田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

背丈ほどの雑草除去に悪戦苦闘

2023-07-05 16:19:06 | ボランティア
 6月の当別町青山地区「道民の森」の雑草除去作業に続き、今度は「野幌森林公園」に植樹した森の雑草除去に取り組んだ。雑草は6月の時よりはるかに伸びて背丈ほどだった。大ナタを振り回し奮闘した私は翌日になって肩から全身にかけて筋肉痛に悲鳴をあげている。

 昨日(7月4日)午前、某団体がボランティアで植樹した森の雑草除去の作業があり参加した。6月21日に当別町の青山地区にある「道民の森」で雑草除去の作業をしたが、それと同じ趣旨で、今度は江別市の「野幌森林公園」内に植樹したところの雑草辞去作業だった。
 昨日は晴天の上、気温が最高25℃まで上がり、作業をするにはかなり厳しいコンデションだった。作業には13~4人が参加したろうか?特徴的だったのは、厳しい作業にも関わらず半数以上は私と同様の高齢の女性の方々だった。頑張るなぁ、女性たちも…。
  
  ※ 作業前、野幌森林公園の駐車場で打合せです。女性の姿が目立ちます。
 現地へ着いて驚いた。6月の時より雑草がはるかに大きく育っていたのだ。中には私の背丈をはるかに超すほど成長した通称「たらんぼ」とも呼ばれる「タラノキ」だった。「タラノキ」が厄介なのは、樹皮に鋭い棘がたくさん付いていることである。
  
  ※ これが作業前の現地です。
  
  ※ 背丈以上の雑草と格闘が始まりました。
 どこに植樹した木の苗があるか分からないほど雑草が密生する中、ベテランの方々が雑草を掻き分けて苗を見つけ出す。私たちはその周りの雑草を大鎌(オオカマ)でもってなぎ倒すのだ。大鎌といっても、専門の方が使うものから見るとやや小ぶりのものであるが、私は初めて手にするものだった。
  
   ※ オオカマの説明はウェブ上からお借りしました。
 初めは恐る恐るカマを振るっていたが、やがて慣れてきて、私は先頭をきってカマを振るうようになった。汗が噴き出るのも構わずに…。
 すると私の前に「タラノキ」が立ちはだかった。背丈以上の「タラノキ」を倒すたびにタラノキの棘が私のシャツを通して私の肌を突きさすのだ。その度に「痛い痛い」と言いながら作業を続けたのだが、ある大きなタラノキを倒したときにシャツに点々と血の跡が付いた。棘はついに私の肌を突きさし、私の血まで吸い取ろう(?)としたのだ!傷自体はたいしたことはなかったのだが、指導してくれていた営林局の職員の方が持参していた救急セットで応急手当てをしてくれた。名誉の負傷(?)である。
  
  ※ 私のシャツに浸み込んだ血痕です。
 小休憩を挟みながら雑草と格闘すること約1時間半、予定していた範囲の除草をなんとかやり終えることができた。持参した水筒の清涼飲料水は飲み干してしまった。
   
  ※ 雑草と格闘すること1時間半、かなり雑草は切り倒されました。 
 作業を終えての弁当の時間が楽しかった。涼しい木陰で、女性の方々は持ち寄った自作の漬物などを皆さんに振る舞ったりして楽しい歓談のひと時となった。これがきっと女性の人たちには楽しいのかもしれない。
  
  ※ 作業を終えての全員写真です。みなさんホッとした表情です。
 それにしても翌日の今日、私は肩の周りと足腰に筋肉痛を感じていた。いやいや身体の方はかなりなまっているようだ。「なまる」とは方言で、「身体の運動機能が低下する」という意味である。う~ん。年齢とはいいながら厳しい現実を突きつけられた思いである…。

今度は下草刈りのボランティアに!

