藻岩山の麓に位置する「札幌市水道記念館」の背後に位置する住宅街である。 この伏見界隈もまたまた坂の街だった。ただ、これまでの二つの住宅街よりはやや歴史がある住宅街なのかな?という印象だった。
坂の街伏見3丁目
住所的には中央区の伏見3丁目だということだが、住宅街の下には「札幌水道記念館」だけではなく、たくさんの鳥居が並ぶ「伏見稲荷神社」も鎮座している。
その上の住宅街は藻岩山の麓ということもあり、相当に急な坂道に住宅街が広がっていた。
※ 水道記念館は冬季休館中となっていた。駐車場に駐車するはずが路駐になってしまった。
※ 鳥居がずらーっと並ぶ伏見稲荷神社。なぜか本殿は撮影禁止となっていた。
※ いやいやかなりの斜度で、歩き、登るのにも苦労しました。ハイ。
※ 苦労して登り、後ろを見ると札幌市中心街が目に入りました。
やや歴史を経た住宅街かな?
これまでの坂の街の住宅街が新たに宅地開発された住宅街といった印象だったのだが、こちらは売り物件の住宅があったり、空き地があったりと、一度は住んでみたものの年齢を重ねるに従い、あまりにも急な坂道のために生活するのが困難になったのではと思わせる光景だった。
また、住宅街を繋ぐ舗装道路のひび割れが目立ったことも歴史を感じさせてくれた。
※ 住んでいた人がすでに出られた住宅です。(空き家はそれほど目立ちません)
※ 売物件の空き地です。こうした空き地はけっこう目立ちました。
※ こちらは売り物件の住宅です。
※ このような空き地と、アスファルトのひび割れが目に付きました。
最奥部には教会とカフェが!
住宅街の最も奥の高いところには「ローズガーデンクライストチャーチ」という教会が建っていた。実は私は昨年11月初旬にこの教会で開催されたミニライブに参加したことがあった。開催が夜だったこともあり、ナビに導かれて教会に着いたこともあって、今回始めたその位置関係を把握することができた。
※ 広い敷地を有したローズガーデンクライストチャーチの建物です。
そのすぐ下には「High Grown Café」と称する宮越屋珈琲が出店していた。三階建てのビルの最上階を店舗にしているようで、眺望は抜群に思えた。せっかくなのでちょっと休もうと考えたのだが、入口へ向かうと開店時間がなんと15時となっていた。完全に夜景を楽しむカフェのようだった。残念ながら入店は叶わなかった。
※ 宮越屋珈琲「High Grown Cafe」店のエントランスです。
※ その建物の反対側(谷側)が写したものです。三階が店舗部分と思われます。
※ なんと!開店時間は15時からでした。
札幌がこんなに坂の多い街だったということを今回のぶらり散歩で改めて教えられた思いである。