田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

コンサドーレのACL出場に現実味が!?

2018-11-04 21:35:44 | スポーツ & スポーツ観戦

 チャナテップが躍動し、三好が決め、クソンユンが止めた!我が北海道コンサドーレ札幌は今日も対ベガルタ仙台戦で勝ち点3をゲットし、3位を確保した。これはACL(アジアチャンピオンシリーズ)出場が夢ではないぞ!!

      

   ※ この日私たちは入場が遅かったこともあって、座席はドーム内の最も高い席に位置した。写真はそこから魚眼レンズ風のモードで会場全体を写したものです。

 今季9試合目となるJ1コンサドーレの戦いを観戦に札幌ドームに駆け付けた。今回は道東に住むサッカーキチのT氏が駆け付けてきて、二人での観戦となった。

 仙台は中盤戦までは5~6位をキープし好調だったが、ここ5試合は1勝1分け3敗と調子を落とし10位前後に停滞しているので、今の札幌だと勝ち点3を確実にゲットしてくれるのでは、という期待でドームに駆け付けた。

           

          ※ この日の両チームのスターティングイレブンです。

 私と同じように考える人が多かったようだ。この日の入場者数は24,065人と今季のベスト3に入る入場者数だったのではないか?

 しかし、試合は私が考えるほど簡単ではなかった。

 札幌は終始攻め続けるもチャンスを決めきれない試合展開が続いた。ときおり仙台のカウンターに遭うもクソンユンの美技に助けられる場面も何度かあり、結局前半は両チーム無得点で終えた。

           

          ※ 仙台からも多くの熱心なサポーターが駆け付けていました。

          

          ※ 相変わらずの熱烈サポーターがバックスタンドを真っ赤に染めました。

 後半に入っても札幌の拙攻が続いた。すると攻撃疲れか札幌の足が止まってくるようになり、嫌な予感が頭をかすめた。

 そんな拙攻が続く中、後半29分、札幌のトップ下の三好が難しい体勢からこぼれ球に反応し、左足を一閃すると見事ボールはゴールに吸い込まれ待望の先取点をゲットした。

          

          ※ 先制した三好選手を祝福する選手たちです。ビブスを付けているのは控え選手です。

 大喜びもつかの間、それから2分後の31分、兵藤に代わって入った石川がいきなりPA内で相手を倒しPKを献上してしまった。PKはほぼ得点される場合が多く、「あ~ぁ、せっかくの勝ち点3が1になってしまったか~」と嘆いた私だったが、なんとクソンユンがPKをセーブする超美技で札幌を救った!

          

          ※ 再三の美技で札幌を救ったGKのクソンユンです。

 その後の仙台の猛攻をしのぎ切り見事勝ち点3をゲットし、現時点での3位を確保したのだ。

 J1で3位以内を確保すると来季のACLへの出場権が与えられるという。これまでのコンサではまったく考えられなかったことだ。それが現実になろうとしている。出場権が得られたとしたら、それはコンサにとって、選手たちにとって、大変な栄誉である。そして選手たちの経験値も格段にアップする。ぜひとも残り3試合で結果を出してほしいものである。

          

          ※ サッカーの場合は毎試合こうして正式入場数を試合中に発表します。

 これで私の戦績(?)は、6勝3敗と今季のコンサ同様かなりの好成績である。

 勝利した帰路は心も軽い。この日道東の自宅まで車で帰ったT氏も気持ちの良いドライブができたであろう。

 

 それにしてもタイからやってきたチャナテップの存在感は増すばかりである。今日の試合でも彼のドリブルは観ていてほんとに楽しく、相手をきりきり舞いさせている。J1であれだけの存在感を示すと、他のチームが放っておかないのではないかと心配になる。来シーズンも札幌にいてくれることを願うばかりだ。チャナティップばかりでなく、他の選手たちについても去就が明らかになる前に、一度私なりに予想をしてみるのも面白いなぁ、と思っているのだが…。