2023-06-21 17:29:38 | ボランティア
 歩道の清掃に、花苗の植付け、除草、等々とガテン系のボランティアに縁のある私だが、今度は苗木の成長を促すための下草刈りに駆り出された。特別な能力のない私には相応しいボランティアであるが、体力が衰えつつある私にはけっこう負荷のかかるボランティアでもある…。
  
  ※ 私たちが下草刈りのボランティアを舌道民の森「青山地区」の看板です。
 友人のK氏から「私が関わっている下草狩りのボランティアを手伝ってもらえないか?」と連絡があった。日頃何かとお世話になっているK氏からの頼みとあれば断ることなどできない。二つ返事で承諾した。
 そのボランティアが昨日あった。よく内容をしらないまま承諾したのだが、ボランティアの内容は次のようなものだった。
 K氏が所属する団体が、昨年「道民の森」の植樹活動に協賛して森の一角に「ドングリ(ミズナラ)」の苗木を植樹したそうだ。その場所は当別町の青山地区という当別町から山奥深く入ったところ。広さはそれほど広くはなかったが、作業はそのドングリの木の周りの雑草を刈り取る作業だった。作業には男性4人、女性3人の計7人での作業となった。
 現地へ行ってみて驚いた。なんと雑草が草丈高く伸びていて、肝心のドングリの苗木など一つも見当たらないのだ。リーダーの方が大きな草刈り鎌を振って辺りを探すと雑草の下に小さな苗木が見つかった。リーダーの方は「育っていないねぇ」という嘆きの声だった。
  
  ※ 現地はご覧の通りに雑草が繁茂していました。
 私たちはどんぐりの苗木の葉の形を覚え、小さな鎌を手に雑草を駆り払いながら苗木を探し回った。すると次々と雑草の間から苗木が見つかってきた。昨日は気温が25℃近くまで上昇したらしいが、作業を始めてそれほど時間が経っていないのに汗が噴き出した。リーダーの方が「休み休みやってくださいよ」という声に助けられ、水分を取りながら作業を進めた。
  
  ※ 雑草の間から見つけ出したミズナラの苗木です。
 広さは先述したように広くはなく30m四方くらいだったろうか?(かなり不正確)7人での作業は1時間半程度で終わった。植えた苗木が全て無事に育っていたわけではなかったようだが、それでも50株近くの苗木が無事育っていることが確認された。
  
  ※ 鎌を使い、植林地の雑草を除去しました。
 作業を終えて、近くにあった東屋でお昼を摂った。そこで各々が自己紹介と感想を述べあったが、皆が皆ボランティア作業を終えた満足感を口にした。私も同感だった。ただ、 このような身体を使ったボランティアをいつまで続けることができるかについては少々不安が残る。できるかぎり、とは思っているのだが…。
  
  ※ 近くにあった東屋で昼食を摂りました。
 作業時間より札幌と現地を往復する時間の方が長い時間を要したが、楽しいひと時を過ごすことができた下草刈りのボランティアだった。

防綿毛ネットを設置しました!

2023-06-07 15:59:21 | ボランティア
 「防綿毛ネット?何それ?」と言われてしまいそうである。実はこの時期、私たち「近美を愛するブリリアの会」を悩ませてくれるポプラの綿毛のことなのである。その綿毛を防ぐためにこのほど「ART文字」の上にネットを被せたのである。

 道立近代美術館の庭には大きなポプラの樹が聳えている。高さはどれくらいだろうか?少なく見積もっても30mくらいはありそうなほどの大樹である。
  
※ 近代美術館の庭に立つポプラの大樹です。枝を横に広げるいわゆる雌株です。後景のマンションが19階建てですから、その大きさが分かってもらえると思います。
 このポプラの樹が毎年この時期、6月になると大量の綿毛を降り注ぐのだ。それはもう周りを真っ白に染めるほどである。これが私たち近美前の歩道の清掃活動をしている者にはやっかいなのだ。路上の綿毛を掃こうとすると綿毛が舞い上がり、集めるのにも苦労する。それより大変なのは、ポプラの樹の真下に造成している「ART文字」である。文字を象っているのはクサツゲという樹種なのだが、これが細かな葉でできているのだがこの葉の間に綿毛が絡みつき、とてもとてもそれを取り除くことはできないのだ。
 過去記事からその時の写真を取り出すことができたので以下に掲載します。
  
  ※ 過去に近代美術館の庭に降り注いだポプラの綿毛です。
  
  ※ 綿毛は写真のように植物の葉に絡みつきます。
  
  ※ 路上もご覧のように綿毛が散乱します。
 悩んでいた時に会員の一人が「不織布で覆っては?」とアイデアを出してくれた。それ以来毎年この時期になると、不織布を買い求め「ART文字」全体を覆っているのだ。
 その設置作業を昨日(6月6日)の清掃活動の一環として会員と一緒に設置したのだ。ちらほらと綿毛が舞い降り始めた昨今であるが、これで今年もクサツゲを綿毛から護ることができるぞ、とホッとしているところである。
  
