AKira Manabe ブンブン日記

enjoy eating fun to cooking

解釈力

2013-06-19 05:36:36 | Weblog
【幸せ】

松下幸之助氏は9歳の時に一人で和歌山から夜行にのって、丁稚奉公のために大阪にやってきました。

そんな幼い子供が母親と別れてたった一人で働きにでたんです。

松下電工の会長をやっていた丹波正治さんは、

松下幸之助にそのときのことをこう質問している。

「寂しくなかったんですか?」

松下氏の答えは

「生まれて初めての電車や。ものめずらしくて興奮して寝てるどころじゃなかった」

丹波正治さんは、今度はこう聞いてみた。

「丁稚奉公では、奉公先の子供をおんぶして子守していたでしょ。子供の世話は大変だったでしょ?」


松下氏の答えは

「泣いたらアメでもなめさせれば泣き止むことがすぐわかった。だから背中におぶりながら、自分の好きな機械を眺めて過ごせる毎日が楽しくてしょうがなかった」


丹波正治さんは、今度はこう聞いてみた。


「それでは、電灯会社に勤務したとき、夏の暑いときに毎日、屋根裏にもぐったりして嫌になりませんでしたか?」


松下氏の答えは


「そりゃあ、屋根裏にいるときは暑い。しかし出てきた時の爽快感ときたら、何ものにも代えられんな。最高の気分やった」

丹波さんは、もう聞くのを止めたという。


何を聞いても、松下幸之助翁は、辛い、嫌だと思っていないことがわかったから。


どんなに辛いと思えるような境遇でも「幸せ」を感じる心「今」ある幸せに気づくこと大切ですね。



◆◆解釈力

幸不幸はどんな人にも同じようにやってきます。


私も周りの人は、すべてがすごく順調にいってるように見る人もいるようです。

人生はいろんなことが起こります。

素晴らしい先生たちのお話しを聞かせていただいて、わかったことは、人生で成功している人が、他の人と何が違うかというと、起きたことに対する解釈力が違うことがわかりました。

先に書いた松下幸之助さんも、解釈が違います。


たとえば

交通事故に巻き込まれても、「よかったぁ、怪我しなくて」と捉えます。

怪我をしたとしても、「よかったぁ、軽症ですんで」と捉えます。

骨が折れたとしても、「よかったぁ、命に別状なくて」と捉えます。


このように捉えることをプラス受信と言います。


さぁ、皆さんも日々の出来事をマイナス受信からプラス受信に、解釈を変えてみてください。


周りの景色が変わりますよ。