田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

おめでとう!ザックジャパン!

2013-06-04 23:49:10 | スポーツ & スポーツ観戦
 オーストラリア戦に勝利して歓喜のWC出場決定!ということにはならなかったけれど、引き分けで勝ち点1を積み上げたことによって今夜日本サッカーは5大会連続でWC出場を決めた。まずはホッと一安心といったところだ。おめでとう!ザックジャパン! 

          

 スポーツが嫌いな人、サッカーに関心のない人に言わせれば「何をそんなに大騒ぎしているの?」と言いたくなることかもしれないが、少しでも関心のある方からは共感を得られるはずである。
 5大会も連続してWCに出場するということになると、若い世代の方々にとっては出場が当たり前のように受け止めるかもしれないが、私たちの世代は長い間WC本大会出場など夢のまた夢という時代が長く続いたのだ。そうした中で「ドーハの悲劇」と称されるWC出場を目前にして露と消えた悲劇も味わった世代でもあるのだ。だからどんな形であれ無事にWC本大会(ブラジル大会)の出場を決めたということは慶事と思えるのだ。

          

 今日の試合は内容的には強豪オーストラリアに対して互角以上のサッカーをしていたと私は思う。拮抗した試合の後半40分過ぎ、オーストラリアがセンターリングのようにあげたボールがそのままゴール吸い込まれるというちょっと不運な形で相手に得点を許してしまった。(もちろんGK川島には防いでほしかったボールではあったが…)
 時間がない中、「もはやこれまで」と観念しかかった本当の試合終了直前、なんと相手がペナルティエリア内でハンドの反則を犯しPKを献上してくれた。これを本田がなんなく決めて同点とし試合はまもなく終了となり、1対1の引き分けとなった。
 日本はこれまで予選B組で他を圧倒してリードしていたため、勝ち点1を積み上げただけでWC本大会進出となったのだ。

          

 今回のアジア最終予選はこれまでの5大会(うち1回は日本・韓国大会のために予選がなかった)の中でファンとしては最も安心して見守った予選大会だったように思う。それはザッケローニ監督の手腕と選手自身の成長があるように思う。毎回の大会のようなハラハラドキドキは少なかったように思われる。
 それでも前の試合のヨルダン戦以降本日の試合も含めてチームのパフォーマンスが下降傾向かな?という不安が若干ある。
 この後、チームはブラジルで行われるコンフェデレーションカップに出場し、ブラジル、イタリアなどの強豪国と対戦する。ここで得られる成果を糧に修正・強化に努め、来年のブラジルWC本大会でひと暴れしてほしいものである。頑張れ!ザックジャパン!!