田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

モレウのうた AINU ART展

2024-03-06 11:18:12 | 作品展・展覧会等
 “モレウ” とは?アイヌ文様の特徴の一つである渦巻き文様のことだそうだ。そのアイヌ文様を継承しながら、そこに各作家の個性も加味したさまざまアイヌコレクションを集めた展覧会を覗いてみた。
     

 昨日レポした「北海道立近代美術館コンサート」の投稿に添付した最初の写真の右下のところに「特別展鑑賞 AINU ART モレウのうた」という表示に気付かれただろうか?実は昨日のコンサートは「モレウのうた AINU ART展」の鑑賞券付きコンサートだったのだ。
 そこでコンサートが始まる1時間前に会場に集合するよう案内があり、私たちは近代美術館が閉館した後に、特別に鑑賞が許可されてゆったりと鑑賞させていただいた。

  
  ※ 特別展会場の入口です。今回の特別展は常設展示会場で開催されていました。

 今回の特別展ではアイヌ芸術関連の作家、工芸家など10人の方々の作品が展示された。その10人とは…、(敬称略)
 ◇小笠原小夜(イラストレーション)
 ◇貝澤 幸司(木彫)
 ◇貝澤  徹(木彫)
 
      

 ◇川村 則子(布アート) 
 ◇下倉 洋之(金工)
 ◇関根 真紀(デザイン)
 ◇西田香代子(刺繍)
 ◇藤戸 康平(ミクストメディア)
   

 ◇藤戸 幸夫(木彫)
   
 ◇結城 幸司(版画、映像)
の10人が出品する展覧会だった。

  
  
 私にはそもそも芸術的な素養などこれっぽっちもなく、特に美術分野はその最遠にあるといってよい。作品の良さを受け止める感性なども皆無である。したがって、どんな作品を見ても「ほーっ」とため息をつくばかりであった。
 展覧会では一部の作品の写真撮影が許可されていたのだが、それがどの作品なのかよく判別が付かず、確実に許可されている数点をカメラに収めるのがせいぜいだった。

       

 いただいたパンフレットを見ると、関連行事がたくさん催されている。それらに参加することで少しは作品の良さを感得することができるかもしれない。これからは、そうした行事にも参加することで作品の良さを理解することに努めなければ…。

※ 添付した作品写真の上部3点は作者が分かったので作者の下に貼り付けましたが、下部の2点は作者に自信がありませんでした。