田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌日大高 甲子園目ざして発進!

2013-06-26 22:39:44 | スポーツ & スポーツ観戦
 4本の本塁打を含む長短16安打を浴びせ圧倒的な力で初戦の相手札幌国際情報高校を制した札幌日大高校であるが、不安なところも垣間見せた第一戦だった。 

 今日(26日)、麻生球場の第三試合に札幌日大高校が登場するとあって遠路(?)地下鉄を乗り継ぎ観戦に駆け付けた。
 天候は薄曇り、それほど暑くもなく絶好の野球観戦日和だった。

 札幌日大の先発メンバーは三塁手が春と入れ替わり、打順も多少変わってはいたが、おおかた春と同じ布陣であった。先発はエースナンバーを付けた白崎投手だった。
 私は白崎君には申し訳ないのだが、彼をあまり買ってはいない。というのもかなりのスピードはもっているが打者を圧倒するほど球威はない。(バックネット裏でチームメイトがスピードガンで球速を測っていたので、最速スピードを聞いてみると135Kと言っていた)
 かといって投球術にもそれほど優れたものを感じない。春の大会を見たかぎりでは11番の宮崎君が最も球威があると見ていたのだが…。

 その白崎君は初回から情報高の打線につかまった。バットの真芯で捉えられた打球を右に左にといきなりの3安打で1点を献上した。むしろ1点で済んだのが幸運なくらいだった。その白崎君はさらに2回にも1点を失い、迎えた4回、満塁から走者一掃の2塁打を浴びベンチもたまらず10番河原田君にバトンタッチした。

 対して打線は好調そのものといって言っていいだろう。
 相手投手陣があまりにもひ弱だったことがあったにしても、4本塁打は高校生としては圧巻である。4回を除き毎回得点の大量14点を挙げ、7回情報高の攻撃終了時点で14対6と大会規定の7点差以上がついたためコールドゲームとなった。

 私が注目するM選手は春の3番から5番に変わっていたが、左越え本塁打は打ったものの5打数1安打と札幌日大打線が14安打を放ったことを考えると満足いく打撃とはいえないだろう。左打者であるMが左越えの本塁打を打ったことに非凡なものを感ずるが…。チャンスで2度凡退したところはしっかり反省してほしいと思う。 

 さて、今後の札幌日大を占うとき、どうしても投手陣に不安が残る。バックも目に見えないエラーが今日も目に付いた。
 春に見たときの弱点が克服されていないように見える。組み合わせから見て、次戦の立命館慶祥高戦さえ乗り切れば札幌支部予選は突破できると思われるが、南北海道大会ではどうであろうか?
 私は残念ながらスケジュールの関係で残りの支部予選は観戦することができない。ぜひとも支部予選を勝ち上がって、南北海道大会で彼ら活躍を見たいと思っているのだが…。

黒松内フットパスコースを往く 2

2013-06-26 21:40:34 | フットパスウォーク & トレッキング
 黒松内というと自生するブナ林の北限の地として知られているところである。次に歩いた[森林公園コース]はブナも生い茂る公園だったが、本当のブナ林は[森林公園コース]の隣に位置していたのだった…。 

森林公園コース(約4Km + 4Km)

 [寺の沢川コース]に続いては、歌才自然の家をスタート&ゴールとする周回コースの[森林公園コース]である。このコースもマップからはスタート地点がいま一つはっきりなかっのだがなんとかスタートをきれた。
 公園一帯が丘のようになっていて、最初は低いマツの木の間を縫いながら上るコースである。途中、階段もあり頂上には展望台があるとマップにあったが,着いてみると展望台の土台だけが残っていた。

          
          ※ コースの最初はこうした背の低いマツの間を通って丘を上っていく。

          
          ※ 丘の頂上にあるはずの展望台は、文字通り台だけだった…。

 今度は一転下り道になるのだが、このあたりからブナの木が目立ってきた。しかし、イメージしていたような大木とは違い、ほっそりした木が多い。中は斜面に育ったために根元部分が大きく曲がってしまったブナも目立った。

          
          ※ 森林公園コース内でもブナの木は見ることができたが、ほっそりした感じだった。

 どんどん下っていくとT字路に出た。マップ上では左折だが、そこで出会った方から「右折していくとブナ林の入口がある」と教えられました。「??」意味がよく分からなかったのだが、ともかくコースを外れて行ってみることにした。
 すると「歌才ブナ林」と大書された看板が立っていた。中に散策路が造られているようだが行き止まりで、案内板によると往復70分くらいかかるらしい。この日のうちに4つのコースを回るには時間が惜しかったが行ってみることにした。これが正解だった。

          
          ※ こんな草薮に覆われたところに歌才ブナ林の入口があった。

 「歌才ブナ林」は散策路と称するものの、尾根と沢が交互に現れる厳しいコースだった。しかし、そこに現れたブナの木は森林公園で見られたブナの木とは明らかに違って、大木のブナの林だった。堂々としたその姿は雄々しく私の眼には映った。
 二つの沢を越え、どんどんと奥に行くと突然「歌才ブナ林 終点」という看板と共に、その先に道はなかった。折り返しである。
 ブナ林を歩いていた行き交った人はたった一人だった。森林公園の方では何人かの人と行き交ったのだが、このブナ林まで来る人はあまりいないようだ。

          ※ たくさん撮影したブナの木の写真の中から代表的なものを…。

          

          

          

 「歌才ブナ林」を終え、もとの「森林公園コース」に戻るとブナの木と木肌が良く似ているトドマツの林となる。その後、一時公園の散策路を出て舗装道路となるが、再び森林公園の散策路に入る。その散策路を行くと、途中から「寺の沢川コース」と同じ階段のコースを上がるとゴールの歌才自然の家に着いた。

          
          ※ コースは右ではなく、左手の草が生えている方がコースです。

          

 北限のブナ林を見ることのできるコースだが、山あり、谷ありのワイルドなコースで歩いていても楽しいコースだった。

《フットパスウォーク実施日 ’13/06/22 距離4㎞ + 4㎞》