木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

ガガイモ 大き過ぎる果実

2020-09-20 07:02:12 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  11.0℃     昨日の最高気温  22.0℃    
木曽町新開      午前7時の気温  11.0℃       今朝の天気  雨

ガガイモの花に
出会った
関西ではよく出会うが
木曽では初めて。


とても
魅力的な花で
大好きだ。


何と言っても
珍妙な花
毛むくじゃらで
真ん中の雌しべが
突き出している。


雄しべは
どこかと探してみたが
アリにかみつかれ
断念した。


それほど
たくさんのアリが
群がっている。


蕊の根元から
たっぷり甘い蜜が
出ているのだろう。


早く咲いた花には
もう小さな果実が
できている。


この袋状の果実が
また大きく生長する.
花からは
とても想像できない
大きさだ。


中には
毛のついた種子が
たくさん入っており
風で散布される。


一説によると
ケセランパセランは
このガガイモの種子だそうだ?!




よく似た
植物にイケマがある
家具量販店のイケアでなく
イケマ。

(イケマの花)

ガガイモもイケマも
どちらもアサギマダラの
食草である。

(イケマの花)

ガガイモの葉を
ひっくり返して
アサギマダラの幼虫を
探したが
またアリにかまれただけだった。





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サラシナショウマ 白い大きな猫じゃらし?!

2020-09-19 07:00:17 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  14.8℃     昨日の最高気温  20.5℃    
木曽町新開      午前7時の気温  15.0℃       今朝の天気  曇り




この花も街中では
見られない花です。


山に登られる方は
ご存知の方が
多いと思います。


サラシナショウマです
蕎麦の名前のようですが
何の関係もありません。


サラシナは
さらしてあく抜きをして
食べる山菜のこと
ショウマは
生薬のことのようです。


サラシナショウマの
大群落を見たのは
伊吹山(滋賀県 標高1,377 m)の山頂直下で
見たのが最初でした。


山にたくさん
登ってきましたが
後にも先にも
あんな大きな
群落を見たのは
初めてでした。


特に
花の形が
ユニークです。


巨大な試験管ブラシ?
大きな白い猫じゃらし?
何と表現したらいいのか
分かりませんが
とにかく
ふわふわモコモコの
白い大きな花穂です。


甘い香りがするため
虫たちが
いつも集まっています。


一つひとつの花が
とても美しいです
線香花火のように
見えるのが
真っ白い雄しべです。




雄しべばかりの雄花と
両性花もあると
聞いていますが
雌しべとの区別が
つきませんでした。




花が終ると
袋状の果実が
たくさんできます
クリスマスローズの
袋状の果実と
似ているかも?!

(2017.11.15 撮影)



これだけたくさんの
果実ができて
種子をばらまけば
あちらこちらで
サラシナショウマが
見られれるのも
うなづけます。










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ヤマトリカブト 狂言・附子

2020-09-18 07:17:06 | 木曽Now
開田高原アメダス   今朝の最低気温  18.3℃     昨日の最高気温  21.8℃    
木曽町新開      午前7時の気温  18.5℃       今朝の天気  雨

『附子(ぶす)』というのは
トリカブト の根を乾かして
精製する猛毒のことです。



このあなたに 附子が有るほどにさう心得
附子というて
あの方から吹く風にあたつてさへ
滅却するほどの大毒じゃ
油断をせぬやうに番をせい

  風にあたってさえ死ぬ猛毒だから
  気をつけて留守番をするよう
  太郎冠者と次郎冠者に命じて
  主人は出かけて行く。


さて汝は あの附子といふものを
みたことがあるか
身共はついに見たことがない
身共もついに見たことがない
けふは幸ひのお留守ぢゃ
そと見ようと思ふが何とあらう

あの方から
吹く風にさへ当たらねばよいによって
この方から精を出して扇いで
そのひまに見よう

さあさあ扇げ扇げ
扇ぐぞ扇ぐぞ
扇げ扇げ
扇ぐぞ扇ぐぞ

  附子が見たくなった太郎冠者は
  次郎冠者と二人でそっと扇ぎながら
  桶に近づいてふたを取ってしまう。


黒いものが一塊りどんみりと有るが
まづはうまさうなものぢゃ
いやここな者が あのやうな大毒を
うまさうなといふことがあるものか
身共はあれを食うてみようと思ふが何とあらう

