日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

並んで

2008年09月14日 13時23分00秒 | 日々の暮らし
娘がソファに寝転びながら、3人におやつをあげています。
「お座り!」
「誰? 聞いてないのは!」って、アンが叱られています。
おやつが貰えると分かると、3人はソファの傍に並んでお座りします。
3人の後姿が、可愛くて。。。
私は家事をしながら、3人の様子を眺めています。

マリーとアトムはおやつが貰えると思うと、じっとお座りしたまま待てるのですが、アンは長引くと伏せてしまいます。
2人のように食い意地が張っていない所為なのか、途中で「もういいか。」って思う様です。

マリーとアトムは1つおやつをもらっても、まだ娘がおやつを持っているのが分かっているので、そのままお座りして次を待っているのですが、アンだけは違います。
1人だけウロウロ動き回ってどこかへ行ってしまうのですが、「お座り!」の声がすると、マリーとアトムの傍に飛んで戻ります。

          

「次は、3人のおやつをここに置くから、待って一斉に食べるのよ。」って、娘が説明をしています。
「無理でしょう。 おやつを見たら、待てないよ。」って私。

「えっ~、でもやってみる。」
「よし!でみんな揃って食べるのよ。」
「みんなのを置くまで、待ってるのよ。」って、一生懸命に娘は3人に話して聞かせています。
初めにマリーの前におやつを置いて、次にアンの前に置きました。
アンは「待て!」も聞かずに、あっという間に食べてしまいました。
「マリーを見てよ。待ってるでしょ。 アンは、何で待てないの?」って、アンは叱られています。
で、私がアンを後ろから引っ張って、もう1度おやつを置いて、「待て!」をさせました。
次にアトムの前におやつを置くと、アトムもあっという間に食べてしまって、それを見たアンもまた食べてしまいました。

          

結局「待て!」ができたのは、マリーだけだと思って、娘が「マリー、食べてもいいよ。」って言いました。
でも、マリーはおやつに飛びつきません。
「えっ~、何で?」
「見えてないんだ~。」
マリーの位置から、ソファの上に置いてあるおやつが見えていなかったのです。
見えていたら、マリーも待つ筈がありません。アンやアトムの様にすぐに食べていたと思います。
「何で、待てないのよ~。」って娘は言いますが、今までに教えた事がないので、教えられてない事は3人にはできません。

          

娘は、3人におやつを全部あげ終わってから、
「1番できの悪い子は、アンやね~。」
「やっぱり、マリーが1番賢いね~。」って、マリー大好きの娘は言っています。
いいえ、アンは食い意地が張ってないので、おやつに釣られる事が少ないだけなのです。

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