  ※ その綿毛からART文字を象るクサツゲを護るため不織布で覆いました。
 

大通公園花壇ボランティア Vol.2

2023-05-26 16:14:21 | ボランティア
 「いや~、大変な世界に足を踏み入れてしまったなぁ…」というのが偽らざる思いである。ボランティア翌日の筋肉痛が大変だ。それでも始めてしまったからには、「やりきらなければ!」と思い定めている。

 4月20日に「ある団体が主催する大通公園の花壇のお世話をするボランティアに応募した」と書き、その第1回目の活動に参加した様子をレポートした。そのボランティアの第2回目の活動が昨日25日(木)にあり参加した。
   
   ※ ボーダー花壇の整美作業に精を出すD班の人たちです。
 第1回目と違い、ボランティアは4班に分かれて班ごとに毎週木曜日に4月に植え付けた花(パンジー)の花がらを取ったり、雑草を除去したりする作業を行うことになっている。私はD班に所属しているのだが、そのD班の活動が昨日25日にあったのだ。
 D班は女4名、男2名の6人体制である。私は事前の打ち合わせに出席したばかりに副班長に指名されてしまった。そのために活動日には他の方々より30分早く公園の管理事務所に出向いて作業のための用具などを活動場所まで運ぶという仕事も負わされている。
 活動場所は大通公園の西3丁目広場の東端と西端に設けられたボーダー花壇に植えられているパンジーの花がらを取り除いたり、花壇の雑草を取り除いたりする作業である。
   
   ※  この日はビルの壁の温度計が午前11時で21℃を示していました。
 作業は単純である。作業をする上での心理的なストレスは全くない。ただ、体力的にはかなり厳しい作業である。中腰での作業が続くのがシニアの我々にとってはかなり辛い作業となる。
 途中休憩を挟んで計1時間強、二つの花壇の花がら取り、雑草除去を終えて正午近くにボランティアを終了した。昨日は好天、高温の天候だったが、「ライラックまつり」と「ラーメンショー」の二つの催しが大通公園を会場に開催されていたこともあり、多くの観光客、市民が私たちが作業する横を行き交っていた。
   
   ※ 整美作業を終えたボーダー花壇です。
 副班長として用具などの後始末をして、解散となった。
 問題はボランティア翌日の今日である。体中が筋肉痛に覆われている。たいした作業をしたわけでもないのに、やはり私たちの年代になると中腰で立ったり、座ったりする動作を繰り返すことはかなりの負担になっているようだ。これはもう時間の経過を待つしかない。
 これほどの思いをしてまで、自分たちが行っているボランティア(「近美を愛するブリリアの会」の活動)に加えて、大通公園の活動に参加しようと思い立ったのかについては、現職時代に出会ったあることが動機となっている。そのことについてはいつか触れることができたら、と思っている。
 この後、大通公園の花壇のお世話をする活動は、夏花壇への衣替え、そして花壇の整美活動、花壇の整理活動と10月末まで続く。やり始めたからには「やりきらなければ!」と思い定めている。

今日はボランティアサーズディ

2023-04-20 16:49:25 | ボランティア

 今日は奇しくも二つのボランティアが重なってしまった。そのどちらもが身体を駆使するガテン系ボランティアである。明日からの筋肉痛が心配である。

 ボランティアその1は、これまでも時々拙ブログで触れている私が主宰している道立近代美術館前の歩道の清掃を行っている「近美を愛するブリリアの会」の活動である。今シーズンに入って3回目の活動である。朝6時、穏やかな天候の中、いつものように路上を掃き清めて会員の方々と語り合いながら清々しい気持ちで散会した。

  14年目を迎えた私たちのボランティア活動だが、会員の高齢化が課題である。引き際を考えねばならない時期に来ていると感じつつ、今年も頑張ってみたいと思っている。

 ボランティアその2は、ある団体が主催する大通公園の花壇のお世話をするボランティアに無謀(?)にも応募してみたのだ。こちらは札幌市の都心に位置する大通公園は多くの市民、観光客が憩う場であるが、そこには毎年色とりどりの花々が植栽され、人々の眼を楽しませてきた。私もその一人だったのだが…。