砂糖ぢゃ
なんぢゃ砂糖ぢゃ
まづ食うてみよ
どれどれ
ほ まことに砂糖ぢゃ
これを食はすまいと思うて
附子ぢゃの毒ぢゃのと仰せやつた

  のぞいて見ればうまそうなので一口食い
  附子が砂糖とだと知る
  砂糖を全部平らげてしまった二人は
  言い訳を考える。


して言い訳は何とする
あのお掛け物を破れ
あれを破れば言ひ訳となるか
おお言ひ訳になる 早う破れ
それならば破ろう
あの大天目を打ち割れ

  砂糖を食った言いわけに
  主人が大切にしている掛軸を破り
  台天目茶碗をこわす。


大事のお留守ぢゃ 眠るまいと存じて
次郎冠者と角力を取つてござれば
次郎冠者は手取りなり 私の小股を取って
こかさうと到いたを こけまいと存じて
あのお掛け物に取り付きましたれば
あのやうに
破れました
大天目まで打ち割った

数々のお道具を損ないまして
とても生けてはをられまい
附子を食うて死なうと存じて
皆食ひましたれども なあ次郎冠者
おお!
まだ死にませぬ

  主人が帰宅すると二人そろって泣きだし
  留守中に居眠りしないようにと相撲をとるうちに
  大切な品々をこわしてしまったため
  死んでおわびしようと
  附子を食ってみたが
  まだ死にませぬとうそぶく・・・。



この花を見ると
狂言の『附子』を
思い出してしまいます。


長くなりましたが
小学校の国語の教科書にも
何度も取り上げられた
狂言です。
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ナガミノツルケマン 果実で決めました

2020-09-17 07:10:42 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  15.6℃     昨日の最高気温  21.3℃    
木曽町新開      午前7時の気温  15.0℃       今朝の天気  雨



開田高原を歩いていて
夏の終わりから
秋にかけて
よく目にしていた植物
ナガミノツルケマンです
ナガミノツルキケマンとも
言います。


多分皆さん
馴染みのない
花だと思います。



毎年見ているのに
今回初めて
ブログ登場です。


と言うのも
ナガミノツルケマンだと
名前が分かったのは
去年の秋遅く
果実を見て
名前を決定したからです。




よく似た種類に
ツルキケマンが
ありますが
こちらは果実が
2列になっているそうです。


花は
距(きょ)のある
黄色い筒状花で
正面から見ると
口を開けているようで
面白い形をしています。




よく似た仲間が多く
花の咲く季節などで
区別していますが
同定するのが
苦手な種類です。


ムラサキケマンと
同じように
果実に触ると
種子が勢いよく
弾け飛びます。


昨日の夕焼けです。

(2020.9.16 17:52撮影)


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トンボいろいろ

2020-09-16 07:00:26 | 昆虫など

開田高原アメダス   今朝の最低気温  11.7℃     昨日の最高気温  22.7℃    
木曽町新開      午前7時の気温  12.5℃       今朝の天気  曇り

木曽開田高原は
すっかり秋色
空にはトンボが
飛び回っている。


蝶は何とか
名前も分かるのだが
トンボはさっぱり!
名前が分からない。


努力しない
自分も悪いのだが
昔から
苦手意識が強い。


そんな訳で
名前は無視して
見ていただきたい。(笑)


前回
2週間前に撮った写真
トンボの逆立ちが
よく見られた。


少しでも
直射日光を避けるため
太陽光に当たる
面積を少なくする
作戦らしい。


写真を撮っていると
おしっこをした
トンボがいた。


噴水のように
ピュッと水が
上に吹き上がった。


残念ながら
写真に撮れなかったが
これも体温調節かと思った。


日陰でヤンマの仲間が
ぶら下がって休んでいる
この姿勢
一番楽な姿勢に見える。


そーっと
葉陰からこちらを
見つめている
トンボがいた。




視線を感じて
思わずパチリ!
横にまわって
全体像もパチリ!


最後は
騒音をたてながら
飛んでいる
大きなトンボ。


陸上自衛隊の
オスプレイだ
信州の上空も
飛行するのか?!




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ミゾソバ 救荒植物だったとは?!

2020-09-15 07:01:51 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  12.1℃     昨日の最高気温  23.2℃    
木曽町新開      午前7時の気温  13.0℃       今朝の天気  曇り

2週間ぶりに
開田高原を歩いた
小さな水路脇には
ミゾソバが
群落をつくっている。


まだ
わずかに残っている
ワスレナグサを
覆いつくすように
花をつけている。




先端が紅色で
中心部の色が
薄いものから
ほぼ白っぽく
見えるものまで
花色は様々。




花びらに見えるのは
タデ科植物なので
萼片です。


光に透かして見ると
透明感があり
より美しく見えます。


花柄には
腺毛が生え
茎には下向きの
ゆるい棘があります。


他の植物に
寄りかかりながら
群生しているようです。


去年
ミゾソバの写真を
撮っていた時
姉さんかぶりをした
お婆さんが
大昔はこの種を
飢饉の時
食べていたんだと
教えてもらった。


まだ
種まで観察したことが
ないので
ぜひ今年は
種まで見たいと
思っています。



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木曽はもう秋です!

