ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区南端の桜草公園には、アリスイ目当ての野鳥観察愛好家が来ています

2019年01月26日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の南端の荒川河川敷にある桜草公園には、アリスイというキツツキの仲間を探す、野鳥観察愛好家がたぶん30人から40人ぐらいが集まっています。

 この桜草公園(正式には、さくら草公園)は、埼玉県立の秋ケ瀬公園の下流側に位置しています。

 桜草公園には、ニホンサクラソウなどの春の山野草が花を咲かせる天然記念物ゾーンは、夏から秋にかけては、背丈を超える高さまで育ったヨシ原になります

 1月中旬に、この背丈を超える高さまで育ったヨシ原を野焼きしました(たぶん、さいたま市の方が・・)。

 現在の野焼きされた桜草公園はまさに“焼け野原”です。



 この焼け野原は、野鳥がある程度、来ています。多い野鳥はツグミやタヒバリです。

 タヒバリは、桜草公園が野焼きされると、群れでやって来ます。今回は、20羽ほどがあちこちでエサを探して歩き回っています。







 この時に、キジバトの20羽ほどの群れも“焼け野原”の地面でエサを探していました。突然、このキジバトの群れが飛び去りました。

 上空を、猛禽類が1羽、飛んだからです。

 今回は、この猛禽類はトビのようでした(猛禽類の種類の同定には詳しくないので・・)。





 最近はハイタカやハヤブサが時々、桜草公園の上を飛びます。

 周囲の雑木林の木の枝に出て来たモズです。



 モズも昆虫が少ないのでエサ採りに苦労しているようです。

 さて最近は、桜草公園に来ている野鳥観察愛好家の方々は、キツツキ系のアリスイを探し回っています。

 そのお目当てのアリスイが見つけられないので諦めて帰ろうとしたら、「アリスイ登場」という情報が・・。

 野焼きされた場所の外れに、アリスイが1羽、登場ました。





 今回は、アリスイとの位置関係が悪く、逆光になりました。アリスイの身体の大きさは、約18センチメートルです。



 “うろこ模様”のような独特のアリスイの羽根模様がご確認いただけると、幸いです。

 ここでは春から秋までも、アリスイは住み着いていてやぶ陰などから鳴き声はしますが、アリスイを観察できることは、ほとんどありません。

 なお、30人から40人ぐら野鳥観察愛好家の方々は、乗用車のナンバープレートを拝見すると、埼玉県以外にも東京都、千葉県、神奈川県などがらもいらしていることが分かります。アリスイを観察したいという方が多いようです。

 1月上旬まで、桜草公園が背の高いヨシ原だったことは、弊ブログの2019年1月4日編をご参照なさってください。


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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (siawasekun)
2019-01-26 02:10:10
とても可愛いですね~♡
とても微笑ましいですね(^_^)♪

見せていただき、siawase気分です。
眺めて、とても心が癒されました。
ありがとうございました。

人生、ストレス解消のため、日々、ブログ関係活動など好きなことをするといいですね。
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siawasekunさま (ヒトリシズカ)
2019-01-26 03:35:49
siawasekunさま

コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
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アリスイ (イケリン)
2019-01-26 07:06:40
桜草公園の野焼き後のヨシ原には、餌となるものが多いと見えて、
たくさんの野鳥が集まっていますね。
アリスイと土が同系色の上に逆光と、条件が厳しかったようですが、
アリスイの羽模様はよくわかりますよ。
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イケリンさま (ヒトリシズカ)
2019-01-26 07:25:13
イケリンさま

コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。

さいたま市桜区にある桜草公園では、野焼きすると、アリスイが出てくるという神話が、関東地方の野鳥観察愛好家の方に広がっています。

連日、多くの方がやって来ているようです。今日は土曜日なので人が増えることでしょう。

今回は、運良くアリスイに出会うことができました。アリスイの羽根模様をご確認いただき、恐縮です。
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桜草公園 (市街地鳥見者)
2019-01-26 08:03:54
さいたま市桜区にある桜草公園では野焼き後にアリスイが出るとの話は、有名ですね。
今日は土曜日なので、ふだんの2倍、3倍の方が押しかけることでしょう。
アリスイは見た目は変な羽根模様ですね。
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アリスイ (fukurou)
2019-01-26 08:47:20
ヒトリシズカ様
おはようございます。
アリスイは地味な色をしていますが、よく見ると美しい模様の羽をしていますね。
キツツキの仲間ですか?やはり昆虫を食べるのでしょうか?
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市街地鳥見者さま (ヒトリシズカ)
2019-01-26 08:49:23
市街地鳥見者さま

コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。

さいたま市桜区にある桜草公園では、1月半ばに野焼きを施すと、アリスイなどの野鳥がやって来ます。この野鳥が集まる現象が有名になっています。

昨年の冬にはタゲリの群れもやってきました。
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fukurouさま (ヒトリシズカ)
2019-01-26 08:54:58
fukurouさま

コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。

さいたま市桜区にある桜草公園などでは、キツツキの仲間のアリスイが数羽、棲息しています。

名前の通りに、長い舌でアリなどを食べるそうです。木の幹・枝の中にいるアリや昆虫の幼虫などを食べるそうです(あまり確認はしていません)。

野焼きされたヨシの焼け残った茎の中にいる昆虫の幼虫を食べているといわれています。

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Unknown (kazuyoo60)
2019-01-26 09:31:44
風物詩化されてる場所は野焼きが許されるのですね。
アリスイさんの、ちょっと太めに見える姿、良いです。ハイタカやハヤブサ、百舌も、豊かな自然でも油断大敵なのでしょうね。
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kazuyoo60さま (ヒトリシズカ)
2019-01-26 09:38:22
kazuyoo60さま

コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。

さいたま市桜区にある桜草公園では、3月から花を咲かせるアマナや、4月に花を咲かせるニホンサクラソウの種の発芽を促すためには、地面に太陽光が当たることが必要になります。

このため、地面を覆うヨシ原を野焼きします。この方が春の山野草の発芽をうかがし、花がたくさん咲きます。

アリスイは真横から見ると、ややずんぐりとしたように見えますが、たぶんスマートな身体です。
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