AKira Manabe ブンブン日記

enjoy eating fun to cooking

友、遠方より来たる

2013-06-23 02:06:37 | Weblog
【不幸の国と幸せの国】

『幸福』の反対は、『不幸』だということになりますが、この2つの距離は、どれだけ離れているのでしょうか。

ここに、ひとりの「不幸の国」の住人がいるとします。

彼は、自分が住んでいるところがイヤでイヤで溜まりません。

太陽が昇るとまぶしいし、夜は暗くなって怖いのです。

晴れの日は、暑くて汗をかいて不快だし、

雨が降れば降ったで、濡れるのがうっとうしく思えます。

夏はうんざりするほど暑いし、冬が来れば寒くてやりきれない。

春と秋の、ちょうどいい気候の頃なんて、すぐに過ぎていってしまいます。

それに、仕事は忙しくて疲れるし、家に帰れば、狭いところに家族がひしめいていて、

うるさくて心の休まるときもありません。


一生懸命に仕事をしても誰も認めてくれないし、

家族のためにがんばっても、感謝のひとつもされたことがない。

彼は、自分がこんな国に生まれてきてしまったことを嘆いています。


これは自分ではどうすることもできないのだとあきらめ、

ただツイていないことを恨んでいるのです。


こんなところに住んでいるから、いつまでたっても不幸なんだと思っています。


さて今度は、「幸福の国」に住んでいる人をご紹介しましょう。

彼は、自分が、この国に生まれてきたことに感謝しています。

だって、毎日太陽が昇ってすべてを照らしてくれるし、夜には美しい星を見せてくれます。

晴れの日は身体を温めてくれるし、ときおり雨が降って大地を潤し、心を洗い流す時間をプレゼントしてくれるのです。

暑い夏には、泳ぎに行ったり、夕涼みをして楽しむことができますし、

冬は、スキーをしたり、温かい料理に心が和んだりします。

おまけに、春や秋の、心地よい季節だってあるのです。

ありがたいことに忙しく仕事をさせていただいているし、家には家族が大勢いて賑やかです。

仕事では、うまくいくときばかりではありませんが、自分なりに努力しています。

それに、愛する家族がいるから幸せなんだと感謝してがんばっています。

本当に、今、こんな幸せな国にいることに満足しているのです。

このふたりは、ずいぶん違う国に暮らしているようにも思えますが、

実は同じ家に住んでいるのだと言ったら信じられますか。

そう、「幸福の国」と「不幸の国」の距離は、本当はゼロなのです。

『幸福』と『不幸』は、コインの裏表のように、違っているように見えて、実は同じもののようですね。

「不幸の国」に飽きたら、いつでも「幸福の国」に引っ越すことができるのですよ。



◆◆岡山から

今日はナトゥーレに岡山から、友人の沼田さんがたくさんの友人を連れてご来店してくれました。

先週は、仙台から佐々木さん、今週は、岡山から沼田さん。

友達が来てくれるのは、とても嬉しいことです。

友情に感謝です。ありがとうございました。



◆◆退院

5月23日から入院していた総務部長の由美子さんが、26日に退院できそうです。

今日病院に行ったら、だいぶ顔色も良くなり、術後の経過もよいようです。


私もこの1ヶ月は、事務所に仕事に家庭にと、中々あわただしかったです。

改めて、家族の支えや社員さんの支えがあって会社があることを身を持って体験させてもらいました。


さて、踊り場は終わり、いよいよこれからは前に向いて進まなくてはなりません。

準備している出店を進めていきますよ。