2020-09-14 07:38:11 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  14.2℃     昨日の最高気温  21.7℃    
木曽町新開      午前7時の気温  14.5℃       今朝の天気  晴れ



渋滞もなく
木曽に無事
到着しました。


車から
降りたとたん
冷たい空気に
体がぶるっと震えました。


雨は上がっていましたが
かなりの雨が
降ったようで
防腐剤を塗ったばかりの
デッキに雨が
たまっていました。


今朝の気温は14℃ほど
木曽はもうすっかり
秋の佇まいです。


今日からしばらく
初秋の信州を
楽しみます。


無事到着の
報告だけですので
今日も
コメント欄
閉じています。


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キバナツノゴマ 悪魔の爪

2020-09-13 07:39:14 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温 24.7℃   昨日の最高気温 33.7℃   天気 雨
開田高原アメダス  今朝の最低気温 18.4℃   昨日の最高気温 25.3℃

我が家から
駅までの道路沿い
歩道につくられた花壇に
珍しい花が咲いている。


ここ数年
見なかったのだが
今年は大繁殖している
キバナツノゴマの花だ
この前の方が育ててる?


別名
悪魔の爪と呼ばれるが
おいおい説明しよう。


黄色い花は
内側にオレンジ色の
斑点が多数あり
とても美しい花です。


ところが
写真でも分かるように
腺毛がたくさんあり
べたべたと粘つきます
それに
嫌な臭いもします。


花が落ちた後には
緑色の角のある
果実がもう
できています。




茎の根元を見ると
大きくなった
果実がいくつも
ぶら下がっています。


この大きな果実は
乾燥すると
皮がはがれて
黒い棘のある
マンモスの牙のような
果実が現れます。


1本の角が
大きく二又に
分かれるのです。


これが
悪魔の爪と呼ばれる
所以です。


この長い爪が
動物にひっかかり
中に入っている種を
遠くまで
運んでもらうようです。


果実を踏んづけると
足の裏にぐさりと
刺さるぐらい
かたい爪をしています
そのため
タビビトナカセとも
呼ばれています。


木曽に向かいますので
コメント欄は
閉じています。



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ルコウソウ 縷と言う漢字

2020-09-12 07:49:58 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温 24.9℃   昨日の最高気温 30.3℃   天気 晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温 15.2℃   昨日の最高気温 25.2℃

散歩道の公園
川沿いの柵に
ルコウソウが絡みつき
花を咲かせています。


細く繊細なレース状の
葉がとても涼しげです。


深紅で小さな星形の花も
とても可愛く感じます。


毎年
この花の写真を
撮っていますが
どう撮ってあげるのが
綺麗に見えるのか
悩んでしまいます。


小さな花の割には
花粉のつぶつぶが
大きいので
カメラの性能ギリギリ
超アップで蕊を
狙ってみました。




さすが
これだけアップで撮ると
雌しべの厚みは
表現できません。


こんなマクロの世界
なかなか見る機会が
ないと思います。


ちなみに
ルコウソウって
漢字でどう書くのか
調べてみました
縷紅草と書くようです。


縷(る)と言う漢字
縷々説明する
縷々綿々と話す
などと使いますが
縷には細い糸と言う意味が
あるようです。


縷紅草とは
細い糸のような葉に
赤い花が咲くと言う意味に
なるのでしょうか?



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クズの花考

2020-09-11 06:50:46 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温 24.2℃   昨日の最高気温 29.6℃   天気 曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温 16.8℃   昨日の最高気温 21.0℃

秋の七草のひとつ
クズの写真を
撮ってきました。


先日
なつみかんさんのブログ
『なつみかんの木々を見上げて』
紹介されていましたが
真似をしたわけでは
ありません。(笑)


偶然
同じような時期に
クズの花の写真を
撮っていました。


きっと重なる部分も
あると思います
両方読んでいただくと
クズと言う植物が
よく分かると思います。


秋の七草の一種ですが
夏の暑い盛りの頃から
花をつけ始めます。


花の蕾は
こんな感じで
葉と同じ節の所から
蕾が伸びてきます。


長い花穂は
先の方が細く
下から上に
咲き上がります。


ひとつの花を見ると
黄色い大きな蜜標(みつひょう)が
目立ちます
蜜のある場所をハチ等に
教えているのです。


撮影していて
思ったのですが
クズの花穂は
巻き付いた蔓の
上の方に多いのです。


それに
大きな三枚の葉の陰に
隠れていることも
しばしばです
クズの繁殖力の強さで
かえって花が目立ちません。


ところがどっこい
花粉を運ぶハナバチが
活動する昼間
太陽が出ていると
クズの3枚の葉は
綺麗に折りたたまれています。


暑さを避けるために
折りたたむのだと
世間では言われていますが。


それだけではなく
花を目立たせる
役目があるのではと
思っています。


できるだけ
なつみかんさんと
被らないように
頑張りました。(笑)

(2016.11.16 撮影)



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