 楽しませてもらう側から、楽しんでもらう側に回るのも悪くないな、と年甲斐もなく思い立って応募したというわけなのだが…。

 その花壇の植栽作業が本日午前に実施され、参加してきたのだ。私たちは大通公園の中でも最も人々が行き交う大通公園3丁目広場の左右に位置するボーダー花壇という長方形の花壇二つに色とりどりのパンジーを植栽する役割だった。

   

   ※ 担当者から植栽の際の注意事項を伺っています。(写真の苗はまだ植栽前です)

 植栽する場所にすでに花も用意され、デザインも決まっていたので、私たちは花苗をポットから出して指定されたところに植え付けるだけだった。作業そのものは簡単なのだが、中腰での作業で立ったり座ったりの連続なのですっかり息が上がってしまった。それでもリーダーからは「急いですることはありません。雑談でも交えながら楽しく作業してください」という声に応えて、あれこれと他愛ない話をしながらおよそ1時間、苦しくも楽しい作業に終始した。

   

   ※ 腰をかがめてシニアには辛い姿勢での作業が続きました。

 今後は班分けされた方々と月に一度、花壇の花のお世話をしながら、秋のチューリップの球根植えまで活動が続く。初めてお会いしたシニアの方々と楽しく活動を継続できたらと思っている。

        

        ※ 植栽を終えた花壇の前で参加者全員で記念写真です。

 それにしても、明日起床した時の筋肉痛が心配だぁー。

 


2023 清掃ボランティア発進!

2023-03-27 16:57:43 | ボランティア

 迎えて14年目。私たちの道立近代美術館前歩道の清掃ボランティア活動を3月25日(土)に今年の活動をスタートさせた。会員の高齢化が進展してどれだけの会員に集まっていただけるか、不安があったが例年並みに7名の参加を得て無事にスタートすることができた!

 春がやって来るのが思いのほか早く、近代美術館前の歩道に冬の間に滑り防止のために蒔かれた微砂利(小さく砕かれた砂利)が醜く路上に散乱していた。その様子を目にするたびに「早く取り除いてくれ!」と微砂利たちが叫んでいるように思われた。

   

 そこで例年は4月に入ってからスタートする私たちの清掃活動であるが、今年は第1回目の活動を3月24日(金)に設定して会員にお知らせした。ところが24日朝起きてみると生憎の雨天のために翌25日に延期して実施したのだった。

 私たちの「近美を愛するブリリアの会」は、不肖私が代表を務めて2010年に会を結成して活動を始めてから、今年で14年目を迎えている。その間、会員の高齢化が進み、いつまで続けられるのか不安を抱えながら「ともかく今年はもう一年頑張ってみましょう!」ということでスタートしたのだった。

 朝5時30分、私は会員の方々が集合する30分前に戸外へ出て、清掃用具を清掃現場まで運び、会員の方々が清掃しやすいように準備をする。すると午前6時になると会員の方々が三々五々集まってくる。

 約半年ぶりの活動のため、久しぶりに顔を合わせる会員の方もいる。「元気でしたか?」、「冬の間は何をしていましたか?」等々…。そこここで明るい挨拶が交わしながら、それぞれ竹ぼうきを手に微砂利を集める清掃が始まった。

 ふつうのゴミとは違い、微砂利は重たく掃きにくい。そのため、掃き集めた微砂利はところどころに集めることにした。路上にはところどころに小さな山が出現した。その微砂利の小山は札幌市の清掃者が集めていってくれる手筈となっている。

   

 清掃を始めて約40分、近代美術館前の歩道はスッキリとした表情を取り戻した。私たちの気持ちもスッキリした。

   

 これから2週間に1度の割合で、夏期間の間会員の方々と細やかな地域貢献をしていきたいと思っている。


もうすぐ春ですねぇ~♪

2023-03-20 16:06:23 | ボランティア

 という見出しの後に、「というより、もうすでに春が到来したと言ってもいいかもしれませんね。」との書き出しで発行したのは、私がリーダーを務めるボランティアグループ「近美を愛するブリリアの会」の会報の№273である。

      

 冬の間は冬眠している道立近代美術館前の歩道清掃に取り組んでいる「近美を愛するブリリアの会」であるが、道路の状態を見ているとそろそろ始動しなければ、と思い始めた。そこで先日18日に冬眠をしている会員の皆さまの目を覚ましてもらうために会報を発行したのだ。

