを通じて伝わってくる小樽商大の社会貢献、地元貢献には目を見張るものがある。トークの中でも紹介されたが、通称「マジプロ」(正式名:商大生(小樽の観光について本気で考えるプロジェクト)の取り組みとか、商大プライベートブランドの商品開発とか、意欲的に取り組みが目立っている。
小さくてもピリッとした存在感のある大学として、これからも小樽に在り続けてほしい大学である。
※ 実は今日「冬の豊平川を遡る」シリーズで定山渓を目ざす計画でした。ところが一昨日の夕方ころから体調が今ひとつ優れず、安全を考えて今日は断念することにしました。このため今月中には予定が取れず、シリーズ完成が3月にずれ込むことになってしまいました。残念!
道新ぶんぶんクラブと小樽商大が連携共催して「時代がよめる経済・ビジネス講座」を連続開催しているが、今回は小樽商大創立100周年を記念して特別編として「ホッカイドウのひとづくり」と題する講座があり参加した。
講座は、第1部が「小樽商大100年 その軌跡とこれから」と題する山本学長の講演、第2部が山本学長に加えて小樽の地企業である光合金製作所の井上一郎代表取締役会長の二人によるトーク「ホッカイドウのひとづくり」が行われました。
第1部の講演で、小樽商大の大学としての成り立ちが特異であったことが紹介されました。明治から大正にかけて全国に(台湾や韓国も含めて)16の高等商業学校があったが、太平洋戦争後に他の商業高等学校が全て総合大学に吸収・統合されたのに対して、小樽高等商業学校だけは単科大学として再スタートしたということです。
また、小樽商大の教育理念である「実学・語学・品格」に力を注ぐという教育は、小樽高等商業学校の初代校長である渡辺龍聖氏が唱え、学校創立初期のころからユニークな教育が実践されていたそうである。
100年という財産は大きい。さまざまな業績、エピソードがせ紹介されたが、山本学長は最後に三つの教育理念を引き継ぎ、小規模大学ながらも存在感のある大学を確立したいと締めくくった。
※ 小樽商大の未来を語る山本学長です。
第2部のトークでは、不凍給水栓のトップメーカーである光合金の井上会長が「海外に出て積極的に学ぶ学生の発掘」と「基礎学力をしっかり身に付ける教育の充実」を大学側に促し、山本学長は「社会貢献、地元貢献が大学の課題の一つ」であると述べ、「商大生の就職のほとんどが本州方面となっているが、本州で活躍していつか北海道に貢献するような人材を育てたい」とした。
※ 地元企業として小樽商大への期待を語る井上会長です。
小規模大学ゆえの危機感からか、マスコミを通じて伝わってくる小樽商大の社会貢献、地元貢献には目を見張るものがある。トークの中でも紹介されたが、通称「マジプロ」(正式名:商大生(小樽の観光について本気で考えるプロジェクト)の取り組みとか、商大プライベートブランドの商品開発とか、意欲的に取り組みが目立っている。
小さくてもピリッとした存在感のある大学として、これからも小樽に在り続けてほしい大学である。
※ 実は今日「冬の豊平川を遡る」シリーズで定山渓を目ざす計画でした。ところが一昨日の夕方ころから体調が今ひとつ優れず、安全を考えて今日は断念することにしました。このため今月中には予定が取れず、シリーズ完成が3月にずれ込むことになってしまいました。残念!
特に小樽商大のように小規模の大学は死活問題として捉えているのだと思われます。
小さな大学だからこそ出来る、あるいは挑戦できることってありそうな気がしますね。小樽商大も頑張ってほしいと外野の私は思っています。