AKira Manabe ブンブン日記

enjoy eating fun to cooking

あるべき姿

2011-03-22 03:09:42 | Weblog
人生でいちばん悔いが残るのは挑戦しなかったことです。新しい可能性に挑んで、失敗したことではありません。
(UNIQLO 柳井正)



◆◆三連休

三連休最後の日が雨でしたね。今日も寒かったです。

春分の日ということで、春は目の前に来ています。

宇和島では桜が咲き、いち早く春の訪れがあったようです。



◆◆あるべき姿

今日は、お店をぐるりと回ってきました。

祭日のランチタイムですから、どこも忙しそうでしたね。


現場に行くとお店の状態がよくわかります。


何によってジャッジしているかというと、そのお店の“あるべき姿”と現状を比較しています。


キッチンの段取りや動き、商品の提供スピード、スタッフの表情、手元の動き。

ホールのオペレーション、担当制、スタッフの目線、動き方、優先順位、笑顔、表情。

音楽、照度、室内の温度、外の清掃など見るポイントはたくさんありますが、一つひとつ細かくチェックしています。


何故なら、あるべき姿こそが理念が形になったものだからです。


「ユニホームきちんと着ろよ」
「髪切ったほうがいいんじゃない」
「表情暗いね、明るくしなくっちゃ」
「テーブルの上をもっと見て」
「取り皿代えるタイミングだよ」
「もっと美味しそうに盛り付けしないといかんよ」
「周りをよく見て仕事しないと」

などなど、私や店長にチェックされた人もいるでしょ。

実は、これこそが理念の浸透のOJTなんです。

理念とは単なる文章ですが、文章を覚えることが理念の浸透ではなく、理念とは商品やサービスに現れるだけでなく、価格の設定などに具体的に形となってあらわれるものなのです。

いわゆるマルブンのこだわりそのものが理念と言えます。

生クリームの乳脂肪の選び方、クリームソースの煮詰め方、オリーブオイルの品質、ニンニクの切り方なども理念が形になったものといえるでしょう。


皆さん、お店のあるべき姿は明確ですか?


もし!ギャップがあるなら、それを埋めるのがマネジメントなのです。

ギャップが問題なのですからね。

売上の高低もギャップです。

高ければよいですが、低いと問題です。


私たちは、お店の理想の姿に向かっているのです。


あるべき姿をきっちり見ていき、しっかり問題解決していきましょう。

それが仕事をするということなのです。