 私たちが活動を始めて今年で14年目となるが、これまで活動開始は4月に入ってからだったが、道路の状態を見てみると一日も早く路上を清掃してほしい、と訴えているようなのだ。というのも雪国の札幌では雪に覆われる路上を歩く人が滑らないように細かい砂利(微砂利)を大量に撒いている。その微砂利が、雪が消えると醜く路上を覆っている。それを除かなくてはと思うのだ。私としては今年の最初の活動日を、今のところ24日(金)に設定したいと思っている。

   

   ※ 近美前の歩道は写真のように微砂利が溜まっています。

 そこで本日午前、冬の間に雪害からART文字を象るクサツゲの枝を守るために結わえていた縄(棕櫚縄)を外す作業を行った。これはたいした作業ではないので私一人で行ったが、広い歩道の微砂利清掃となると、やはり多人数で取り組んだ方が効率が良い。24日には路上の微砂利を一掃したいと思っている。 

   

   ※ 枝を棕櫚縄で結わえられたART文字です。

   

 ※ 結わえた棕櫚縄を解き放った後のART文字です。これから徐々に形が整えられます。

 東京をはじめ本州各地からはサクラ開花の便りが届いているが、札幌はようやく周りから雪が消えようとしている時期である。私たちの活動もいよいよ本格的に始まる時期となった。心配は会員の高齢化のために、今年はどれだけの方が参加していただけるのか少々心配である。

 会の活動が本格化した時期にまたレポートできたらと思っている。

 なお、タイトルのもうすぐ春ですねぇ~♪」は、私たちの世代では誰もが口ずさんだ経験のあるあのキャンディーズの「春一番」の一節である。懐かしいですねぇ~。遠い昔のことになりますねぇ~。歳をとったということですねぇ~。

WBC情報  Vol.

   

 いよいよ明日はWBCの準決勝戦の対メキシコ戦が日本時間明日8時プレイボールである。テレビ各局はどの局もWBC一色の感がある。そうした放送を視聴しながら、私も徐々に緊張感が高まってきた。

 さて、各局に出演している解説者たちのメキシコの戦力の分析を伺うたびに「メキシコ恐るべし」の思いが強まってきた。まずメキシコの先発投手が大谷と同僚のエンジェルスのサンドバルと伝えられている。彼は左打者キラーといわれている。ところが日本打撃陣は1番~5番までの上位打線が全て左打者である。また、メキシコの中継ぎ陣も強力と伝えられている。一方、打撃陣も強力である。特に1番打者アロザレーナは走攻守ともに一級品だという。WBCでの出塁率が6割という高率だそうだ。他にも好打者ぞろいで、何せあの優勝候補のアメリカを予選リーグで撃ち崩している打撃陣である(11対5)。さらにはメキシコの監督がエンジェルスの一塁ベースコーチで大谷のことを熟知しているという。

 こう見てくると侍ジャパンの苦戦が必至のようにも思えてくる。ただ、ジャパンもこれまでの戦いぶりは完璧に近い試合運びでここまで駒を進めてきた。戦力的には甲乙つけ難いと私は見ている。問題はいつの試合でもそうであるが、相手に先取点を与えない試合運びが重要と思える。ジャパンの先発は佐々木朗希投手である。当然緊張はすると思うが、せめて3回くらいまでは零封してほしいと思う。相手に先制点を与えてしまうとラテン国のノリで一気に試合を決められてしまう恐れもある。ここは佐々木投手に期待して、接戦の形を作ることができると日本の形に持ち込めると思うのだが…。

       

       ※ 先発の佐々木朗希投手の健闘を期待したい。


今年の清掃ボランティアも無事終了!

