日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

金比羅宮へ

2013年03月24日 21時30分00秒 | 日々の暮らし

心配していた雨も降らずに、今日はいいお天気になりそうです。

「金比羅さんへ、おじいちゃんに会いに行こう!」
って6ヶ月前に家族で話していた高松へ行って来ました。

行く数日前に、喘息の前兆が出て、内科医院でお薬をもらいました。

「無理して上まで上がる事はないですよ。」
「みんなが降りてくるまで、下で待っていればいいんですよ。」
って先生に言われたのですが、お薬のお陰で喘息が出る事なく、元気に出掛ける事ができました。

娘の彼も一緒に。。。初めての4人での日帰り旅行です。
いつもどこかへ行く時には、家族3人なのに、彼が一人増えるだけで、喜びが何倍にも増える様に思います。

          

新幹線とマリンライナーに乗って、高松からはレンタカーを借りて。。。金比羅宮まで行きました。

実家の家族と揃って金比羅宮に行っていた頃、いつも立ち寄っていたお店でおうどんを食べてから、階段を上り始めました。

本宮まで長い休憩をする事無く、主人に手を引っ張ってもらいながら上がりました。

娘と彼は、時々走り出したり、機嫌よく仲良く階段を上がっています。
若いので、とっても元気です。

          

本宮に上がるまでに、父が寄付した石柱があり、それを見つけた時には父がそこにいる様に思えて。。。

「お母さ~ん! おじいちゃんよ~!」
って娘は石柱に抱きついていました。

石柱に刻んである父の名前を何度も撫でて。。。

父が元気に階段を上がっている姿が思い出されました。

父は元気な時の父のまま、まっすぐに堂々と私達の方を見て立っていました。

          

本宮まで上がると、懐かしい見慣れた景色が広がっています。

何も考えずに、階段が多い事だけを考えて上っていた遠い昔の頃と違って、父を亡くした今は、感じる事がとっても多くありました。

『人は亡くなると、ずっとお墓の中にいるんじゃないな。』
『その人が一番思い入れの深かった場所に、「魂」は戻って来るんじゃないのかな?』
・・・・・
『父はここにいる。。。』

そんな風に強く感じました。

          

奥社までの道に、実家の家族全員(私達家族や姉家族も含めて)の名前が刻んである石柱もあるので、奥社までの1368段を4人で上り切りました。

『せっかく行くのだから、奥社までしっかり歩きたい。』
と思っていた気持ちと、父が私達を金比羅宮へ呼んでくれた気持が重なって。。。万全の体調ではなかったのですが、驚く程元気に上がれました。

          

常に笑い声が響いている、機嫌のいい娘と彼からはたくさんの元気をもらって。。。
主人にはバッグを持ってもらい、ずっと手を引っ張ってもらって。。。

桜も咲いていて。。。

主人も私も、娘も彼も、
「とっても充実していて、楽しい1日が過ごせた。」
って喜んでいます。

「物事って、きっと成せるんだよね。」
「おじいちゃんに会って、そう思った。」
って娘が家に帰ってから言っていましたが、私も父に会って同じ事を思いました。

『夢が実現する様に頑張らないと。。。』

父からたくさんの力をもらった様な気がします。


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