田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

関塚JAPAN準決勝で散る…

2012-08-08 23:27:30 | スポーツ & スポーツ観戦
 快進撃を続けていた日本の男女サッカーだが、昨日未明に女子がフランスの猛攻に耐えに耐え決勝に駒を進めたが、対する男子は本日未明に行われた対メキシコ戦に逆転を許し決勝進出は叶わなかった。その他の競技観戦も含めて、今の私の生活は昼夜逆転の状態である。

 オリンピック…。さすがに四年に一度の世界的祭典である。スポーツ観戦好きの私にとっては至福の日々が続いている。何せ世界最高の技と力が次々と眼前に繰り出されるのだから…。
 その中でも最も大きな関心と興味をもっているのが日本の男女サッカーの戦いぶりである。

 女子については昨年のWC優勝という実績からある程度勝ち進むだろうとの予想はされていた。予選、準々決勝はある程度なでしこらしいパスサッカーが出来ていたようにも見えた。
 しかし、準決勝の対フランス戦はけっしてほめられた試合とは言えなかった。相手GKのミスから生まれた得点やラッキーなヘディングシュートがゴールに飛び込んだ得点シーン以外は、フランスに攻めに攻められ、シュートを雨あられのように打たれた。日本はそのシュートを掻き出すのが精いっぱいで、組み立ても何もない。勝ったとはいえ、私の中では苦い思いだけが残った…。

 スポーツは結果が全てとも云われる。だからだろうか、日本のマスコミは苦戦の内容をあまり伝えていない。
 決勝の対アメリカ戦もフランスとの戦いのようになるのであろうか…。どこかに日本らしさを見せながら戦ってほしいと思っているのだが…。

 対する男子は、大会前の評判は決して高くなかった。
 しかし、予選第一試合の対スペイン戦に勝利して波に乗った。特に準々決勝までの4試合を無失点で乗り切った守備陣の固い守りが目立っていた。守備陣が安定していたため攻撃陣にも好影響を与え快進撃を演出したと云える。特に準々決勝の対エジプト戦は進化した日本サッカーを世界に示すことができた試合ではなかったか?

 準決勝の対メキシコ戦も期待をもって見つめたのだが…。残念ながらメキシコが一枚上手だったことは認めねばならない。ボール支配率で圧倒され、日本の良さを消されてしまった。それでも大津が日本人離れしたビューティフルシュートを決めたときには「あるいは」とも思わせてくれたのだが、力量に優る相手に対してミスをしていては勝利の女神は微笑まない。特に試合の帰趨を決めることになった2点目の失点は悔やまれる。
 残念ながら男子は準決勝敗退となったが、戦前の予想からすると大健闘である。
 残念がってばかりはいられない。二日後(11日未明)に銅メダルをかけて韓国との戦いが待っている。両チームのメダルをかけた死闘を楽しみに待ちたいと思っている。

 今夜(いや明日の未明)はこれから、女子レスリングの二つの階級の決勝戦が待っている。あるいは小原、伊調両選手のダブル金メダルという快挙を目撃することになるかもしれない。
 いや~、今夜も私は眠れない。