2022-10-28 18:26:50 | ボランティア

 本朝、夏の間続けてきた道立近代美術館前の歩道の清掃ボランティアの今シーズンの活動を無事に終了した。私たちが活動を始めて13年目、たくさんの会員の皆さんの参加を得て、本日無事に今年の活動を終了することができホッとしている。

 夏の間(4月~10月)2週間に1度の割合で、早朝に道立近代美術館前の歩道の清掃活動を誰から頼まれたわけでもなく、いわば勝手に始めた清掃ボランティアは今年で13年目を迎えていたが、本日10月28日に今年の活動を無事に終了した。

 今年は例年に比べるとやや活動開始が遅れ、4月8日に第1回目の活動を実施した。以来、おおよそ2週間に1度の割合で活動を続け、計15回の通常の活動の他、花苗の植え付けの活動、来春の球根を植え付ける活動を行い総計17回の活動をすることができた。 

    

   ※ 清掃前の近代美術館の正門前の歩道です。

 近代美術館の前庭には主として落葉樹の大木が歩道に覆いかぶさるように植わっているため、年中落ち葉が路上に散乱している。それを会員が竹ぼうきを手に掃き清めている。特に落葉の季節になると、路上を掃いても直ぐ後から落ち葉が舞い落ち、路上が きれいな状態はほんの一瞬である。文字どおり私たちは “一瞬の美” を求めて清掃活動を行っているのである。

   

   ※ 清掃を終えた後の正門前です。しかし、数時間後にはまた元通りになるこの頃の季節です。

 今日は今年最後の活動とあって、清掃活動の他、ART文字を描いているクサツゲの枝を雪害から守るために棕櫚縄で枝を結わえる作業も行い冬に備えた。本来であれば、一年の活動を労う食事会を数年前までは行っていたのだが、コロナ禍とあってそれもできずに活動を終えることになってしまった。

   

   ※ ART文字の枝を結わえる前の姿です。

   

   ※ 雪害に備え、葉先を結わえたART文字です。

 私をはじめ会員が高齢化し、いつまで活動を継続できるかが目下の最大の課題である。私は “足腰が立つかぎりは…” と話をしているが、はたしていつまで続けることができるやら…。とりあえず来年はまた継続しようと思っている。

   

  ※ 本日の参加者は7名でした。(会員はまだいます)珍しくボランティア袋と共に集合写真を撮りました。

 地域の美化にほんのちょっぴり役立つ活動をできるかぎり続けたいと思っている。 


外来植物除去のボランティアに参加してみました

2022-06-17 13:48:45 | ボランティア

 「イワミツバ」と「ミツバ」の違いが難しいなぁ、と思いながら周りのベテランに尋ねてその根の除去に取り組んだ。う~ん、なんと地味な作業なのだろう。腰の痛みに耐えながら懸命に除去作業に取り組んだ…。

   

   ※ 参加者は皆このようなプレートを胸から下げて活動しました。

 今日はボランティアフライデーの感があった。朝5時30分からは1時間半ほど、私が代表を務める「近美を愛するブリリアの会」の第6回目の活動で近代美術館前の路上の清掃活動に取り組んだ。

 そして9時30分からは「北海道自然保護協会」が主催する「外来植物除去」活動に参加した。各種団体の観察会に参加するだけでなく、一度ボランティア活動にも参加してみたいと考えていたのだが、近くの円山公園で行うと知って参加してみることにした。

 事前に参加申込をしたところ特に用意するものはなく、作業用軍手だけ持参するようにとのことで、自転車で集合場所の「円山パークセンター」に向かった。

   

   ※ 開会式の様子です。(円山パークセンター前)

 参加者は20数名いたが、初参加の方は私を含めて5名だった。その5名にはスタッフから除去する植物は「イワミツバ」であることを伝えられ、他の植物(特に似通っているモツバ、ウマノミツバ、ツタウルシ)との違いを説明する写真添付の文書を受け取った。

        

       ※ スタッフから渡された見分け方のポイントが架かれた文書

 そして除去する場所は円山公園内ではなく、円山動物園の西側に広がる通称「ユースの森」で行うということだった。「ユースの森」まで徒歩で向かい、早速除去作業が始まった。いきなり森に入ったが、どれがイワミツバなのかまったく見分けがつかない。ベテランの方が「これです」と言われたものを根から掘り起こして全てを除去し、根から土を振り落としてビニール袋に集める、といった作業を繰り返した。そのうちに徐々に「これかな?」という思いが芽生えてきて、半信半疑ながらもそれからは自分の判断で除去作業に取り組んだ。中腰での作業のために腰に負担がかかり、けっこう辛い作業となった。私と同じように自信なさげの方もいて、そうした方と相談しながら作業を続けた。

   

   ※ スタッフの方が「これです」と渡されたイワミツバの実物です。

   

