論語を学ぶ

◆◆霊山記念館

今朝は奈良を出て、京都の霊山記念館に来ました。

ここは幕末の志士のお墓があるところで、坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓もこの場所にあります。

この記念館は松下幸之助さんが、私財を投じて作られたもので、幕末史の様々な品が飾られています。


今日は、日創研主催の社長塾を受講するために来ました。

社長塾の講師は、論語普及協会の伊與田覺先生です。

伊與田先生は、大正五年生まれの97歳。私の亡くなったじいちゃんと同じ年です。

若い時に安岡正篤先生に師事し、その後松下幸之助翁に請われて論語を教えておられます。

一年間の研修ですが…

「大学」「中庸」「論語」の三つの書物を教材に学んでいきます。

これらの書物は、約2300年前の孔子と弟子たちのやりとりを、その後弟子たちがまとめたものです。


「論語」を学ぶとは何かというと、社会にいい影響を与える人間になるにはどうしたらいいのかを、内面（玄徳）と実践（明徳）との両面から学ぶ学問です。

「論語」というのは難しいものというイメージでしたが、伊與田先生の解説はとても分かりやすく、初心者の私でも何とかついていけそうです。


よく言う「論語読みの論語」にならないように、実践ということを肝に銘じて学んでいきますね。



◆◆春よ来い

しかしながら、昨日今日と、こっちは真冬のような寒さでした。

二月堂のお水取りが終われば春になると、こちらでは言われているようですから、これから一日一日暖かくなることを期待して、楽しみに春を待ちたいと思います。