ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

東京都清瀬市中里にある清瀬金山緑地公園では、これから冬を越すマガモなどを観察しました

2019年12月09日 | 季節の移ろい
 東京都清瀬市中里にある清瀬金山緑地公園に野鳥観察に行って来ました。ここは、これから冬を越すカモなどを観察できる緑地公園です。

 この清瀬金山緑地公園は、荒川の支流に設けられた調整池を中心した自然観察公園です。荒川の支流が水を引き込んで、水路や池などが設けられています。

 荒川の支流から水を引き込む水路です。なかなかの水量です。



 ダイサギが1羽、休んでいます。



 一番大きな池を中心としたメインゾーンに対して、少し離れた、やや小振りな池を中心とするサブゾーンには、ほとんど人が来ていません。

 そのやや小振りな池では、マガモが数羽、浮かんでいます。







 池の端には、カイツブリもいました。





 マガモをよく観察しようと、池に近づくと、アオサギが驚いて飛び上がり、どこかに逃げて行きました。



 別のダイサギもいます。

 手前の大きな岩の上には、ヒヨドリが2羽、留まっていました。



 このサブゾーンでは、埼玉県南部の市街地の水辺で出会う、ごく普通のカモやサギなどがいました。

 この辺りでは、サザンカの花をたくさん咲かせた木がいくつかあります。





 サザンカの花は、12月上旬を明るく飾ります。

 清瀬金山緑地公園内にはソメイヨシノの大木がいくつもあります。

 そのソメイヨシノの大木の枝先では、シジュウカラがエサを探して、動き回っています。









 シジュウカラは、12月の内にたくさん食べておこうという作戦のようです。

 なお、清瀬金山緑地公園の調整池に水を送り込んでいる荒川の支流の岸辺は高さが5、6メートル以上あります。大まかにいえば、この荒川支流の流域は、かなり広がったV字谷の形状になっています。

 この荒川の支流の岸辺にはソメイヨシノやその他の木々が育っています。その木々の幹の高さ4、5メートル辺りに、プラスチックゴミが目立つほどに付いています。

 このプラスチックゴミは、10月12日深夜に通過した台風19号が降らせた大雨によって、この高さまで水位が上がった証拠です。

 多くの作業員の方が、このゴミの除去と、折れた木々の枝を片付ける作業をしています。

 台風19号が通過してから1カ月になりつつあります。このゴミの除去は、下流側から、あるいは上流側から進めて来て、現在、この辺りまで辿り着いたようです。

 改めて、台風19号の被害の大きさを痛感しました。