   ※ 白い小さな花を付けたイヘミツバです。これだと見分けやすいのですが…。

 ところで「イワミツバ」のことだが、調べてみるとユーラシア原産で、戦前は食用として栽培されたものが野生化したそうだが、大変に繁殖力が強く、他の植物を駆逐してしまうために、除去する必要が生まれた植物のようである。

   

   ※ 参加者はこのようにしゃがんで黙々と除去作業に取り組みました。

 途中で雨がパラついたこともあり、1時間強の作業時間で打ち上げることにした。最後に除去して集めたイワミツバを測ったところ全部で17.5kgだったとスタッフから報告があった。除去したイワミツバは焼却処分されるとのことだった。

   

   ※ 閉会式です。左前方に集めたイワミツバがビニール袋に詰め込まれて集まりました。

 初めてこの種の活動に参加してみて、今日のところでは継続して参加したいという気持ちは湧いてこない。ただ、一度の参加だけで判断するのは適切とは思えない。最低でも3度くらい参加したうえで判断したいな、と思っている。                     


ブリリア会も順調に活動中!

2022-05-30 16:16:12 | ボランティア

 今年も本日、無事にマンション前の花壇に花苗を植栽することができた!いつの間にやら私たち「ブリリアの会」は道立近代美術館前の清掃だけではなく、マンション前の整美も受け持つようになった…。

 勝手に道立近代美術館前の歩道を清掃しましょう!と呼びかけてできた「近美を愛するブリリアの会」は結成13年目を迎え、4月8日に今年第1回目の活動を開始したのを皮切りに、以来2週に1度のペースでこれまで順調に4回の近美前歩道の清掃活動をこなしたところである。

   

   ※ 球根を整理した後、培養土と有機肥料を混入し、耕して整地します。

 そして今日、いつもの活動とは別に、マンション前の街路樹枡周囲を飾るために花苗を植栽する活動を実施した。そもそもマンション周囲を整美する活動は当初は会の活動として想定してはいなかったのだが、会員の中から「ぜひ自分たちでマンション周囲も整美したい」という声が出て、以来ずーっとマンション周囲の美化も手掛けるようになった。

   

   ※ 整地したところに花苗を植栽します。

 本日は遅まきながらも、その街路樹枡周囲(私たちは単純に花壇と称しているが)に花苗を移植する活動を実施した。植栽した花苗はインパチェンスとベゴニアセンパフローレンスの2種を花壇ごとに分けて植栽した。これまでは夏花壇の主役であり、育て方も難しくないベゴニアを植栽することが多かったので、今年はインパチェンスを!と思っていたのだが、ホームセンターに入荷するインパチェンスが少なく、仕方なくベゴニアセンパフローレンスと併せた形での植栽となった。

   

   ※ ベゴニアセンパフローレンスのピンク色を植栽した花壇。周りはアイビーです。

 併せてマンション横に一つだけある街路樹枡の周囲が見苦しかったので、レンガで囲む作業も行ってもらった。

 作業はまず、春花壇のチューリップの球根を掘り起こして集める。次に培養土と有機肥料を混入して耕し、そして整地する。そこに花苗を植栽する。という活動だった。平日の昼間の活動とあって、会員の方々はそれぞれ用件があったとみえて、いつもの活動よりは少ない5名での活動となった。しかし、手際よく作業を進めたこともあり1時間弱で活動を終えることができた。

   

   ※ 今年初めて植栽したインパチェンスです。

 購入した花苗の数が少し少なかったようだ。花壇の周りをアイビーの葉で囲んでいるので花苗はそれほど必要ではないと考え、一つの花壇に20苗しか用意しなかったのだが、読みが甘かったようだ。考えていたような密植とはならず、けっこう疎植となってしまった。まあ、それぞれの苗が育てばそれなりに見栄えがしてくるものと期待したい。

 花壇をレンガで囲む作業は、素人仕事がバレバレの仕上がりとなってしまった。土中に埋めたレンガの背丈がマチマチとなってしまったのだ。しかし、それも愛嬌と笑って済ますことにした。

   

   ※ マンション横の花壇の周りが見苦しかったので、レンガを購入して囲む作業をしました。

   

   ※ 完成した(?)レンガの囲いです。一応、茶色とこげ茶色のレンガを交互に組んだのですが…。

 次は、降り注ぐポプラの綿毛からART文字を守るため、防綿毛ネットを設営する作業が待っている。